西宮市(にしのみやし)は、兵庫県南東部の阪神間に位置する人口約48万人の市である。中核市[* 1] および中枢中核都市に指定されている。1925年(大正14年)市制施行。 大阪市と神戸市(阪神間)の中間に位置する住宅都市。2005年4月1日の推計人口で尼崎市を抜き神戸市、姫路市に次ぐ兵庫県第三位の都市となり、2006年6月12日には推計人口が47万人を超えたが高止まりし、2021年1月現在で48万人台で推移している。 プロ野球チーム・阪神タイガースの本拠地であり、春夏の高校野球全国大会が開催されることで有名な阪神甲子園球場や、毎年1月9日から11日の十日戎で「福男選び」のでも知られる西宮神社、また日本三大厄神の一つ門戸厄神東光寺が所在している。えびす神社の総本社である西宮神社の鳥居前町として長い歴史を持つ[4] ほか、江戸時代には西国街道の宿駅が設置された[5]。 阪神間モダニズム文化圏の中央に位置し、隣接する芦屋市とともに、市内には阪急神戸線などの山手側を中心に高級住宅街とされる街区が多い。特に西宮七園や六甲山の山麓エリアには著名人・富裕層が多く居住している。日本の桜名所100選に選ばれた夙川河川緑地を擁する夙川エリアは閑静で上品な住宅地である。また関西学院大学や神戸女学院大学などの大学・短大が10校以上存在しており、関西学院が所在する上ケ原地区などは市の文教地区に指定されているため土地利用において一部制限を受ける[6]。
概要