赤木リツコ
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名前の由来については、命名した庵野も思い出せないという[6]
青葉シゲル(あおば シゲル)
声 -
子安武人特務機関NERV本部オペレーターで、階級は二尉。NERV本部中央作戦室付オペレーター。年齢不詳だが20代。誕生日は5月5日。趣味はエレキベース。外見中の特徴は肩につく程度に伸びている長髪。本編で唯一名前を呼ばれることのなかった主要キャラクターで、『序』DVDの付属リーフレットでも登場した主要NERV職員中唯一記載がなかった。性格や個性の描写も劇中ではほとんどないが、同僚のオペレーター仲間の伊吹や日向とはよく絡む。作戦指揮をNERV本部の外で行った第6話・第10話などでは作戦指揮所に随行しないのも、他のオペレーターとの差になっている。旧劇場版第25話ではパニック状態の伊吹を叱咤するシーンがある。旧劇場版26話にて人類補完計画が発動した際、伊吹・日向・冬月はそれぞれの想い人の姿をしたアンチA.T.フィールドによってL.C.L.に還元されたが、青葉だけは1人怯えながら綾波レイの姿をしたアンチA.T.フィールドの大群によって無理矢理L.C.L.化された。この様子が印象的であったため、劇場版公開後に出版された『アニメージュ1997年9月号ではこの場面をネタにした投稿が多数寄せられた。セガサターン用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』では、ミサトの依頼によってシンジたちが文化発表会のために再結成した地球防衛バンドの指導のために第一中学を訪れ、トウジにギターテクニックを伝授するという展開がある。新劇場版においても日向同様の経緯をたどっているが、『Q』以降では顎髭を生やすなど若干容姿が変更されている。また所属は『序』ではNERV本部中央作戦司令部情報局第二課、『破』ではNERV調査部情報局第一課所属と変更になっている。名前の由来は、大日本帝国海軍青葉型重巡洋艦1番艦「青葉」と、井上ひさし原作による岡本喜八の映画『青葉繁れる』[6]
加持リョウジ(かじ リョウジ)
声 -
山寺宏一特務機関NERV特殊監査部所属。1985年6月17日生まれの30歳[注 13]。以前はドイツ支部にてアスカの保護責任者を務めており、第8話で彼女に随伴し来日した。一見飄々としていて陽気なプレイボーイであり、暇さえあればNERVの女性職員に見境なく声をかけている。表向きはNERV特殊監査部所属の一介の職員であるが、同時に日本政府のスパイであり、さらにゼーレがゲンドウを監視するために送り込んだ「鈴」でもあった。セカンドインパクトの真実を知りたいと強く願っており、三重スパイとしての活動もそれゆえである。胎児状に復元されたアダムを碇ゲンドウに横流しするなど、単なるスパイとしての情報収集だけでなく、実行部隊としての活動も請け負っていたようである。そしてゲンドウは彼がスパイであるということを知りながらもそれを咎めたりせず、むしろいいように泳がせて利用しており、当の加持もそのことを承知の上で好き放題にふるまっていた。しかし「鈴」としての役割を十分に果たさなかったためゼーレから不信を抱かれ、第21話において拘束した冬月を無断で解放したことが決定打になり暗殺された[注 14]。調べ上げた「真実」は、ミサトに託された。ミサトとリツコとは大学時代からの友人であり、特にミサトとは恋人同士だった時期もある。一度は関係を断つが、同じNERV本部における同僚となり、セカンドインパクトの真相を追い求める同志を経て再び恋仲となる。アスカからは何度か好意をアピールされているが、子供だからといって構うことすらない。普段の生活では、NERV施設(ジオフロント)内でスイカを育てている[16]。リツコとは「リョウちゃん」「リっちゃん」と呼び合う仲でもある。漫画版では、加持自身の過去や、ミサトの恋人になったいきさつが語られている。特にシンジに対しては大きな助言・指導を行い、後の彼の行動に多大な影響を及ぼす。ダミーシステムによりトウジが死亡した後、ダミーシステムを発動したゲンドウがトウジを殺したとして逃げるシンジを加持が叱咤激励し、彼が再びエヴァに乗る決心をさせ、同時に嫌悪する父・ゲンドウと対峙する機会を作るきっかけを作った。しかし、アスカに対しては憧れの対象とされながらもあまり良い影響を与えることはなく[注 15]、彼の対応がアスカの感情を空回りさせる一端を担い、アスカの精神汚染の被害を助長してしまうが、人類補完計画発動時はアンチA.T.フィールドとして彼女の前に現れ補完した。新劇場版では『破』から登場。NERV主席監察官の地位にある。物語開始時点で仮設5号機パイロットのマリと知り合いであり、仮設5号機が急造品であることを詫びている。しかし、その直後にあっさりとベタニアベースを脱出。その後NERV本部に現れるくだりはテレビ版とさほど変わらないが、先の事件が5号機を葬るために彼が工作していたことが示され、持参した重要物品は胎児状のアダムではなく「ネブカドネザルの鍵」と呼ばれる物品に変更されている。EVAパイロットとその同級生たちを海洋生物研究所の社会見学に招待し、セカンドインパクト前の海洋生物や海の水を見学させ、命について教えるなど、教師的な存在としても描かれている。他にもシンジに対してキスをしようとしてからかうなどお茶目な一面もある。ジオフロント内でスイカを育てているのも同様であり、シンジに缶コーヒー一本で畑仕事を手伝わせた。この時シンジを諭した後、「葛城を守ってくれ」と頼んでいる。テレビ版とは異なり、アスカとは面識がない。海洋生物研究所で一度顔を合わせてはいるものの、興味すら抱かれておらず、本編を通して会話もしていない。『Q』では登場せず、『シン』においてサードインパクトを止めるべく自ら犠牲となったことが判明。その後カヲルの補完シーンで、司令服を着用したカヲルを「渚司令」と呼び親しげに会話する様子が描かれたが、カヲルを司令と呼ぶ理由、彼の相手が加持であった意味については劇中では示されなかった。2021年7月11日の『シン・エヴァンゲリオン劇場版? フィナーレ舞台挨拶』において、『破』の後ゲンドウと冬月がNERVを追われ、復権するまでの間にカヲルが司令、加持が副指令に就いていたことが明かされた。復権後はNERVを離れてWILLEの支援組織KREDITに移ったという。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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