一院制の州議会をもち、295人の議員で構成されており任期は5年である[18]。国政レベルでは、下院であるローク・サバーの42議席[19]と上院であるラージヤ・サバーの16議席が割り当てられている[20]
州議会では、1977年からインド共産党マルクス主義派を中心とした左翼戦線政権が長期間続いていた[21]。この長期政権は、民主的な選挙によって成立した共産党政権としては、世界的にも前例がない34年間にもわたって存続した。しかし2011年の州議会選挙では、全インド草の根会議派とインド国民会議などの連合に敗北し政権の座を明け渡している[22] 氏名在任期間党派 米、ジュート、茶、タバコなどの栽培がさかん。コルカタ周辺は工業化も進んでいる。 ヒンドゥー教徒が一番多く、ベンガル人のヒンドゥー教徒がおよそ6000万人で、人口の58%を占めている。ベンガル人以外のヒンドゥー教徒も含めると全体の70%になる。それ以外では、イスラム教が27%、キリスト教が0.7%、仏教が0.3%、シク教が0.06%、ジャイナ教が0.06%、その他または無宗教が1.03%である[23]。
州首相
ビダン・チャンドラ・ロイ
プラフラ・チャンドラ・セン(英語版)1962年7月9日 - 1967年2月28日
アジョイ・ムケルジー(英語版)1967年3月1日 - 1967年11月21日ベンガル会議
プラフラ・チャンドラ・ゴーシュ(英語版)1967年11月21日 - 1968年2月19日無所属
アジョイ・ムケルジー(英語版)1969年2月25日 - 1970年3月16日ベンガル会議
アジョイ・ムケルジー(英語版)1971年4月2日 - 1971年6月28日インド国民会議
シッダールタ・シャンカー・レイ(英語版)1972年3月20日 - 1977年4月30日
ジョティ・バス(英語版)1977年6月21日 - 2000年11月5日インド共産党マルクス主義派
ブッダデーブ・バッターチャルジー(英語版)2000年11月6日 - 2011年5月13日
マムター・バナルジー2011年5月20日 - (現職)全インド草の根会議派
経済
宗教水田に立てかけられたジュートの束
交通
空港
ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港
人口統計
公用語
ベンガル語、英語
ベンガル語、ウルドゥー語、ヒンディー語、オリヤー語、サンタル語、パンジャーブ語、ランプリ語、ラージバンシ語、クドマリ語
西ベンガルを起源に持つ著名人
スバス・チャンドラ・ボース(独立運動家)
ラビンドラナート・タゴール(詩人・哲学者)
オーロビンド・ゴーシュ(反英独立運動家、宗教家):コルカタ
ラーマクリシュナ(宗教家):フグリー県カーマールプクル
ヴィヴェーカーナンダ(宗教家):コルカタ
ブラマーナンダ(宗教家):北24パルガナー県シクラ・クリングラム
サーラダー・デーヴィー(宗教家):バンクラ県ジャイラームバーティ
ラーニー・ラーシュマニー(慈善事業家):北24パルガナー県コナ
プラナブ・ムカルジー(政治家、大統領)
ラダ・ビノード・パール(法学者、裁判官)
アパルナー・セーン(映画監督)
ヴィヴィアン・リー(女優)
スシュミター・セーン(女優)
タヌシュリー・ダッター(女優)
ビパーシャー・バス(女優)
ラーニー・ムカルジー(女優)
リーミー・セーン(女優)
リヤー・セーン(女優)
ニキル・バネルジー(シタール奏者)
ダース・ローマシュ匡(プロ野球選手)
脚注[脚注の使い方]