国会及び地方議会の代表者で会議主宰者である。議長席は議場内中央最上段に設けられる。 両議院の議長は国会法上の役員である(国会法第16条第1号)。 議長は各院それぞれ議員の中から単記無記名投票で互選で選ばれ、最多得票者が議長となる(国会法第23条、衆議院規則第3条、参議院規則第4条)。内閣総理大臣指名選挙が記名投票であるのに対して議長選挙は無記名投票である[1]。議長の進退は国事行為の対象ではないが、慣例として議長は就任時と辞任時に皇居へ参内し、就任時には天皇に面会し挨拶を、辞任時は天皇への挨拶の記帳を行う[2][3]。
国会の議長
選任