記念品
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このように、日本のマーケティング業界において「ノベルティ」が「廉価品」という意味で使われる場合もある[2]
英語の「novelty」撃つと旗が出るピストルと、押すと水が出るライター

英語の「novelty」は、ラテン語の「novus」(英語の「new」に相当)に由来する言葉で、 「目新しい、斬新な」などの意味を持つ言葉である。またそこから派生して、「珍奇な」「見慣れない」などの意味でも使われる。現代では、さらにそこから派生して「変なおもちゃ」「ジョークグッズ」などの意味でも使われており、その中に「企業の広告を入れたアイテム」も含まれている。
コレクターズアイテムとして

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出典検索?: "ノベルティ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年11月)

ノベルティは、一部の好事家にはコレクターズアイテムとしても人気を博している。ノベルティは主にキャンペーンイベントで添付・配布される「非売品」であり市販されておらず、元々の入手経路が特殊である。また製造メーカーにオリジナルとして特注された希少品も存在することから、収集が難しいという側面がある。そのためプレミアムな価値が付くこともある。

例としては「煙草の定番銘柄発売○周年を記念して限定生産され、愛用者キャンペーンでプレゼントされた銘柄ロゴ入りのオイルライターのZippo」や、ボトルキャップブームを創り出したペプシコーラの首掛けノベルティ等がある。なおZippoでは起業当初から「ヴェスト・ポケット・コンタクト」と題したノベルティとしての戦略により、多様な製品が存在している(→ジッポー#沿革)。

ほかに人気が過熱した事例として、特定のアイドルが起用されたテレホンカードや、コンシューマーゲーム機用ゲームソフトがある。

テレホンカードは市販品を含め、トレーディングカードの一種として収集・交換・転売がブームとなった時期があり、希少なものや人気の高いものは、度数にかかわらず、取引価格が数十万円に達した。
ノベルティのゲーム

1980年代から1990年代にかけて、企業がノベルティグッズとしてゲームソフトを作ることが流行した。味の素の『もと子ちゃんのワンダーキッチン』(1993年)や日清食品の『U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』(1994年)といった、完全なオリジナル作品として企画製作されたものや、永谷園の『帰ってきたマリオブラザーズ』(1988年)など、市販品の特別バージョンを提供したものなどがある。

特に日清食品は1993年から1995年にかけて『U.F.O.』の大掛かりなキャンペーンを行い、1994年のキャンペーンでは「ヤキソバン一輪車」「ヤキソバン変身寝袋」などとともに、非売品のスーパーファミコン用ゲームソフト「UFO仮面ヤキソバン」をノベルティとして応募者にプレゼントした。当時はスーパーファミコンの流行がピークであったこともあり、最盛期には中古市場で数万円前後のプレミアム価格を記録したとされる。

なお『UFO仮面ヤキソバン』はあまりの人気から、キャンペーン終了から数か月後にプレゼント版から若干手直しされた市販版が発売されて、中古価格が暴落した。
脚注[脚注の使い方]^ 販売促進 - コトバンク(更新日不明)2018年11月2日閲覧
^ ノベルティ - Weblio流通用語(更新日不明)2018年11月2日閲覧

関連項目

懸賞

販促品(売り上げを伸ばすための付加価値

試供品(製品を使ってもらうための特別パッケージ)

店頭プロモーション

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