議員会館
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10年の契約が終わったらそれぞれ衆議院、参議院からの総合評価が入り、今までの企業での10年続行か変更かになる。それぞれの企業体については
参議院議員会館

HOR議員会館PFI株式会社

代表企業
東急コミュニティー

構成企業セコム鹿島建設日本管財太平ビルサービス

その他、福利厚生など協力企業
衆議院議員会館

HOR会館2PFI株式会社

代表企業
大林ファシリティーズ

構成企業三菱地所プロパティマネジメント、ハリマビステム、全日警

その他、福利厚生など協力企業である。
入館

国会議員や秘書職員帯用証携帯の記者議員記章など、全員が専用の議院記章や通行証を持っている)以外の一般人の入館には手続きがあり、新議員会館では、入館時に玄関から入った後、向かって右側の入り口から建物に入館し、セキュリティチェックを受け(金属探知検査ゲートや持ち物検査用X線検査装置の検査をされる[7])、そこから、玄関ロビーの受付台にて「面会証」に必要事項を記入し、受付にて面会証を受付に提示する。その時、受付に設置してある監視カメラを通じて、画像が行き先の議員事務所各室に転送されている。その上で訪問先の秘書・事務所職員の許可が無いと、議員会館に入ることは出来ない(たまたま不在で議員事務所職員が居ない場合も同じ)。夜間、休日は防災センター及びサービスセンターにて警備員が常駐してるので、そこから通行証を持って入るか無い場合には受付が必要である。その後、ICチップ内蔵の「ICカード入館証」をセキュリティゲートにかざして入場する。複数の議員事務所に訪問する場合は、その訪問先一枚ずつ面会証を記入しなければならない。また、入館しても面会証記載以外の議員事務所に立ち寄る事は、固く禁じられている。

退館時は、ICカード入館証をセキュリティーゲートの「リーダライタ」にタッチして出場し、回収ボックスに入館証を投入して、入館時とは別の出入口から退館する様になっている。
通信
電話網

議員会館の電話網は衆議院または参議院の電話網(ビル電話)に組み込まれており、外線を通ずることなく議事堂内との連絡が可能であるが、各議員事務室にも衆議院または参議院の内線電話が敷設されている。議員の自費により直通電話を敷設することも可能である。
参議院議員会館

新しい参議院議員会館については、2010年(平成22年)7月11日に実施された第22回参議院議員通常選挙の後に使用が開始されたため、議員事務室の電話番号は、旧来の電話番号から強制的に新しい電話番号に切り替えとなった。新しい議員事務所の電話番号は、下4桁の番号に対して『一定の法則』が存在する。

電話番号:03-6550-◯◯◯◯(◯の中に部屋番号と同じ番号が振られる)

FAX:03-6551-◯◯◯◯(◯の中に部屋番号と同じ番号が振られる)

ケーブルテレビ

議員会館の各部屋には、国会本会議や各委員会で開会し審議している様子が国会専用CATVにて配信されている。配信内容は国会インターネット審議中継と同じ映像と音声を使用している。受信には専用のセットトップボックスで受信し、それで受信した端子から一般で販売されているテレビで視聴が可能となっている。
イントラネット

衆議院・参議院ともに立法事務に資するための情報ネットワークシステム(イントラネット)が整備されており、議員事務室にはパソコン端末が配備されている。議員と公設秘書にはそれぞれ、インターネットサービスプロバイダに加入しているか否かを問わず、以下のメールアドレスが割り当てられる(電子メールアドレスは国会議員全員に割り当てられているが、コンピュータセキュリティや好んで使わない理由から、一般には公表されていない場合もある)。
衆議院


g00000@shugiin.go.jp(議員本人用。「00000」の部分は5ケタの数字が入る)

h00000@shugiin.go.jp(公設秘書用。上記に同じ)

参議院


hoge_hoge@sangiin.go.jp(議員本人用。「hoge_hoge」の部分は「名_姓」)

hoge_hoge01@sangiin.go.jp(公設秘書用。議員用の末尾に2ケタの数字を付加)

旧議員会館旧衆議院第一議員会館。右遠方に見えるのが、旧衆議院第二議員会館
旧議員会館各館の概要旧衆議院第一議員会館
旧衆議院第一議員会館


所在地 - 東京都千代田区永田町二丁目2-1

階数-地上7階/地下3階

敷地面積 - 26,420.79m2

建築面積 - 3,183m2

延床面積 - 30,512m2

議員事務室面積-40m2/室

竣工年月 - 1963年10月

議員事務室以外の事務室 - 衆議院事務局管理部第一議員会館課、各常任委員長室、各特別委員長室、各党政策部会使用室
旧衆議院第二議員会館
旧衆議院第二議員会館


所在地 - 東京都千代田区永田町二丁目1-2

階数-地上7階/地下3階

敷地面積 - 19,703.51m2

建築面積 - 3,187m2

延床面積 - 34,208m2

議員事務室面積-40m2/室

竣工年月 - 1965年9月

議員事務室以外の事務室 - 衆議院事務局管理部第二議員会館課、衆議院調査局各調査室、裁判官訴追委員会
旧参議院議員会館
旧参議院議員会館


所在地 - 東京都千代田区永田町二丁目1-1

敷地面積 - 28,337.7m2

建築面積 - 4,707m2

延床面積 - 34,333m2

竣工年月 - 1965年5月

議員事務室以外の事務室 - 参議院事務局管理部議員会館課、参議院事務局庶務部議員課、参議院事務局議事部請願課、各常任委員長室、各特別委員長室、各調査会長室

旧議員会館議員事務室

約40m2の広さで、廊下側に秘書や事務員が勤務する前室、奥の側が議員用個室と区分されていた。特に前室のスペースが狭く、秘書や事務員用のいすを3セットと本棚を置くと余分なスペースがなくなるほどであり、部外者の待ち合いスペースが確保できないばかりか、執務にすら支障をきたすほどで、この狭さが建て替えの大きな理由の1つとなっていた。なお、議員用のいすやテーブル・応接用ソファなどは議員に無償で貸し出される。エアコン完備。旧議員会館は「アメリカ合衆国上院議員の事務室と比べてみすぼらしい」とする論があるが、これは両国の議員の性質の違いがある。

なお、3棟とも2階から7階まで1フロアにつき42室が設けられていたが、議員定数削減により議員数が減少した結果、使用されなくなったスペースも生じており、そのうちの一部は会議室や面談室・応接室などに転用されていた。
旧議員会館プール

1963年頃、第三議員会館内にあったプール首都高速道路建設に伴い取り壊され、1965年、道路公団の手により第二議員会館裏に新たにプールが設置された。夏場には議員、職員らに開放されたが、実態は防火用水池であった[8]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 国会法第132条の2は、1993年平成5年)5月7日公布・同日施行の国会法改正(国会法の一部を改正する法律・平成5年法律第39号)で新設された条文である。同改正までは第132条第2項に規定されていた。
^ 東京都道二五七号線は国道246号と全線共用(東京都建設局道路管理部編 『東京都道路現況調書』)。

出典^ a b c d衆議院及び参議院新議員会館整備等事業の紹介 (PDF) 国土交通省大臣官房官庁営繕部整備課特別整備室企画専門官 下野博史
^ a b c d特集 衆議院会館・参議院会館 建設グラフ2010年7月号


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