赤木リツコ
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名前の由来は村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物と新幹線ひかり」号[6]。2018年、後述する「EVA新幹線」と、それに乗る碇シンジがテレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』に登場するのに合わせて、ヒカリも登場する。声は原作同様、岩男潤子が担当[25](同じ回に登場する姉「コダマ」、妹「ノゾミ」については、#その他の人物を参照)。『スーパーロボット大戦α』の一部シナリオでは、前述した彼女の「トウジに逢いたい」という(漫画版の)念願が叶っている。
第3村

『シン・エヴァンゲリオン劇場版?』から登場する、ニアサードインパクトの生き残りが暮らす村の住人。
加持リョウジ(少年)(かじ リョウジ)
声 -
内山昂輝加持とミサトの息子。父親とは同姓同名。母であるミサトの意向で赤子のうちに彼女と離別、両親の顔や名前も知らない。ケンスケを「先生」と呼び、コア化した地域での実験作業を手伝っている。孤独な生い立ちにもかかわらずそれを感じさせない人当たりの良い性格で、シンジともわずかな面会時間で打ち解ける。
鈴原ツバメ(すずはら ツバメ)
トウジとヒカリの娘。乳児。アヤナミレイ(仮称)に懐く。
洞木ブンザエモン(ほらき ブンザエモン)
声 -
星野充昭洞木ヒカリの父で、娘夫婦と同居している。意気消沈し第3村に来たシンジが、村では貴重な食事をふるまわれながら食べようとしないことに怒る。
母親たち
碇ユイ(いかり ユイ)
声 -
林原めぐみシンジの実母で、ゲンドウの妻。ゲンドウが人類補完計画に力を注ぐ原因の人物でもある。1977年生まれ、2004年没、享年27歳。ゼーレを後ろ盾にした出自を持つ。公的に「EVA開発のための実験中の事故で死亡」とされているが、実際はEVA初号機に肉体ごと取り込まれて同一化している。冬月とは京都の大学に在籍した時に知り合う[26]。良くない噂の絶えなかったゲンドウと交際、後に結婚。セカンドインパクト後に息子を産み、人工進化研究所やゲヒルンといったゼーレ関連組織で優秀な研究者としてゲンドウと共に働いていた。サードインパクトを防ぐためのEVA建造に力を注ぎ、EVA初号機との接触実験の被験者も引き受けたが、その際の事故で肉体が消滅し、その魂のみを初号機の中に残すこととなった。明朗な性格の持ち主で、人間に対する思考は前向きそのもの。「人類の生きた証を永遠に残す」というのがEVAに取り込まれ無限に生きる存在になった彼女自身の願いである[27]。ゲンドウを「かわいい人」と呼ぶなどその人格にかなりの理解を持っており、周りからは交際を疎まれていたが、彼とは真っ当な相思相愛の関係だった様子。漫画版では何度か作中での描写がある他、既に家庭を築いている兄が一人いる設定を追加されている。L.C.L.還元時にゲンドウと再会した際は彼の今までの行いを悲しんだが、最後までゲンドウへの理解を示した上で、シンジの存在を快く思っていなくても親としての情があることを諭した。補完を否定したシンジの前にゲンドウと共に現れている。第14巻の描き下ろし「夏色のエデン」では彼女の大学生時代が描かれるが、明るく優秀である一方で少々抜けたところのある人物だったようである。この話において、学食でのゲンドウとの馴れ初めの他、彼女は視力が弱く元々は眼鏡を愛用していたこと、それにまつわる真希波マリとの交流が明かされた。『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』では、ゲンドウとは中学生時代に出会い、カヲルの導きで彼と結ばれた過去が描かれている。『碇シンジ育成計画』では生存しており、良妻賢母として夫と息子を支えている。新劇場版では旧姓が「綾波」に改められている。エヴァシリーズの開発初期においてコアへのダイレクトエントリー方式を提案し、自らその被検体となった結果初号機に取り込まれた。『シン』終盤、シンジからネオンジェネシスの儀式を肩代わりし、シンジを現世に送り返す。名前の由来はレイとのと、「唯」との掛詞[6]
赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)
声 -
土井美加リツコの母親。スーパーコンピューターシステム「MAGI」の開発者。MAGIの人格移植OSは彼女の人格がベースになっている。リツコの同級生たちにもその名が知られ、冬月とも以前からの知り合いであった様子が描かれている。ゲンドウとは愛人関係だったが、ゲンドウの方は科学者としての彼女を利用するために関係を持っていただけであり、男女としての情愛は全くなかった。2010年没。娘を彼女の祖母に預けて研究に没頭する生活を送り、娘とはもっぱら手紙での交流だった。セカンドインパクト後、ジオフロントに置かれた人工進化研究所においてゲンドウの元で働き、のちにMAGIを開発、しかしMAGIが完成したその日、1人目のレイから、ゲンドウがナオコについて「ばあさんはしつこい」「ばあさんは用済みだ」と話していたと聞かされ、彼女にユイの面影を見出し、逆上して扼殺。我に返った直後「母としての部分」を移植したMAGIに向かって投身自殺した[28]。彼女の人格を移植したMAGIのうち、「女としての部分」を移植したカスパーは第13話においては使徒イロウルのクラッキングに最後まで抗し、劇場版でリツコがMAGIごと自爆しようとした際にもリツコの命令を拒絶した。MAGIの格納庫内部に多数の裏コードを付箋に書いて貼付けて残してあり、これが結果的に娘のイロウルとの戦いの手助けになった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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