西武多摩川線
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最高速度95 km/h[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例


JR東中央線


0.0SW01 武蔵境駅


1.9SW02 新小金井駅




二枚橋川橋梁 野川


米軍調布基地


4.1SW03 多磨駅


5.5SW04 白糸台駅/白糸台車両基地




多磨霊園駅/武蔵野台駅


京王京王線




7.0SW05 競艇場前駅


8.0SW06 是政駅

新小金井駅 - 多磨駅間。新小金井駅先から白糸台駅手前まで、路線は南西方向へ直線に延びる。
人道橋「いちご橋」より、2014年4月撮影)

多摩川線(たまがわせん)は、東京都武蔵野市武蔵境駅と東京都府中市是政駅を結ぶ西武鉄道鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はSW。本記事では、かつてこの路線を運営していた多摩鉄道(旧西武鉄道に合併)についても述べる。

東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線との乗換駅である武蔵境駅[2]からほぼ南西に延びる路線で、他の西武鉄道の路線とは一切交差・接続しておらず、孤立した路線となっている[3]。これは大正時代に開業させた多摩鉄道が1927年(昭和2年)、旧西武鉄道に買収された歴史による[3](「路線名称」「歴史」参照)。

武蔵境駅付近は2006年12月に一部高架化され[4]2008年7月19日に全面高架化された。
路線データ

路線距離(
営業キロ):8.0km

軌間:1067mm

駅数:6駅(起終点駅含む)

複線区間:なし(全線単線

電化区間:全線(直流1500V架空電車線方式

閉塞方式:自動閉塞式

最高速度:95 km/h[1]

編成両数:4両

路線名称

多摩川線は路線名の変遷が激しい。多摩鉄道時代の1922年に是政駅まで全通後、1927年(旧)西武鉄道に吸収合併され[5]、西武鉄道多摩線となる[6]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}その後[いつ?]是政線に変更され[要検証ノート]、さらに1952年に武蔵境線に変更[7]1955年に武蔵境線から多摩川線に変更[8]されて現在に至る[9]

なお、2000年8月6日東京急行電鉄(当時)の目蒲線が分割され、目黒線東急多摩川線となった際、既に西武鉄道が「多摩川線」の路線名を使用していたため、正式路線名を「東急多摩川線」とすることで区別している。
乗車券・乗降方式

西武鉄道の路線としては孤立しているため、同社の他路線の各駅で発売されている企画乗車券の発売を行っておらず、多摩川線は西武鉄道発行の企画乗車券のフリー区間の適用外となっていることが多い[10]。なお、西武鉄道では自社の鉄道路線全線を対象とした一日乗車券の発売を行っていない[10]。例外的に東急電鉄の各駅(渋谷駅世田谷線各駅を除く)で発売されている「東急線西武線まるごときっぷ」は多摩川線でも乗降できるが[11]、この乗車券は西武鉄道側の駅では購入できない[10][11]

自動改札機が全駅に設置されていないため、西武線では唯一パスネットが利用できなかった。かつて発売されていた、SF機能を持たないレオカードでは切符を購入できたものの、2008年3月14日をもって使用できなくなった。SFレオカード(2008年1月10日発売終了)では切符の購入もできなかった。

自動改札機未設置駅から乗車するときは、乗車券を自動券売機で購入しそのまま入場する(武蔵境駅が有人改札だった時代は改札で「入鋏」のスタンプを押していた)。このため切符には「入鋏省略」と記載されている。出場時には駅係員により切符が回収される。連絡乗車券はJR武蔵境駅の連絡改札口の自動改札機にそのまま投入できる(「武蔵境駅#西武鉄道」も参照)。多摩川線の簡易ICカード改札機
(競艇場前駅、2008年1月30日撮影)

2007年3月18日からサービスを開始した交通系ICカードPASMOは当路線にも導入され、簡易ICカード改札機を各駅に設置している。西武鉄道では池袋線西武秩父線武蔵横手駅 - 横瀬駅間各駅にも同じものが設置されておりオートチャージにも対応している。かつては武蔵境駅・多磨駅でも簡易ICカード改札機が設置されていたが、前者は高架化、後者は橋上駅舎化に伴い自動改札機に置き換えられた。

武蔵境駅が高架化工事前にJRとの共同使用駅だった頃は、定期券発売窓口は、武蔵境駅から一つ目の新小金井駅に設置されていた。武蔵境駅の駅舎改築により多摩川線の定期券発売窓口は武蔵境駅へ移転した。西武鉄道では定期券発売窓口と定期券専用発売機でのみ定期券が購入可能だったが、2017年の券売機更新により全駅の自動券売機で定期券購入が可能となった。
ワンマン運転

1996年4月1日よりワンマン運転を実施している。全駅の改札が初電から終電まで稼動しているため、車内には乗車駅証明書発行機運賃箱運賃表示機などの設備がない、いわゆる都市型ワンマン方式となっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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