長年、赤太郎という侍をイメージしたマンガのキャラクターがCMに登場し「伊勢の名物・赤福餅はええじゃないか」のCMソング(作曲:宮崎尚志・歌:藤田まこと、成田賢ほか)とともに人気を博した。また、このCMソングをオフヴォーカルで使った企業イメージCMも、名古屋(主に東海テレビ)・大阪(主に朝日放送テレビ)地区を中心に放映された(「赤福伊勢だより」シリーズなど)。
赤太郎のキャラは、三重県の県域新聞社・伊勢新聞(朝刊専売)の1面題字下に赤福提供で連日掲載していた「まんが天気予報」にも登場した。これは三重県を北中部、南部、伊賀の3地域に分けて天気予報を掲載し、それに関連した赤太郎のイラストを掲載していたというもの。ほかに週刊文春、週刊新潮に広告を掲載。また、伊勢市・鳥羽市・志摩市周辺の国道沿いや近鉄の駅には赤福の広告看板が多数設置されている[要出典]。
赤太郎の生年月日はテレビCMを開始した昭和38年5月19日生まれとしている。性格:明朗、情け深い、ドジ。
なお、後述する消費期限および製造日、原材料表示偽装事件のため、一時期、これらのCM・広告掲載は自粛した(伊勢新聞の天気予報記事も中止)。
朔日餅(ついたちもち)詳細は「朔日餅」を参照朔日餅の例
立春大吉餅(2月)
1月を除く毎月1日にその月にちなんで発売される餅。
朔日参りの参拝客へのもてなしに1978年に発売開始した[17]。朔とは太陰太陽暦こと和暦の旧暦における新月である月の第一日目のこと。開始当時は、店内での提供のみであったが、のちに持ち帰り用が発売されるようになった。
現在では、本店および四日市市・名古屋市・大阪市・神戸市にある百貨店内の直営店で、予約販売をするようになった[要出典]。
2020年は新型コロナウイルス感染症の流行 により、5月から7月まで、販売を休止したが、8月より再開した[18]。 株式会社 赤福
企業としての赤福
AKAFUKU Co., Ltd.
赤福 本店
(2014年3月8日撮影)
種類株式会社
本社所在地 日本
〒516-0021
三重県伊勢市朝熊町
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度28分40秒 東経136度45分10秒 / 北緯34.477772度 東経136.752673度 / 34.477772; 136.752673
社長は12代目(企業化4代目)のM田勝子(はまだ まさるこ。株式会社初代社長[20]・M田ますの孫である益嗣の妻。安保正敏の三女。前社長・M田典保の母)。2014年4月23日より現職。非上場企業であり、赤福の発行済み株式はM田一族が大株主の濱田総業が84%を保有。残りは益嗣と典保が二分している[21][22]。
企業としても、伊勢市における影響力は近鉄グループと並んで大きく、10代目・2代社長で前会長のM田益嗣は伊勢商工会議所会頭を兼ねていた(消費期限偽装問題の責任を取って会長は2007年10月31日付で、会頭は同じく10月18日付で辞職)。その際、2007年5月にJR東海の参宮線を2013年の式年遷宮前に廃線にし、伊勢市駅構内の車両基地を駐車場にする意向を発言して、物議を醸したこともあった。