警視庁
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2018年5月29日、世田谷警察署交通官の58歳の男性警視が、東京都渋谷区の路上で女性の体を触ったとして、7月13日に東京都迷惑防止条例違反容疑で書類送検された[41]

2018年11月30日、刑事部所属の51歳の男性警部と、その部下の33歳と29歳の男性巡査部長ら捜査員3人が、窃盗事件の捜査に当たりGPS端末を使用していたにもかかわらず、裁判で「使用していない」との虚偽の証言を行ったとして、警視庁は4人を偽証罪で書類送検した上、停職などの処分とした[42]

2019年8月18日 - JR四ツ谷駅前の交差点を青信号で横断歩道を渡っていた男児(5歳)が薬物事件の尿鑑定のため、新宿警察署から本部庁舎に向かう途中だった緊急走行中のパトカーにはねられ、意識不明の重体となり、9月13日に死亡した。警視庁は運転していた新宿警察署地域課の男性巡査部長(51歳)を自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反(過失致死)容疑で調べている[43]。11月26日、警視庁は男性巡査部長を自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検した。また警視庁は起訴を求める「厳重処分」の意見書を付けた[44]

2020年代

2020年2月4日 - 警務部人事第一課監察係の男性巡査部長(29歳)が府中市の路上を1人で歩いていた同市内の
自営業の女性(70代)から、自転車で追い抜きざまに現金約4万円などが入ったハンドバッグをひったくった。3月19日、窃盗容疑で逮捕。男性巡査部長は容疑を認めた。男性巡査部長は職員の不祥事に関する手続きなどを担当していた[45]

2020年03月27日 - 大崎警察署交通課の男性警部補(60歳)が、2018年12月に東京都品川区内で発生した交通人身事故について、2019年6月、交通事故の捜査結果を検察庁に送致したように見せ掛けるため、捜査書類に虚偽の内容を記載して、交通課長に提出した。男性警部補は「捜査が進んでいないことが発覚するのを恐れた」と供述している。警視庁は、3月27日、男性警部補を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検し、男性警部補を停職1ヵ月の懲戒処分とした。同日付で男性警部補は依願退職。2017年5月と2018年10月に起きた交通事故についても書類を偽造した疑いがあるため、警視庁は後日書類送検する方針[46]

2020年6月26日 - 蔵前警察署交通課長の男性警視(56歳)が当番責任者として勤務中に焼酎ロックなどをマグカップで3杯飲酒。様子がおかしいことに気づいた署員が上司に連絡して署長らが駆けつけ、飲酒検査を行い、アルコールを検出した。当番責任者は宿直時間帯の事件など重大事案などにも対応する。警視庁は7月3日、男性警視を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。男性警視は同日付で依願退職[47]

2020年7月17日 - 刑事部捜査第一課特殊犯捜査係の男性警部補(44歳)が2015年2月?2020年1月に計57回、通勤などの電車賃や私的な駐車場代を捜査用諸雑費として申請し、計13万1,385円の不正利益を得ていた。2020年2月、通勤に小児用回数券を使用したことが東京メトロからの連絡で発覚し、同庁が諸雑費の申請状況を点検し、発覚した。警視庁は男性警部補を虚偽有印公文書作成・同行使と詐欺の容疑で東京地方検察庁に書類送検し、同日付で男性警部補を懲戒免職とした。男性警部補は調べに「将来に備えて少しでも節約したかった」と供述しているという[48]

2020年7月19日 - 警視庁総務部留置管理第一課の男性主事(54歳)が東京都北区の環状7号線に倒れていた男性(21)を車でひいて死亡させた上、逃走した自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕される。男性主事は目撃者を装って119番通報、駆け付けた警察官に仕事があると伝え職場に向かった。「仕事に遅れると思い、職場に通勤することを優先してしまった」という趣旨の供述をしている。また、自家用車で通勤するには所属長の許可が必要だが、男性主事は事前に届け出ていなかった[49][50]

2020年11月20日(処分日) - 生活安全部保安課課長代理の男性警視(62歳)が、2019年1月?2020年4月、東京近郊の自宅から東京都台東区の勤務先までの通勤や帰宅時に公用車を利用。事件捜査などの場合に認められる通行券で、高速道路を無料で57往復していた。不正に支払いを免れていた高速利用代は計約8万8千円で、男性警視は返還手続きを行った。11月20日、警視庁は男性警視を減給100分の10(3ヵ月)の懲戒処分とした。男性警視は同日付で依願退職[51]

2020年12月18日 - 第六機動隊の男性巡査(25歳)が、3?10月、都内各地で警備を行った際、待機場所で20?30代の隊員7人の荷物から、現金計9万3千円を抜き取った。男性巡査は「自分のお金を極力使いたくなかった。食費などに使った」などと説明。12月18日、警視庁は男性巡査を停職1ヵ月の懲戒処分とした。男性巡査は同日付で依願退職[52]

2021年2月15日 - 警視庁は過去に刑事部捜査第一課長をつとめその後新宿警察署長に就任していた50代の男性警視正に対し「警務部付」に異動させる人事を発表した。新宿警察署では緊急走行中のパトカーが男児をはね死亡させる事故や窃盗容疑で外国人を誤認逮捕する不祥事が発生していたこと。また署長本人も関係の深かった女性職員を私的に人事異動させていたことなどが発覚したため署長の任を解かれた。

2022年4月10日 - 警察署内にある自分の机の引き出しに覚醒剤を所持したとして、警視庁は浅草警察署組織犯罪対策課の警部補(51)を覚醒剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕した。警部補は「簡易検査の教材に使おうと思った」と供述しているという[53]

2022年10月7日 - 9月30日、故安倍晋三国葬儀に伴う要人警護のため、都外の警察本部から派遣された警察官の拳銃4丁の管理を怠り一時紛失させたとして、警護課の男性警部補が減給の懲戒処分を受けた[54]

冤罪事件

ここでは警視庁が関わった冤罪が確定(一部も含む)した事件について扱う。

城東署覚醒剤所持捏造事件

青梅事件

土田・日石・ピース缶爆弾事件

東京都中野区暴力団組員殺害事件

八丈島事件


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