西郷札は西郷隆盛への追慕の情などから庶民の間ではお守りとして珍重された[2]。大阪では西郷札の所有権をめぐって裁判が起きたこともある[2]。
西郷の没後50年にあたる1927年(昭和2年)には「南洲翁五拾年祭記念」西郷札という記念レプリカが発行されており紙製と布製がある[2]。
松本清張の作品に、西郷札をテーマとした短編小説『西郷札』がある。脚注^ a b c “「軍票」とは…