2013年8月25日、2ちゃんねる個人情報流出事件が発生する[98]。
2014年4月20日、前日に婚姻届を提出したと発表した[99]。婚姻相手は飲み会で知り合い、約10年間同棲したWebディレクターの植木由佳(東京都北区田端出身。植木が2ちゃんねる削除人の「削ジェンヌ」であると言われることがあるが、本人は否定している[100]。結婚後は「西村ゆか」名義で活動している)。ひろゆきは結婚理由について「結婚したほうがフランスのビザを取りやすくなる」と説明している[101][102][103]。なお、植木原作のエッセイ4コマ漫画『だんな様はひろゆき』では、妻の視点から見たひろゆきの知られざる私生活が赤裸々に描かれている[104]。植木との間に子供がいるかどうかは植木から公言しないように言われているため、いるともいないとも明確にしていないが、2021年9月には『僕が親ならこう育てるね』(扶桑社)という子育てに関する持論を綴った著書を発表している。ひろゆきは飲み会で出会ったと主張しているが、植木はSNSで知り合った後にオフ会(異業種交流)で会ったと主張しており、ひろゆきは出会い系のような方法で知り合ったと誤解されることを避けたいと思っているようである[105]。ちなみに結婚式は、植木の希望ですでに結婚前の同棲時代の2007年4月19日にアメリカのロサンゼルスで行っている[106]。4月19日は植木の誕生日であり、プロポーズの流れとしては次のように説明している[107]。「朝5時まで友達とサイゼリヤでしゃべっていて…。その日がちょうど彼女の誕生日だったので結婚記念日と誕生日を一緒にしておけば、『結婚記念日忘れた』問題でモメるのを回避できることに気がついて、あ、いまだと。家に帰ったら起きてたので『結婚しよう』って。その日のうちにバタバタと調べて、北区に行って結婚の証明書を取りました。」
2015年9月28日から、平沢真一とともに『ヴァラエティ・ジャパン』の編集長に就任した[108]。
ワトキンス親子(5ちゃんねる・8kun運営/Qアノン主宰者)との管理権限紛争
「2ちゃんねるの歴史#管理権限紛争」および「#2ちゃんねるの商標権をめぐる損害賠償請求訴訟」も参照日本で発祥したスレッドフロート型匿名掲示板の系譜。ひろゆきが1999年に開設した2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)は、4chanや8chan(現:8kun)を含む、他すべてのchan系サイトの起源となった。2014年から2ちゃんねると8chanを運営しているジム・ワトキンス2010年代に5ちゃんねると8kunの管理人を務めたロン・ワトキンス日本で莫大な収益を得た、2ちゃんねるの経営陣である西村とジムは、お家騒動といえる経営紛争を繰り広げ、やがてその二つの勢力が、2ちゃんねるの子供たちともいえる匿名掲示板を買収して自分のものとした。アメリカ最大の匿名画像掲示板4chanと8chanである。〔……〕そして、Qアノンはその両サイトから生まれた。いわば匿名掲示板の近親交配と近親憎悪のなかから、日本から生まれた匿名掲示板カルチャーの落し子としてQアノン陰謀論が生まれたのだ。二人は、日本の2ちゃんねるのやり方そのままで掲示板を運営した。それまでいちおうの管理はされていた4chanは、さらに問題サイトとして、数々の悪名を流すことになる。その帰結のひとつが、連邦議事堂襲撃事件だ。 ? 清義明他『2ちゃん化する世界―匿名掲示板文化と社会運動』新曜社、2023年2月、74頁。
2012年5月、2ch.netのドメインがフィリピンのマニラ首都圏に所在する「Race Queen Inc.」(代表:ジム・ワトキンス)に移転した[109]。ジムはドメイン移転の理由について「パケット社のドメインを管理する団体から、その法人に運営実態がないとクレームが入ったから」と証言している[80]。