西部警察
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それ以外はカラーリングや格納式のパトライト、および「NISSAN」のロゴに至るまでほぼ同一[注 20]で、ナンバープレートまで同じ「品川33 た 35-27」を装着している。深町は偽スーパーZを現金輸送車の襲撃などに使用し、さらには鳩村を追い回した上に機関銃で撃墜、最後は大門に挑戦状を叩きつけ、本物のスーパーZとともに富士スピードウェイにてレースを繰り広げた。その後、深町は自ら負けを認めて拳銃自殺を図るも、大門に銃撃され失敗し逮捕された。なお、本編において車両そのものを爆破もしくは炎上させた描写はない[注 21]。なお、前述のレースシーンでは大門、深町ともにクラッチを踏みヒール・アンド・トゥをしているシーンがあり、大門もシフトレバーを操作している描写が見られる。また、劇中ではタコメーターやスピードメーター、シフトチェンジのシーンが映し出されているが、これはスーパーZのベースとなったS130型ではなく、旧型にあたるS30型のメーターやシフトノブを撮影用に使っている。スーパーZはAT車とMT車の2台が製作されたが、パート2での登場にあたり試乗した大門役の渡哲也がAT車を選んだため、MT車を偽スーパーZとして登場させた。
福岡漁協所有の99t漁船「第十七海漁丸」
PART-IIIの第19話・福岡編に登場した漁船。五代を拉致して武器や密輸品を強奪した組織のボス、岩城らにジャックされたが、博多湾で福岡漁協の漁船100隻にも及ぶ船団に包囲され、哨戒艇で駆けつけた大門軍団と玄界灘で激戦を繰り広げた後、岩城が手榴弾を投げようとした瞬間に大門に銃撃され、落とした手榴弾が爆発。五代が脱出した後、燃料(もしくは弾薬)に引火し、爆発炎上した。
MX-83近距離攻撃用ミサイル搭載列車
PART-IIIの第23話・山形編に登場したミサイル搭載型装甲列車。貨車には実行犯であるヘンリー野口らが強奪したMX-83型近距離ミサイルを搭載しており、中央アフリカの独裁政権国家から亡命した反政府軍のリーダー総計10名が乗船し酒田沖を航行していたヨーロッパ船籍の「ユーラシア号」撃沈作戦に使用された。しかし、その後の大門軍団の反攻により、犯人側の抵抗を受けながらもミサイル発射は寸前で阻止され、ヘンリー野口らが立てこもる管制室兼アジトもろとも爆破された。また、ミサイルを爆破することもあってか、この時ばかりは警察だけでなく消防隊も多く登場した。なおMX-83型近距離ミサイルと発射台セットは後に『ゴジラ』においてMX-83のマーキングを消去した形で、自衛隊ミサイル車両へと流用されている。
日野自動車馬運車

日野自動車製大型タンクローリー
PART-IIIの第30話に登場した民間用のタンクローリー。妹が拳銃密売組織の襲撃の際に死んだ事件を東部署にただの交通事故として処理されたことで憤慨し、再捜査を西部署に要求する武藤により強奪され改造された。ガソリンのほか風圧爆弾を搭載しており、停車して内蔵されたファンが止まると大爆発するようになっている。終盤で組織の黒幕の野村が逮捕された後、誰もいない埋め立て地に誘導され、山県が武藤を脱出させた後、爆発炎上した。
日産ディーゼル製観光バス
PART-IIIの第39話・岡山編に登場した下津井電鉄の観光バス(K-RA51T)。脱獄犯の阿久根らが追跡から逃れるために運転手ごとジャックし、新岡山港でのカーチェイスの末に大門軍団がショベルカーで包囲。そのまま砂山に突っ込み人質の運転手が脱出した後、阿久根が暴走させようとしたが大門に銃撃され、爆発した後に船舶用燃料貯蔵庫に衝突、貯蔵庫ごと炎上した。
一般車両

本作における覆面パトカー(劇中では黒パトと呼称)や白黒塗装の通常のパトカー(同じく白パトと呼称)は、日産・セドリック/グロリアを始めとした日産製のセダンが多く使用されている。

『PART-I』開始当初は230型、330型、430型が登場し、このうち比較的新しいモデルであった330型および430型は破壊を伴うカーチェイスには用いられず、爆破等により破壊されるスタント用車両は旧型の230型が担っていた[注 22]

その後ほどなくして330型も破壊対象となり、『PART-II』以降は430型もスタント用車両として投入されている[11]。『PART-III』最末期には黒パトとしてY30型が登場した。

また、『PART-II』以降の日本全国縦断ロケでは破壊用車両としてスカイライン(C110型、C210型)やローレル(C130型、C230型)[12]が、非破壊車両としてスカイラインRS(R30型)やブルーバード(910型)が登場する。

その他、鑑識車両として赤のスタンザFX5ドアハッチバック(T11型)、臨時に捜査課を現地で指揮する為、バス(車種不明)が使用された(PART‐I 第75話、第88話)。また、犯人車両やすり替え用の車両としてシルバーメタリックのスカイラインGT4ドアセダン(C210前期型)、オースターJX4ドアセダン(T11型)、ブルーバード4ドアセダン(810後期型)、シルバーメタリックのフェアレディZ(S30型)などが登場した。

輸入車ではマーキュリー・クーガーフォード・トリノプリムス・ベルベディアなどのアメリカ車も登場している[13]
シリーズスタッフ

制作:石原裕次郎

企画:
小林正彦(石原プロモーション・全シリーズ)、高橋正樹(テレビ朝日・『PART-I』のみクレジット)

プロデューサー:石野憲助(石原プロモーション)、岩崎純(石原プロモーション・PART-III特番のみ)、星裕夫(テレビ朝日)

俳優担当プロデューサー:小島克己

技斗:高倉英二

アクション:グループ十二騎会

エキストラ:クロキプロ

カーアクション:三石千尋とマイクスタントマンチーム

プロデューサー補:岩崎純、高山正彦、仲川幸夫

音楽ディレクター:鈴木清司

音楽プロデューサー:中村進(石原音楽出版社)

サントラ盤:テイチクレコード

音響効果:小島良雄(東洋音響

録音スタジオ:にっかつスタジオセンター

衣装:第一衣装

美粧:山田かつら

小道具:高津映画装飾

現像:東洋現像所

企画協力:ブローバック・プロ(『PART-I』のみクレジット)


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