本作における覆面パトカー(劇中では黒パトと呼称)や白黒塗装の通常のパトカー(同じく白パトと呼称)は、日産・セドリック/グロリアを始めとした日産製のセダンが多く使用されている。
『PART-I』開始当初は230型、330型、430型が登場し、このうち比較的新しいモデルであった330型および430型は破壊を伴うカーチェイスには用いられず、爆破等により破壊されるスタント用車両は旧型の230型が担っていた[注 22]。
その後ほどなくして330型も破壊対象となり、『PART-II』以降は430型もスタント用車両として投入されている[11]。『PART-III』最末期には黒パトとしてY30型が登場した。
また、『PART-II』以降の日本全国縦断ロケでは破壊用車両としてスカイライン(C110型、C210型)やローレル(C130型、C230型)[12]が、非破壊車両としてスカイラインRS(R30型)やブルーバード(910型)が登場する。
その他、鑑識車両として赤のスタンザFX5ドアハッチバック(T11型)、臨時に捜査課を現地で指揮する為、バス(車種不明)が使用された(PART‐I 第75話、第88話)。また、犯人車両やすり替え用の車両としてシルバーメタリックのスカイラインGT4ドアセダン(C210前期型)、オースターJX4ドアセダン(T11型)、ブルーバード4ドアセダン(810後期型)、シルバーメタリックのフェアレディZ(S30型)などが登場した。
輸入車ではマーキュリー・クーガー、フォード・トリノ、プリムス・ベルベディアなどのアメリカ車も登場している[13]。
シリーズスタッフ
制作:石原裕次郎
企画:小林正彦(石原プロモーション・全シリーズ)、高橋正樹(テレビ朝日・『PART-I』のみクレジット)
プロデューサー:石野憲助(石原プロモーション)、岩崎純(石原プロモーション・PART-III特番のみ)、星裕夫(テレビ朝日)
俳優担当プロデューサー:小島克己
技斗:高倉英二
アクション:グループ十二騎会
エキストラ:クロキプロ
カーアクション:三石千尋とマイクスタントマンチーム
プロデューサー補:岩崎純、高山正彦、仲川幸夫
音楽ディレクター:鈴木清司
音楽プロデューサー:中村進(石原音楽出版社)
サントラ盤:テイチクレコード
音響効果:小島良雄(東洋音響)
録音スタジオ:にっかつスタジオセンター
衣装:第一衣装
美粧:山田かつら
小道具:高津映画装飾
現像:東洋現像所
企画協力:ブローバック・プロ(『PART-I』のみクレジット)