警視庁・捜査一課長
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妻には弱いいわゆる恐妻家である[注 10]
歴代の捜査一課長付運転担当刑事捜査一課長には専用の公用車(覆面パトカー[注 11]が与えられており、事件現場に急行する際や捜査に出向く際は必ず公用車に乗ることになっている[注 12]。配下から1名、専属運転手が出される。大岩も捜査一課に配属された当初は運転担当刑事からスタートした。
天笠一馬(あまがさ かずま)巡査部長〈28[8]
演 - 鈴木裕樹[20][21]経歴:警視庁捜査一課長公用車運転担当刑事(第1作 - S1)→ 警視庁捜査一課刑事(S2 - )大岩の捜査一課長公用車の初代運転担当刑事(S1まで)。既婚者。新潟県出身。「刑事」という肩書ではあるものの現場での捜査は許されておらず、度々小山田から叱責され、「まあいいじゃないか」と大岩が間に入ることも多かった。連ドラ版に入って以降、大岩の「空いている時間は有効に使え」との指示に従い、現状検証などで手が空いた際に有効な情報を集めていた。小山田は叱責しつつも誉めており、本人も浮かれるシーンがある。S2から一課長付の運転担当を卒業し、晴れて捜査一課刑事として捜査に走り回るようになった。S3でも引き続き刑事として捜査に走り回っていたが、現運転担当である奥野が負傷して抜けた際には小山田の指示で一時的に大岩の運転担当を務めた[ep 3]。運転担当刑事のなかでは唯一あだ名がなく終始「天笠」と呼ばれている。高校生の時に変なポエムを書いていた[ep 4]
刑部公平(ぎょうぶ こうへい)巡査部長
演 -
田中圭[22](S2)経歴:警視庁捜査一課捜査一課長公用車運転担当刑事(S2)→ 他部署へ異動(S3)大岩の捜査一課長公用車の二代目運転担当刑事。東京都出身[ep 1]。大岩には名字からくるあだ名「ケイブ」で呼ばれる。婚約者がおり、結婚式の日取りも決まっていた。流行りモノに関する知識に長けており、独自の目線で捜査に参加するが、勝手な捜査をするたびに小山田から叱責されてしまうことが多かった。事件を捜査中に犯人に刺されて重傷を負ってしまうが、後に職場復帰を果たす[ep 2]。S3からは、運転担当を卒業し、違う部署へ異動した。
奥野親道(おくの ちかみち)警部補[注 13]
演 - 塙宣之ナイツ[23](S3 - )経歴:警視庁捜査一課(10年前)→ 警視庁の内勤→ 警視庁捜査一課長公用車運転担当刑事(S3 - )大岩の捜査一課長公用車の三代目運転担当刑事。佐賀県出身[ep 5]。好きな色はピンク[ep 6]。元々は10年前に捜査一課に所属していたが、妻ミチコの病死後、娘の子育てのためしばらく内勤に異動し、娘灯里が無事成人したため、再び捜査一課に戻り運転手から始めることになった。主夫経験で得た生活の知恵や女子力を武器に、事件捜査に奔走する。捜査の現場から離れていたことにちなみ、大岩からは「ブランク」というあだ名で呼ばれている[注 14]。大岩の側近として一課長の苦悩や本音を唯一聞くことができる存在でもある。大岩が乗る際は足元にマットを敷き、公用車には娘との家族写真を、後部座席にはコーヒーと冷茶の入った水筒とお菓子を置いている。時折後述のセルフブランディングルームで大岩らが事件について会話するが、その時はエプロンを掛け、お茶を用意する[注 15][注 10]。大岩に同行した際に事件の犯人に殺されそうになった人物を庇って刺され、重傷を負って意識不明に陥ったが、娘に持たされたお守りのおかげで深く刺されなかったために大事には至らず、一命を取り留めた後はすぐに職場復帰を果たす[ep 3]。妻を亡くしてから心に大きな穴が開いたために感情が顔に出なくなり、言葉も抑揚をなくして棒のようになっている[ep 8]
レギュラー刑事
野口秋代〈46[8]
演 - 未來貴子(第1作 - SP5 / SP7)警視庁捜査一課の管理官で階級は警視。捜査一課でも稀な女性幹部。黒もしくは白の服装が多い。出番は、大抵第二の事件が起こってから。捜査会議の際には敬語を使って議事を進行する。
中根穂高〈44[8]
演 - 池田政典[24](第1作 - S2)警視庁捜査一課で階級は警部。4係の係長を務める。捜査会議では、仕切ることもあれば、天笠のように捜査員側につくこともある。S3以降の動向は不明。
田端力
演 -
矢柴俊博[25](S2)警視庁捜査一課の管理官で階級は警視。捜査会議の進行の際、手に白いハンカチを持ったまま会議を進める。また、野口や板木と違い、敬語を使わずに会議を取り仕切る。自ら捜査に出向くことはなく、捜査本部で状況の報告や確認を担当している。
井上孝介
演 -
菊池隆志[26]経歴:成城学中央警察署[27](第1作)→ 警視庁捜査一課5係[28](第2作)→ 羽田警察署[29](第3作)→ 警視庁捜査一課4係[30](第4作 - )天笠と共に捜査で出向くことが多いが、ほとんどの報告を天笠が伝えるため、自ら報告することが少なく、事件現場でも喋ることがあまりない。ヒモだった事がある[ep 4]
板木望子(いたき もちこ)
演 -
陽月華(S3 - )野口の後任。警視庁捜査一課の管理官。階級は警視。採用形態は明らかではないが、若くして警視になっていることから、キャリアか準キャリアと思われる。捜査会議では主として小山田とともに進行役を務める。自分を追い込むことが好きで、時に無茶な命令をされることを好む(曰く「ドM」)。多くの女性捜査員が大岩からあだ名をもらっているのに対し、理由は不明だが、あだ名をもらっていない。前任の野口と同様、捜査会議の際には敬語を使って議事を進行していたが、ときに命令口調が見られる。コスプレをしていたことがある[ep 4]
複数回出演した捜査一課刑事
貝瀬猛警部〈45[8]
演 - 木村栄[31](第1作・第2作)警視庁捜査一課5係長。
塚本岳
演 -
山内としお(第4作 / S1第6話)警視庁捜査一課8係長。
高地真介
演 -
戸谷公人(第4作 / S1第6話[32])警視庁捜査一課8係刑事。
武田弘道
演 -
新田純一(第5作 / S1第5話・最終話)警視庁捜査一課3係長。
島村靖
演 -
柴木丈瑠(第5作 / S1第5話[33])警視庁捜査一課3係刑事。
北原洋一
演 -
渋谷哲平(S1第2話・最終話)警視庁捜査一課6係長。
斉田満
演 -
中村繁之(S1第7話[34]・最終話)警視庁捜査一課1係長。
飯田泰人
演 -
前田耕陽(S1第9話・最終話)警視庁捜査一課12係長。
山根健介
演 -
駒木根隆介(S1第9話・最終話)警視庁捜査一課12係刑事。
川崎拓真
演 -
陣内将(S1第3話・最終話)経歴:警視庁捜査一課10係刑事(S1第3話)→ 警視庁捜査一課3係刑事(S1最終話)
中田一郎
演 -
石井テルユキ(S1第4話[35]・最終話[36])経歴:警視庁捜査一課5係刑事(S1第4話)→ 警視庁捜査一課1係刑事(S1最終話)
警視庁鑑識課
沢村結衣警視
演 - 鮎川まゆ美
[37](第4作・第5作)警視庁鑑識課長。
武藤広樹(むとう ひろき)警部補
演 -
矢野浩二[38][39](S1 - S4)警視庁鑑識課主任。ほぼ毎回、遺体発見現場で遺留品等に関連したうんちくを披露するが、他の台詞に遮られる。
古代学(こだい まなぶ)
演 -
飯島寛騎[40](S5 - )警視庁鑑識課。私立美し杉高校出身[ep 9]。ジェネレーションギャップを埋めるため、すぐ検索するのが癖になっている。
警視庁広報課
谷中萌奈佳(やなか もなか)警部補
演 -
安達祐実[41](S3)警視庁広報課セルフブランディングルーム室長。後述の養父、明彦が関わった事件解決後、大岩の命により、捜査一課現場資料班と兼務となって捜査最前線で走り回ることになる。大岩の警察学校時代の同期の故・谷中明彦の養女にあたる。そのため大岩からは下の名前(実質、これがあだ名となる)で呼ばれる。幼少期は、柔道の国民的スターとして活躍したが、結局メダルには手が届かず、世間の期待に応えきれないまま現役を引退。引退後は、養父の死の真相を暴くため、警察官となり、警視庁広報課に配属。広報課内に新設されたセルフブランディングルーム室長(同室所属員は彼女一人であり、室長といっても部下はいない)に就任して、現役時代からの知名度も生かす形で警察の広報活動に従事していた。その経歴から、挫折や人生経験は人一倍豊富で、そこから人間の本質を見抜く力を自然と蓄えてきた稀有な存在であり、大岩の新たな右腕となる。捜査活動では小山田と組むことが多く、小山田からは「谷中」、同格で年長の奥野からは「萌奈佳ちゃん」と呼ばれる。また、事件の容疑者や関係者から名前と顔を覚えられたり、捜査中にファンから声を掛けられるなど、知名度がかなり高かった事が窺える。SP1は広報課の仕事でロンドンの警察セレモニーに出ていて不在。SP2以降の動向は不明。
刑事部長
笹川健志(ささがわ たけし)警視監〈52[8]
演 - 本田博太郎警視庁刑事部長。基本は大岩を頼りにしており、捜査に行き詰ると「難航しているようだね……。大岩純一捜査一課長」と言って叱咤激励したり、また、捜査のヒントを伝える[注 16]。事件が解決すると決まって「ベリーグッドです」と口癖のように大岩を褒め称えている。結婚して30年の妻がいる。大岩と同じく鹿児島県出身[ep 1]
警察署
本淵陽(ほんぶち よう)巡査部長
演 -
西田健(S2第8話 / S3最終話スペシャル / SP3 / S6最終話)経歴:浅草中央署地域課佐伯町交番(S2第8話 / S3最終話)→ 練馬中央署地域課佐伯駅前交番(SP3)パトロール中に会った出前中のラーメン店店員に相談を受け、店員が指定された場所で遺体を発見、現場の裏口から走り去る女性を目撃した[ep 10]。谷中明彦とも知り合いであり萌奈佳の自宅での証拠の捜索に協力している[ep 3]。オリバー・スミスの紛失したカメラの捜索に協力してる[ep 11]。何故か小山田や板木に不審な目で見つめられる。
谷中明彦
演 -
中村梅雀[42](S3第1話・最終話)経歴:池袋中央警察署刑事課(34年前)→ 渋谷中央警察署刑事課(18年前)萌奈佳の養父。元警部補。大岩の警察学校の同期。組織のルールから外れ、常に単独捜査が多かった為に上司からは睨まれていたものの、一方では親しみやすく、人情も厚かった為、大岩を始めとした一部の警察官からは信頼され、また遺族の心に寄り添って心を開かせるなど、良き刑事としての優しさも併せ持っていた。18年前、ある人物の依頼で独自にある調査を行っていたが、調査の内容に関わっていた犯人の村沢利朗によって口封じの為に転落事故に見せ掛けられて殺害される[ep 12][注 17]。また、34年前には、ある会社社長が殺された事件を担当し、当時指名手配された人物が犯人でないと否定した上で独自に別の観点から事件を追い、重要な証拠品は見つけたものの、当時詳しい鑑定が出来ない時代もあって犯人を捕まえるのを断念し、代わりにいつか鑑定が進歩する時においての解決を願って証拠品を大事に保管した[ep 3][注 18]
谷保健作
演 -
土屋伸之(ナイツ)[43](S3第8話 / SP3 / SP8 / S4最終話 / S5第6話 / S6第4話・最終話)経歴:亀戸警察署刑事課(S3第8話)→ 警視庁サイバー事件対策室(SP3 - )親道の同期。親道曰くネット検索のエキスパート。発言する際に「谷保の検索によれば」と言う。
高井智代子警視(当初は警部)
演 -
宮崎美子[44](SP1 / SP3 / SP7)経歴:巣鴨中央警察署刑事課長(SP1)→ 羽田中央警察署(SP3)→ 警視庁捜査一課管理官(SP7)あだ名は「チョコ」。10人兄弟の6番目三女。捜査に必要な情報を兄弟や親族などから得たりする。兄弟の生まれた順と職業は、1 長男は医師、2 長女は教師、3 次男は弁護士、4 三男は査察官、5 次女は保育士、6 三女(智代子)は警察官、7 四男はバッグ販売員、8 四女は新聞記者、9 五女は栄養士、10 五男はホームセンター社長[ep 13]
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