読売新聞社杯全日本選抜競輪
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なお、2012年度の大会は2013年2月開催だったため、2012年の同大会は日程調整上行わなかった[8]

第36回大会(2021年)では、COVID-19の影響で当初は入場制限を行った上で開催される予定だったが、緊急事態宣言が延長された事もあり無観客での開催に変更となった[9]。また、第37回大会(2022年)は前年度同様の影響で事前抽選を行って当選者のみ取手本場に入場可能となった[注 2]。なお、第38回大会(2023年)では当初高知本場の滞留人数を最大4,593名[注 3]とする予定だったが、2月15日に撤廃された。なお、競輪のGI開催で入場制限が設けられなかったのは2020年同大会以来となった。

第39回大会(2024年)では、1月1日より発生した令和6年能登半島地震を受け、令和6年能登半島地震復興支援競輪として実施された。
出場選手選抜方法

読売新聞社杯全日本選抜競輪の出場選手は、各都道府県において最も成績を残している選手を中心に選抜される。毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜する[10]

選考期間…前年6月?11月(6ヶ月)、選考月…12月、最低出走回数…24出走(但し変更になる可能性がある)

S級S班在籍者

過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)

開催時S級1班在籍選手のうち47都道府県それぞれにおいて平均競走得点1位の者
ただし、選考時において1年以上同じ都道府県に在籍している選手に限る
また、S級1班が不在の都道府県からは誰も選出しない

全国を8つに分けた地区[注 4]毎の平均競走得点1?3位の者

選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)

残余は平均競走得点上位者より順次選抜

なお、補欠選手は正選手を除く平均競走得点上位者からさらに順次選抜される。

また、正選手のうち、S級S班在籍者と平均競走得点上位者の合計27名については、特別選抜予選に出走できる。
勝ち上がり方式

初日?4日目すべて12レース[12]

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STR賞(1)準決勝(3)
特選予選(3)二次予選(6)00決勝(1)00
一次予選(9)
敗者戦00-00(5)(9)(11)


初日
「一次予選」 合計9レース行われ、各レース1?4着36名が「二次予選」進出。「特別選抜予選」 一次予選の後に合計3レース行われ、各レース1?3着9名は無条件で2日目の「スタールビー賞」と、3日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。4?9着18名は「二次予選」進出。

2日目
「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1?3着18名が「準決勝」進出。「スタールビー賞」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。

3日目
「準決勝」 後半3レース。各レース1?3着9名が「決勝」進出。

4日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着は表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。「特別優秀」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース4?6着9名と、二次予選敗退選手による3日目「特選」各レース1?3着9名の18名により行われる。

その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした「特一般」(2日目)、「一般」、「選抜」、「特選」(3日目以降)が開催される。
過去

二次特別選抜予選「スタールビー賞」は、1994年(第10回大会)に限り、共同通信社提供による「共同通信社杯ルビーカップ」として行われた。また、2007年(第23回大会)までは、初日の「特別選抜予選」4?6着9名が2日目の「優秀」に進み、そこでの6着までが準決勝進出となった。
過去の優勝者

回開催年開催場優勝者STR賞勝者
氏名府県氏名府県
1
1985年前橋佐々木昭彦佐賀滝澤正光千葉
21986年熊本井上茂徳井上茂徳佐賀
31987年京都向日町滝澤正光千葉中野浩一福岡
41988年青森中野浩一福岡坂本勉青森
51989年前橋
61990年青森井上茂徳佐賀井上茂徳佐賀
71991年久留米鈴木誠千葉滝澤正光千葉
81992年岸和田梶応弘樹愛媛坂本勉青森
91993年青森高木隆弘神奈川吉岡稔真福岡
101994年大垣高橋光宏群馬神山雄一郎栃木
111995年青森神山雄一郎栃木俵信之北海道
121996年宇都宮海田和裕三重神山雄一郎栃木
131997年いわき平児玉広志香川
141998年青森山田裕仁岐阜市田佳寿浩福井
151999年大垣吉岡稔真福岡金田健一郎大阪
162000年名古屋金古将人福島伊藤保文京都
172001年花月園濱口高彰岐阜太田真一埼玉
182002年岸和田村上義弘京都松本整京都
192003年高知佐藤慎太郎福島有坂直樹秋田
202004年大垣内林久徳滋賀齋藤登志信山形
212005年岸和田加藤慎平岐阜小野俊之大分
222006年いわき平合志正臣熊本神山雄一郎栃木
232007年熊本山崎芳仁福島佐藤友和岩手
242008年西武園三宅伸岡山荒井崇博佐賀
252009年大垣山崎芳仁福島井上昌己長崎
262010年宇都宮佐藤友和岩手成田和也福島
272011年岸和田伏見俊昭福島佐藤慎太郎福島
282013年松山平原康多埼玉深谷知広愛知
292014年高松村上博幸京都松岡健介兵庫
302015年静岡山崎芳仁福島新田祐大福島
312016年久留米渡邉一成諸橋愛新潟


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