西武有楽町線
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西武有楽町線

新桜台駅に到着する6000系(2022年10月)
基本情報
日本
所在地東京都練馬区
起点練馬駅[1]
終点小竹向原駅
駅数3駅
路線記号SI
開業1983年10月1日 (40年前) (1983-10-01)
全通1994年12月7日 (29年前) (1994-12-07)
所有者西武鉄道
運営者西武鉄道
車両基地小手指車両基地武蔵丘車両基地
和光検車区(東京メトロ車)
元住吉検車区(東急・横浜高速鉄道車)
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離2.6 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
最大勾配35.0 [2]
最小曲線半径250 m[2]
閉塞方式車内信号閉塞式
保安装置CS-ATC(ATC-4型)
最高速度90 km/h[2]
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停車場・施設・接続路線
凡例


東京メトロ有楽町線新木場方面)


東京メトロ:副都心線渋谷方面)




2.6SI37 小竹向原駅


東京メトロ:有楽町線副都心線和光市方面)


1.4SI38 新桜台駅




西武:池袋線池袋方面)


都営地下鉄大江戸線都庁前方面)→


0.0SI06 練馬駅


←都営地下鉄:大江戸線(光が丘方面)


西武:豊島線


西武:池袋線(飯能方面)

西武有楽町線(せいぶゆうらくちょうせん)は、東京都練馬区練馬駅小竹向原駅間を結ぶ西武鉄道鉄道路線である。路線名に「西武」を含む。駅ナンバリングで使われる路線記号はSI。主に東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線副都心線への直通列車が運行される。
概要西武唯一の地下路線(新桜台駅)壁の黄色は地下鉄有楽町線のラインカラーに合わせていた開業当時の名残(新桜台駅)

都市交通審議会(現在の交通政策審議会)の答申第10号にある8号線の一部であり、西武鉄道池袋線と東京メトロ有楽町線副都心線を連絡している。

路線名に「有楽町」とあるが、これは本路線と同じく都市交通審議会答申の8号線として整備され、直通運転を行う路線である営団(現在の東京メトロ)有楽町線に由来するもので、本路線は有楽町を経由しない。また同路線との区別のため、頭に「西武」を冠した「西武有楽町線」が正式な路線名とされており、この「西武」については路線図などの案内表記でも省略されることはない(西武秩父線と同様の扱い)。

練馬駅構内を除く全区間が地下にあり、踏切が存在せず、また車内信号閉塞式 (ATC) を西武鉄道で唯一採用している。さらに、西武鉄道で唯一の全区間複線の路線でもある。起点は練馬駅であるが[1]、列車運行上は小竹向原駅から練馬駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。
路線データ

路線距離(
営業キロ):2.6 km

軌間:1067 mm

駅数:3駅(起終点駅含む)

複線区間:全線

電化区間:全線(直流1500 V 架空電車線方式

閉塞方式:車内信号閉塞式

最高速度:90 km/h[2]

建設主体:日本鉄道建設公団(現 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構

2020年度の混雑率:76%(新桜台駅→小竹向原駅 7:32-8:32)[3]

歴史

1970年5月22日に運輸審議会で認められると、同年5月25日地方鉄道事業免許を取得し、1980年3月から建設工事を開始[4]。当初の計画では、西武有楽町線練馬駅 - 小竹向原間の開業と営団地下鉄(当時)有楽町線営団成増(現・地下鉄成増) - 池袋間を同時に開業させ[4]、西武池袋線と相互直通運転を開始する予定であった[4]

池袋線の高架建設に合わせてトンネルを建設し、環七通りの地下に沿って路線を伸ばすことで、用地交渉にかける時間や用地費を抑えるという目論見であったが[5]練馬付近での工事が遅れたため、小竹向原から当初設置計画のなかった新桜台までの区間を先行して開業させることになった[6][4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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