装輪装甲車
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^ 現地でのスペアタイヤへの交換も可能。ただし装軌車でも、多くの戦車が予備履帯を装着携行していることからも分かるように、手間はかかるが破損部を応急修理することは可能である。
^ 1つのタイヤ当りでは2.5-3トン程度が上限とされてきたが、2010年代以後は4トン(4輪15トン、8輪なら30トン級)台も現れている。
^ パトリアAMV。額面上は第二次世界大戦時の中戦車に匹敵することになる。
^ 第二次世界大戦中にはアメリカ軍がM8装甲車を使用しており、また、戦後には、イギリスFV601 サラディンフランスEBR装甲車が開発された。105mm砲ではAMX-10RC(6x6), チェンタウロ戦闘偵察車, M1128ストライカーMGS, 独ヘンシェルヴェアテクニカ社製TH400(6x6), 米キャデラック・ゲージ社製コマンドーLAV600(6x6), 仏ジアット社製ベクストラ, 独ラインメタル・ランドシステム社製NAWV, 台湾Timoney Tech.社製CM-32雲豹機動砲型, 中国NORICO社製VN-1戦車駆逐車型, スイス・モワク社製ピラーニャIII戦車駆逐車型(10x10)
^ 120mm砲では仏Nexter社製VBCIの120mm機動砲システムがある。
^ 76mm砲を搭載したルーイカット装甲車は実戦で使用された。
^ チェンタウロACV装甲戦闘車Rooikat AFVには高度なFCSが装備されている。
^ ただし対戦車ミサイルは、砲弾と比較して容積が大きいので搭載可能な弾数が減少する上に、コストもはるかに高い。
^ 2004年にエリコン・コントラベス社は、ピラニアIIIをベースに対空用レーダ車、35mm自走対空機関砲車、自走対空ミサイル車を組み合わせたスカイレンジャー防空システムを発表し現在開発中である。
^ アルミニウムは鋼鉄の3分の1程度の強度しか持たないが重さも3分の1程度であり、重量当りの強度は鋼鉄とそれほど変わらない。アルミニウムで車体を作ると厚みが出るため、曲がりに抗する剛性が高く座屈のような破壊が起きにくくなる。アルミニウム製の車体は燃えやすいという風聞があるが、テルミット剤のような微粉状でもなければ燃えるということはあまりない。ただしアルミは融点が660℃程度に過ぎないため火災時に車体が融け落ちてしまうことがある。
^ ストライカー装輪装甲車は付加装甲としてMEXASセラミック装甲タイルを後付けする。
^ 複合装甲とはアルミナ、ボロンカーバイド、シリコン・カーバイドなどのセラミック板をチタンなどの箱で覆ったタイルブロック状のものであり、車体の鋼製装甲板に最初から挟み込んで使うものや、付加装甲として外面に付け加えるものがある。
^ ストライカー装輪装甲車に使われているスラット装甲の重量は約2,360kgである。
^ 衝撃吸収機能付き座席はヘリコプター用座席の技術が生かされている。
^ モワク社製ピラーニャIII戦車駆逐車型。ただし大径のタイヤを履く装輪装甲車では車体が長くなりすぎ、旋回半径の拡大や、凹凸を越える際に車体の一部が浮きやすくなり接地輪に過荷重が加わるといった問題から不整地走行性能が悪化する。
^ チェンタウロの操行系は最後部2輪が前部4輪と逆に操行できるモードへ切り替えできる。
^ 2006年から開発中のピラーニャVでは、8輪中に前6輪がステアリングできるようにも設計される。
^ オーストラリアのパンデュールIIのように、ステアリング・ブレーキを備えたものもある。
^ AMX-10RCは装軌車であるAMX-10P歩兵戦闘車と共通に作られたため、スキッド・ステアリングと呼ばれる方式で操行操作を行い、戦車同様に信地旋回超信地旋回が行えるがタイヤは早くに磨耗する。ステアリングの余地をタイヤハウスに設ける必要がなくなるので車内の幅が広くできる。
^ 搭載するディーゼルエンジンは、8輪のものでは300-500馬力程度の出力を備える。
^ スウェーデンのBAEシステムズ・ヘグルンド社製SEP(spitter skyddad enhets platform; modular armoured teactical system; モジュラー装甲戦術システム)は2基の130kW(176hp相当)の豪Steyr社製3.2リットルのディーゼル・エンジンと独ZF社製発電機を車体両側面部に2組備え、6輪のホイール内の100kWのモーターが2段減速ギヤを経由して車輪を駆動する。仏Nexter社でもVBCIの次世代車種としてDPEと呼ばれる普段はディーゼルエンジン駆動で105km/hであるが、ステルスモードにすればバッテリーとモーターだけで15km/hの速度で走れる6×6の偵察車両を試作している。
^ 耐地雷用に多層舟形底部を持った装輪装甲車の中でも、米軍のMRAP車両群が特に車高が高くなる傾向が強い
^ 特に軽量の型や、1950年代以前の古いものでは普通自動車と同様、車両先頭中央にエンジンがあるものが多い。また1980年代以前のものは車体の中ほどや後部に有することが多かった。
^ 中国製VN-1は車体右側側面のほぼ中央に、サウジアラビアのアル・ファードは車体左側側面のほぼ中央にそれぞれ大きな排気管のマフラーが露出している。

出典^ a b c d e f g h 「ハイパー装輪装甲車」 (株)ジャパン・ミリタリー・レビュー 2008年11月1日発行

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