西島秀俊
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桐朋高校在学中はバスケットボール部に所属[34]。また、ロックバンドを結成しギターを担当していた[35]

大学時代はアルバイトで中学生たちの家庭教師をしていた[36]

学歴は桐朋高等学校卒業、横浜国立大学工学部生産工学科中退[6]。2022年9月2日放送のTBS『A-Studio+』にゲスト出演した西島は、役者の道を選び大学を中退した理由について「大学で工学部に入ったけど、なんか違うかなと思った。俳優の仕事が入ってきたので工学部は授業が長いので両立できなくなった」と述べた[37]。親に「俳優になる」と報告すると「家から出ていきなさい。一切援助はしないので一人で生きていきなさい」と言われ、実際に一切の援助はなかったが、西島は「今は感謝してますけどね。やっぱり覚悟は決まったんで」と述べた[37]

尊敬する俳優の一人として、デビュー作『はぐれ刑事純情派V』(1992年、テレビ朝日)で共演した藤田まことを挙げている。藤田は新人の西島を気にかけ「秀ちゃん」と呼び、仕事の楽しさや厳しさを教えてくれたという[38]。番組を卒業する際に「本業を、ゆっくりと」と書かれた色紙をもらい、現在も大切にしている[39]。なお藤田とは『大奥』(2006年)で再共演している。

好きな歌手にスピッツを挙げている[40]。スピッツは西島主演の『僕とスターの99日』(2011年、フジテレビ)と『劇場版「きのう何食べた?」』(2021年)の主題歌を担当し、西島はスピッツの楽曲をモチーフに描かれた『海でのはなし。』(2006年)や、スピッツのアルバム『CYCLE HIT』(2006年)のTVCMに出演したこともあり縁が深い[41]。ボーカルの草野マサムネは西島に初めて会った時の印象について「西島秀俊くんは凄く話しやすく、昔からの友達にいそうな人だった」と語っている[42]

小説家音楽家である中原昌也の音楽や活動に関心があり、中原の手掛けたノイズミュージックをよく聴いたり、中原の日々の記録を綴った『中原昌也 作業日誌 2004→2007』(2008年)を愛読している[43]。なお映画評論家でもある中原とは、中原の著書『映画の頭脳破壊』(2008年)などで対談を行っている。

国内外問わず豊富な映画知識を持ち、国際映画祭東京フィルメックスでは2005年に審査員に選ばれ[44]、以降2017年まで実行委員会の理事を務めた。現在は退任しているが、関連イベントなどには不定期で参加している[45]

俳優業の傍ら、映像制作を学ぶため映画美学校に生徒として通っていた時期がある[46]

ビートたけしの大ファンで、『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)など昔たけしが出演していたラジオ番組は欠かさず録音して聴いていた[47]。後に、たけしが監督を務めた『Dolls』(2002年)の主演に抜擢され、また、たけしの小説が原作であるテレビドラマ『菊次郎とさき』(2003年・2005年、テレビ朝日)ではたけしの担任教師役で出演した。

役作りで体型を調整することがある。

2010年の映画『サヨナライツカ』では、老後のシーンのために体重を13kg増やし、その後の若いころのシーンのために、1か月で15kg減量した[48]

2013年の大河ドラマ八重の桜』(NHK総合BSプレミアム)では砲術を担当する武士のため、筋肉質な身体に仕上げた[49]


20代の頃は私生活でも喫煙者(ヘビースモーカー)だったが健康上の理由で30代以降は禁煙している。それ以降の喫煙は役作りのみに制限されている[要出典]。

かなりの甘党である。現場では共演者に指摘されるほど差し入れのお菓子をとにかく食べ続けており、自身もスイーツを差し入れることが多い。特にモンブランドーナツチョコレートが大好物[50]

カブトムシクワガタを自分で捕まえて飼育することが好きで、つがいを捕まえて卵を産ませ孵化した幼虫を成虫になるまで育てている。育った成虫は近所に住む子どもたちに配っており、多い時で20匹配ったことがある[51]

20代後半には俳優業の傍らバンド活動をしており、西島はアボリジニ楽器のディジュリドゥを演奏していた。
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