2006年9月1日に、ペーター・シュライヤー(フォルクスワーゲングループ全体のデザイン部門の元トップ)がKIAのCDO(Chief Design Officer、最高デザイン責任者)として招へいされた。シュライヤーは、各車種に「タイガーノーズグリル」[10]として知られる新しいコーポレートグリルを導入した。シュライヤーは「私は力強い視覚面での信号、印、識別子を求めた。車の前面にはこの認識やこの表現が必要とされる。車は顔を必要とし、私は新しいキアの顔は強力で独特なものだと考える。人目を惹くことは不可欠であり、顔は遠くからでさえ直ちにキアを識別可能であるべきだ」[11]と述べている。なお、シュライヤーは、2012年12月に起亜の社長ならびに現代自動車グループの最高デザイン責任者に就任した。
モータースポーツSTCCのオプティマBDEリオのRXカー
1990年代にセフィアがグループNで公認を取得しており、WRC(世界ラリー選手権)・APRC(アジアパシフィックラリー選手権)併催のラリー・オーストラリアにワークス体制で韓国人ドライバーが参戦し、N2クラス・N3クラスで1位を獲得している[12]。
2010年に北米PWCのキネティック・モータースポーツを支援し、KIA Racingとして自動車レースへの初のワークス参戦を開始。以降ツーリングカーレースを中心に活動している。2014年にはPWCのGTSクラス(オプティマ)とTC-Aクラス(フォルテ クープ)でチャンピオンを獲得した[13]。
2016年には元WRCドライバーのマンフレッド・ストール率いる技術者集団STARD(Stohl Advanced Research and Development)の協力を得て、TCR規定のシード GT TCRを開発。TCRインターナショナルにも参戦した。
STCC(スカンディナビア・ツーリングカー選手権)にも2014年からプライベーターがオプティマで参戦。TCR規定が導入されて以降はシードに車両をスイッチしたが、2017年で活動を休止している[14]。
ラリークロスでは元WRCドライバーのジジ・ガリ率いるGGRXがリオをベースとしたRXスーパーカーを開発し、2017年から散発的に世界ラリークロス選手権(World RX)に参戦している[15]。 セダン
現行車種一覧
K9/K900/クオリス
K8
K5/マジェンティス/オプティマ/K5ハイブリッド
K3/フォルテ/セラトー
K4/カシェット
SUV
セルトス
スポーテージ
ニロ/ニロプラグインハイブリッド/ニロEV
ソレント/ソレントハイブリッド
モハベ
EV6
ハッチバック
K3 GT
バス
グランバード
トラック
ボンゴIII
軍用車
K-151
海外専売車
プライド/リオ/K2(海外市場専売車)
ソウル/ソウルEV(2021年以降は海外市場専売車)
シード(欧州市場専売車)
ストニック(2020年10月以降は海外市場専売車)
テルライド(北米市場専売車)
KXクロス(中国市場専売車)
スティンガー
グランバード
KM25
発売予定車種
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