「チーム試合数×x.x」の年は引き分け再試合制採用年
規定打席数未満者による主なシーズン記録
安打 126本 川ア宗則(ソフトバンク) 2007年
本塁打 34本 R.ペタジーニ(巨人)2003年、R.ブライアント(近鉄)1988年
打点 88点 L.ロペス(広島)2000年
盗塁 52盗 土屋五郎(国鉄)1951年
四球 77個 R.ペタジーニ(巨人)2003年 ※1リーグ制下では1942年、楠安夫(巨人)の82個
JDリーグ(日本の女子ソフトボールにおける最上位リーグ)では、規定打席数は「チーム試合数×2.1(小数点以下切捨て)」とされている[15]。
その他
1962年の和田博実(西鉄)と1997年の前田智徳(広島)は共に所属チームの最終戦の9回終了時点では規定打席未到達であったが、試合が延長戦となり延長回に入ってから回ってきた打席で規定打席に到達し、リーグの打率ランキングのベスト10に入った(和田は.325でリーグ7位。前田は.304でリーグ10位。特に和田はこれが生涯ただ1度の打率3割であった)。
2010年の金本知憲(阪神)は全試合出場しながら、規定打席未到達というNPB史上初の記録を作った(試合数144、規定打席446で396打席)。この年金本は4月に世界記録である連続フルイニング出場の記録が途絶えたが、NPB歴代2位の連続試合出場の記録は継続中で、試合途中まで、もしくは試合途中から出場したケースが多かったことを示している[13]。金本の連続試合出場は翌2011年に止まった。この2011年も規定打席には到達していない。なお、連続試合出場のNPB記録を持つ衣笠祥雄(広島)も現役最後の年となった1987年は全試合出場しながら規定打席と同数の打席数(試合数130で403打席)にとどまっている[14]。
当然ながら、本塁打王、打点王、盗塁王など率ではなく数で決まる場合は規定打席未満の打席数でもタイトルは獲得できる。2012年のウラディミール・バレンティン(ヤクルト)はリーグ最多本塁打ながら、規定打席未到達というNPB史上初の記録を作った(試合数144、規定打席446で422打席)。盗塁王では多数の例があるが、打点王ではまだ規定打席未満の獲得者は出ていない。
ソフトボール
脚註^ a b 公認野球規則9.22(a)
^ トニー・グウィンの項を参照。
^ 規定打席に20打席不足で長打率.683。不足分加算で.643となり、規定打席到達者で最高のアレックス・ラミレスの.616を上回る。
^ 規定打席に9打席不足で長打率.500。不足分加算で.489となり、規定打席到達者で最高のウラディミール・バレンティンの.469を上回る。
^ 規定打席に33打席不足で長打率.595。不足分加算で.5468となり、規定打席到達者で最高の森友哉の.5467を上回る。
^ 1967年は阪神タイガース対大洋ホエールズ戦で放棄試合が1試合あるため、阪神・大洋ともに(チーム試合数-1)×3.1が規定打席となる。
^ a b アテネオリンピックに伴う特別処置あり(前記)。また、プロ野球再編問題に伴うストライキを実施した際に再試合を行わなかったためこのシーズンの試合数はセ・リーグが138、パ・リーグが133となった。
^ a b c d 2008年は北京オリンピックに伴う特別処置あり(前記)。
^ a b c d e f g h i j k l 144試合行われなかった場合はチーム試合数×3.1で小数点以下四捨五入
^ a b c d e f g h i j k l m n o p 143試合行われなかった場合はチーム試合数×3.1で小数点以下四捨五入