「多摩川線」はこの項目へ転送されています。「多摩川支線」あるいは「東急多摩川線」とは異なります。
「西武多摩湖線」とは異なります。
多摩川線
桜咲く野川を渡る、多摩川線の列車。
二枚橋橋梁にて(2020年3月)
基本情報
国 日本
所在地東京都武蔵野市、小金井市、府中市
起点武蔵境駅
終点是政駅
駅数6駅
路線記号SW
開業1917年10月22日 (106年前) (1917-10-22)
最終延伸1922年6月20日 (101年前) (1922-06-20)
所有者西武鉄道
運営者西武鉄道
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離8.0 km
軌間1,067 mm
線路数単線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
最大勾配11.1 ‰[1][注釈 1]
最小曲線半径300 m[1]
閉塞方式自動閉塞式
最高速度95 km/h[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例
0.0SW01 武蔵境駅
1.9SW02 新小金井駅
二枚橋川橋梁 野川
4.1SW03 多磨駅
7.0SW05 競艇場前駅
8.0SW06 是政駅
新小金井駅 - 多磨駅間。新小金井駅先から白糸台駅手前まで、路線は南西方向へ直線に延びる。
(人道橋「いちご橋」より、2014年4月撮影)
多摩川線(たまがわせん)は、東京都武蔵野市の武蔵境駅と東京都府中市の是政駅を結ぶ西武鉄道の鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はSW。本記事では、かつてこの路線を運営していた多摩鉄道(旧西武鉄道に合併)についても述べる。
東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線との乗換駅である武蔵境駅[2]からほぼ南西に延びる路線で、他の西武鉄道の路線とは一切交差・接続しておらず、孤立した路線となっている[3]。これは大正時代に開業させた多摩鉄道が1927年(昭和2年)、旧西武鉄道に買収された歴史による[3](「路線名称」「歴史」参照)。
武蔵境駅付近は2006年12月に一部高架化され[4]、2008年7月19日に全面高架化された。 多摩川線は路線名の変遷が激しい。多摩鉄道時代の1922年に是政駅まで全通後、1927年に(旧)西武鉄道に吸収合併され[5]、西武鉄道多摩線となる[6]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}その後[いつ?]是政線に変更され[要検証 – ノート]、さらに1952年に武蔵境線に変更[7]。1955年に武蔵境線から多摩川線に変更[8]されて現在に至る[9]。 なお、2000年8月6日に東京急行電鉄(当時)の目蒲線が分割され、目黒線と東急多摩川線となった際、既に西武鉄道が「多摩川線」の路線名を使用していたため、正式路線名を「東急多摩川線」とすることで区別している。 西武鉄道の路線としては孤立しているため、同社の他路線の各駅で発売されている企画乗車券の発売を行っておらず、多摩川線は西武鉄道発行の企画乗車券のフリー区間の適用外となっていることが多い[10]。なお、西武鉄道では自社の鉄道路線全線を対象とした一日乗車券の発売を行っていない[10]。例外的に東急電鉄の各駅(渋谷駅と世田谷線各駅を除く)で発売されている「東急線西武線まるごときっぷ」は多摩川線でも乗降できるが[11]、この乗車券は西武鉄道側の駅では購入できない[10][11]。
路線データ
路線距離(営業キロ):8.0km
軌間:1067mm
駅数:6駅(起終点駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流1500V架空電車線方式)
閉塞方式:自動閉塞式
最高速度:95 km/h[1]
編成両数:4両
路線名称
乗車券・乗降方式