大アンティル諸島の東側、ウィンドワード諸島の北側に位置する。この地域は2つの独立国と6つの海外領に分かれている。
この地域にある国と地域は以下のとおり。大アンティル諸島に近い位置から時計回りの順。
イギリス領ヴァージン諸島
アメリカ領ヴァージン諸島
アンギラ(イギリス領)
フランス領アンティル ( サン・マルタン)
セント・マーチン島北部
シント・マールテン(オランダの自治領)
セント・マーチン島南部
フランス領アンティル ( サン・バルテルミー)
サン・バルテルミー島
オランダの特別自治体
サバ島
オランダの特別自治体
シント・ユースタティウス島
セントクリストファー・ネイビス
セントクリストファー島、ネイビス島
アンティグア・バーブーダ
バーブーダ島、アンティグア島、レドンダ島
モントセラト(イギリス領)
プエルトリコの東にあるヴァージン諸島は、西側半分をアメリカ領のアメリカ領ヴァージン諸島、東側半分をイギリス領のイギリス領ヴァージン諸島とで2分されている。ヴァージン諸島の名は、コロンブスが発見した際に、人間によって汚されていない自然なままの姿を、聖ウルスラと1100人の乙女の殉教伝説と結びつけて命名したもの。
南に隣接するグアドループ島やドミニカ島をリーワード諸島に含む場合もある。
ウィンドワード諸島ウィンドワード諸島詳細は「ウィンドワード諸島 (西インド諸島)」を参照
小アンティル諸島を二分した「ウィンドワード(風上)諸島」の東部にあたるが、西部を「リーワード・アンティル諸島」とし、東部のみを「ウィンドワード諸島」と呼ぶ場合もある。フランス語などで「風上の島」と呼ばれる諸島の南部にあたる。
イギリスとフランスが植民地とした。この地域に6つある独立国はいずれもイギリスの植民地から独立したもので、英連邦の加盟国である。
フランス領アンティル ( グアドループ)
グランド・テール島、バス・テール島、マリー・ガラント島など
ドミニカ国
フランス領アンティル ( マルティニーク)
マルティニーク島
セントルシア
バルバドス
セントビンセント・グレナディーン
セントビンセント島、グレナディーン諸島
グレナダ
トリニダード・トバゴ共和国
トリニダード島、トバゴ島
南端のトリニダード島・トバゴ島をリーワード・アンティル諸島に含む場合もある。
リーワード・アンティル諸島リーワード・アンティル諸島詳細は「リーワード・アンティル諸島」を参照
オランダ語などで「風下の島々」と呼ばれる島々。英語名称「ウィンドワード諸島」の西部とみなす場合もある。ベネズエラ本土の近海を東西に走っている。 一般的には西インド諸島に含まない。
ベネズエラ連邦保護領
ラスアベス諸島、ロス・ロケス諸島、オルチラ島、ブランキージャ島、トツトゥガ島、アベス島 など
ベネズエラのヌエバ・エスパルタ州
マルガリータ島、コチェ島(英語版)、クバグア島(英語版)
オランダの特別自治体
ボネール島
キュラソー(オランダの自治領)
キュラソー島
アルバ(オランダの自治領)
アルバ島
その他の島々
中央アメリカ沿岸の島々
イスラス・デ・ラ・バイア県 - (ホンジュラス領)
ベイ諸島ロアタン島(Roatan)グアナハ島
南アトランティコ自治地域 - (ニカラグア領)
コーン諸島(コーン諸島はかつてアメリカの戦略的な軍事基地があり、1971年までは租借地としてのアメリカ合衆国領だった)
サン・アンドレス・イ・プロビデンシア県 - (コロンビア領)