2022年の角川歴彦の会長辞職以後も、留任した社長夏野剛によって出版と映像のメディアミックス路線は継承され、角川歴彦時代の映画を「公開するもの、公開しないもの」を仕分けする[92]。同年、韓国映画の輸入・配給を営むTIMO JapanをKADOKAWAが買収、11月にKADOKAWA Kプラスに名称を変更し、KADOKAWAと共同で配給事業を行っている[93]。
2023年8月24日に、将来の収益確保の困難性を理由で角川歴彦時代が続けてきたEJアニメシアター新宿(旧角川シネマ新宿)をもって閉館[94][95]。最終上映作品は『バイオハザード デスアイランド』[96]。 ※他社との提携作も含む。公開年月のみ記載の作品は配給映画
主な映画作品
1970年代
犬神家の一族(1976年 10月公開、配給:東宝)
人間の証明(1977年 10月公開、配給:東映)
野性号の航海 翔べ 怪鳥モアのように
野性の証明(1978年 10月公開、配給:東映・日本ヘラルド映画)
金田一耕助の冒険(1979年 7月公開、配給:東映)
蘇える金狼(1979年 8月公開、配給:東映)
戦国自衛隊(1979年 12月公開、配給:東宝)
1980年代
復活の日(1980年 6月公開、配給:東宝)
野獣死すべし(1980年 10月公開、配給:東映)
ニッポン警視庁の恥といわれた二人 刑事珍道中(1980年 10月公開、配給:東映)
スローなブギにしてくれ(1981年 3月公開、配給:東映)
ねらわれた学園(1981年 7月公開、配給:東宝)
悪霊島(1981年 10月公開、配給:東映・日本ヘラルド映画)
蔵の中(1981年 10月公開、配給:東映セントラルフィルム)
セーラー服と機関銃(1981年 12月公開、配給:東映)
化石の荒野(1982年 4月公開、配給:東映)
蒲田行進曲(1982年 10月公開、配給:松竹)
この子の七つのお祝いに(1982年 10月公開、配給:松竹)
汚れた英雄(1982年 12月公開、配給:東映)※ポニーより劇場公開と同時にビデオグラムを発売[97]。
伊賀忍法帖(1982年 12月公開、配給:東映)
幻魔大戦(1983年 3月公開、配給:東宝東和)※アニメーション
探偵物語(1983年 7月公開、配給:東映)
時をかける少女(1983年 7月公開、配給:東映)
里見八犬伝(1983年 12月公開、配給:東映)
少年ケニヤ(1984年 3月公開、配給:東映)※アニメーション、角川アニメ第2弾
晴れ、ときどき殺人(1984年 5月公開、配給:東映セントラルフィルム)
湯殿山麓呪い村(1984年 5月公開、配給:東映セントラルフィルム)
メイン・テーマ(1984年 7月公開、配給:東映)
愛情物語(1984年 7月公開、配給:東映)
麻雀放浪記(1984年 10月公開、配給:東映)
いつか誰かが殺される(1984年 10月公開、配給:東映)
Wの悲劇(1984年 12月公開、配給:東映)
天国にいちばん近い島(1984年 12月公開、配給:東映)
カムイの剣(1985年 3月公開、配給:東映)※アニメーション
ボビーに首ったけ(1985年 3月公開、配給:東映)※アニメーション
友よ、静かに瞑れ(1985年 6月公開、配給:東映セントラルフィルム)
結婚案内ミステリー(1985年 6月公開、配給:東映セントラルフィルム)
早春物語(1985年 9月公開、東宝と共同配給)
二代目はクリスチャン(1985年 9月公開、東宝と共同配給)
キャバレー(1986年 4月公開、配給:東宝)
彼のオートバイ、彼女の島(1986年 4月公開、配給:東宝)