設楽統
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上述の自らが起こしてしまった火事の一件に因んで、過去に有吉弘行から「放火魔」というあだ名をつけられてしまった事がある[25]

名字の読みは「したら」だが、とんねるず石橋貴明からは「しだら」と呼ばれている[26]

相方日村勇紀の「鍵をしょっちゅう無くす」「危うく万引きしそうになる」「排泄物を何回も漏らす」ことに関して、cmのインタビューで「呆れるけど、可愛い、愛くるしい」と答えている[27]。誕生日が近いため、互いにプレゼントを贈り合っている(純金のブレスレット、巨大なカエルの模型、豚の椅子など)[28]

名字も名前も特殊な読み方なので読み間違えられる事が多いが、名字に関しては、設楽りさこがいたので間違えられなかったと言う。
芸風

自他共に認める「ドS」であり、そのドSぶりを活かしたいじり芸の技術も高い[5][29]。また、アイドルや相方日村などにモニタリング室から無線で指示を出す、いわば「遠隔操作芸」も得意とする[30]。先輩芸人などにも物怖じせず、サディスティックな芸をすることで笑いに変えている。また、後輩芸人に対してはたびたびドSな面を披露し恐れられている。

朝の顔から、深夜番組の無茶な役回りまで幅広くこなす。テレビ出演が増えるようになってからはMCの能力が高く評価され、一人での仕事も増えるようになる。

バラエティ番組では「いじる」側に回る事の方が圧倒的に多いが、状況によっては「いじられる」事もあり、その中でも過去に放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演した際はとんねるずによるむちゃぶりを受ける事が多かった。また、例えば、危うく時計を買わされそうになったり、『ノンストップ!』が始まった年にはHUGO BOSSにてスーツを買わされたりしている。「みなさん」の企画である「オールスター!!しただらけの水泳大会」に出演した際は、「10m急降下!人間ダーツ対決!!」という種目において木梨憲武の指名により2回も10mの飛び込み台から飛ばされた事があり、精神的にかなりのダメージを受けていた(指名された理由は当時裏のドラマに出ていたせいである。)[31]。普段いじられ慣れていないせいか、いじられる時は日村以上に大きなリアクションをとる事もある。

日村とは正反対に体を張った仕事や一発ギャグなどは苦手としている(唯一持っている一発ギャグは放送コードに引っかかる下ネタである)。モノマネも苦手であり、日村に比べるとレパートリーはかなり少ない。代表的なものに「大型犬の鳴きマネ」「小鳥の鳴き声」などがある。芸能人ではたまに芹那のモノマネをやる事をあるが、かなりデフォルメされており、全く似せようとはしておらず、むしろ小馬鹿にしている(なお、日村も芹那のモノマネが出来るが、こちらも設楽と同じくかなりデフォルメされた形になっている)。他には薬師丸ひろ子のモノマネを行う事もあるが、これもあまり似ていない(ただし、日村は設楽のこのモノマネをかなり気に入っており、たまにバラエティ番組でやらせる事がある[32])。

テレビやラジオなどで、たびたびバナナマンにおける自身の役割を「日村勇紀の面白さを世に伝える事」であると公言している。その理由を設楽は「絶対的にビジュアルでいくとこっち(日村)だから」とし、自分よりも日村の方が人の目を引くことを指摘した上で、あくまでも「戦略的に」あえて目立つ役割は日村に譲ることにしているのだと述べている。ただし、それを踏まえた上で「自分の人生は自分が主役じゃなきゃいけないっていうのがある」という考えの持ち主でもある[33]
評価

放送作家高須光聖は、実力派中堅芸人が多いという話題の中、バナナマンの名前を挙げ「MCも出来るし、設楽は本当に凄い」と高く評価している[34]

フジテレビ高瀬敦也プロデューサーは「設楽さんは瞬発的な部分を含め、何でも演じ分けられる器用さがすごいと思います。連続ドラマなら11話、映画なら2時間かけて登場人物の感情を積み上げていけますが、コントはドラマや映画のようにストロークがないので、幕が開いた瞬間のひと言や仕草で、その人のキャラクターを表現しなければならないはず。そんな中、設楽さんは舞台に出てくる歩き方と最初のひと言で、その人の人となりが感じられる。その瞬間的な表現力はすごいといつも思っていました」と語っており、設楽のコントで鍛えた演技力を高く評価している[35]

第三のバナナマンと言われバナナマンの番組の放送作家を務めているオークラは、「設楽さんはデビュー当時からコント作りが天才でかなわないと思った」と語っている。
嗜好

日村と同様に大のタバコ好きで、ヘビースモーカーでもある(日村は現在は卒煙している)。過去に受けたインタビュー内での「煮詰まった時の気分転換は?」という質問に対しては「『食べること』と『タバコ』」と答えており、特にタバコに関しては「気分転換にすごく重要」と語るほどである。上記にもあるように、過去に自らのタバコの不始末で自宅が火災に遭ってしまった事があるが、それでも設楽は「タバコをやめようと思った事は1度もない」と断言している[36](設楽によれば、火事の片づけをしている時にはもう既に吸いたくなってしまい、その後家族に隠れてこっそり吸ってしまったという[12])。タバコに関しては「むやみに外で吸うとか、歩きタバコはせず、決まったエリアで優雅に吸う」のが理想としており、「追いやられて汚い所で吸わされる感覚が嫌いで嗜好品なんだから優雅に吸いたい」とも語っている[36]

愛煙家である反面、逆にお酒は、基本的に飲まない[36]。飲むと酔っ払う前に頭痛が起きるか、寝てしまうという。本人曰く「カシスウーロンなら死ぬほど飲める」というが、カラオケ屋のカシスウーロンは飲めないという。本人曰く、女の子のいるお店にほとんど行くことがないため、「何が楽しいのかわからない」と語ったことがある。

餃子の王将フリークで、若手時代に日村や構成作家のオークラらとよく行っていた[37]。テレビ朝日『アメトーーク!』の「餃子の王将芸人」では、豊富な知識を披露した。

手押し相撲(2人で向かい合って立ち、互いの手のひら同士を押し合い、先にバランスを崩した方が負け、という競技)を得意としており、かなりの強さを誇る。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」では設楽のこの特技をフィーチャーした「第1回ガキの使いやあらへんで!! チキチキ バナナマン設楽を倒せ! 芸能界手押し相撲王決定戦!」という企画が2週に渡って放送された事がある[38][39]。ここでは対戦相手であるダウンタウンココリコ、山崎邦正(現・月亭方正)、猫ひろし春日俊彰オードリー)、顔デカおばちゃん大林素子までには勝利したが、最後の10組目である曙太郎に敗れ全勝はならなかった。

BOOWYのファンであり、『アメトーーク!』の「BOOWY芸人vs尾崎豊芸人」(2007年4月26日放送)ではBOOWY芸人の一員として出演した[40]

愛読書は「ジョジョの奇妙な冒険」であり、上記のBOOWY同様、『アメトーーク!』の「ジョジョの奇妙な芸人」(2007年8月2日放送)にも出演している[41]。また、自分の子供が産まれる際にもし男の子だったら名前を空条承太郎から取って「承太郎」にする事も考えていたという[42]。また、娘の名前である菜々葉はバナナから取っている。娘が生まれる前は「ふわふわ」にするつもりだったが相手方の両親にペットじゃないんだからと言われ命名するに至らなかった。今でも家族にネタにされるとのこと。この「ふわふわ」という名前はバナナマンの作家である永井の芸名である永井ふわふわとして使われている。

趣味ボウリング[1]。最近の趣味はメダカを飼うこと。(かつて間違ったネット記事で設楽の趣味はメダカを飼うことと表記されていたがそれは全くの嘘であった。しかしながら、2022年ごろからメダカを飼うことが趣味になったと公言している。)

森山家(森山良子直太朗奈歩)とは親交があり、設楽曰く「森山家の全員と1対1でご飯に行ける」との事[43]

一方でラジオ番組などで「友達がいない」と話す事があり、「親友はオークラ」「小山(バナナマンのマネージャー)がいなかったら本当にひとりぼっち」などと発言した事もある。ラジオ番組内ではそんな設楽の事情を察して「設楽の友達オーディション」という企画まで行われたが、結局友達は出来なかった。これといって特に熱心な趣味なども無いという[44]。中学や高校の友達とはいまだに連絡をとっている。

食べ物ではイカが大好きで、「俺といえばイカだからね」と語っている。最近はホタテが大好きで、出演番組内でホタテが取り上げられるたびに、自身について「ホタテ人間」「Wikipediaに書いてほしい」と言うほど。その一方で、アボカドアレルギーやエビやカニなどの甲殻類アレルギーを持っているため、これらは食べられない[45]

2021年5月、自身のラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』内で、ロングコートチワワポメラニアンのミックスを飼い始めたことを明かした[46]。飼い犬の名前について「男の子で真っ白だったから『白太郎』(しろたろう)って名前にした」と伝えたが、「だんだん(毛色が)薄茶色になってきた」という[46]


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