世間話は体験談や実話として語られる民話である。
昔話、伝説、世間話の違いを表にすると以下のとおりとなる。[要出典]
種類語られる人物・時・場所語られ方語り・話のかたち 狭義のおとぎ話(御伽話)は、太閤秀吉が抱えた御伽衆の語った面白話に起源があるとされる。御伽という風習そのものは別名・夜伽(=通夜)にもあるように、古くからある徹夜で語り明かす伝統に基づいている(庚申待)。その晩に話される話を夜伽話、転じて御伽話とされるに至った。 大正時代に入ってきた「メルヘン(厳密にはメルヒェン)」というドイツ語は「童話、またはおとぎ話」と訳されたので、昔話(おとぎ話)と童話が混同して使われた事もあった。 昔話や伝説などの民話、おとぎ話、広くは神話や仏教説話を含む。モチーフによって起源説話、神婚説話などと分類される。仏教説話のように啓蒙的な要素を持ったものもある。 また民俗学者の柳田國男によって完形昔話、派生昔話に分ける分類法も提唱された。 世界の多くの地域に特有の民話・昔話が残されている。お伽話とも言う。 説話を集めた作品のことを「説話集」と言う。一種のアンソロジーである。文学性の備わったものを「説話文学」と呼ぶ。民間に伝わる話を知識層が文章に記述することによって生まれた。民俗学・文学などの研究対象になる。日本文学では主に中古文学、中世文学の頃栄えた。『日本現報善悪霊異記(日本霊異記)』のように仏教説話の性格が強いものもあるが、特に12世紀には幅広い題材に取材した『今昔物語集』のような説話集も生まれた。
昔話不特定事実かどうかわからない(おそらく事実ではない)あり
伝説特定少しは事実かもしれない(少しは信じてほしい)なし
世間話事実である(信じてほしい)
歴史
おとぎ話の起源
童話とメルヘン
説話の種類「物語の類型#類型」、「アールネ・トンプソンのタイプ・インデックス」、および「昔話#昔話の型」も参照
完形昔話
誕生の奇譚:桃太郎、力太郎、一寸法師、瓜子姫など。
主人公の異例な成長ぶり:田螺長者、蛇息子
財宝の発見:八石村
危機の打開:鬼の子小綱、食わず女房、宝化け物など。
動物の援助:舌切り雀、文福茶釜、花咲爺、瘤取り爺など。
主人公の知恵:姥捨山、金の茄子、田能久、俵薬師など。
言葉の力:蟹問答、大工と鬼六、化け物問答など。
派生昔話
因縁話:皿皿山、灰坊太郎、手なしむすめなど。
鳥獣草木譚:雀孝行、かちかち山、海月骨無しなど。
化け物話:蜘蛛の糸、狐狸の仇討、猫の浄瑠璃など。
民話・昔話
桃太郎
金太郎
浦島太郎
花咲か爺
さるかに合戦
一寸法師
舌切り雀
鶴の恩返し
笠地蔵
おむすびころりん
うりこひめとあまのじゃく
かちかち山
白雪姫
石のスープ
赤ずきん
シンデレラ
説話文学