袁術
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脚注^ 『資治通鑑音注』、盧弼『三国志集解』
^ 「術音遂」とある
^ 袁術(えんすい)とは - コトバンクに「えんすい【袁術 Yuan Sui】」・「〈えんじゅつ〉と読むのは誤り。」とある。
^ 『三国志』魏志「武帝紀」では、袁紹らと共に正月に一斉に挙兵したとある
^ 『三国志』魏志「袁術伝」本文によると、袁術が陳温を殺害したとあり、また、同書同伝に引く『英雄記』などによると、陳温は病死し、後任の刺史に鄭泰を派遣しようとしたところ鄭泰は病死(『後漢書』「鄭泰伝」)、代わりに陳?を派遣した。袁紹は一族の袁遺を揚州刺史に任命したが、袁術の軍に阻止され、逃亡先で殺害された。後に陳?も袁術から離反し寿春入りを阻止ということになっている。
^ その時に幼少であった陸績(陸康の子)が寿春の袁術の元を訪問したところ、袁術が陸績に間食として蜜柑を与え陸績がそれを母親に食べさせたいからと言う理由で隠し持って帰ろうとしたことが分かり、袁術は陸績を「とても親孝行な子供だ」と自ら褒め称えたという逸話が二十四孝として残っている。
^ 『三国志』「武帝紀」が引く『魏武故事』によると、曹操が魏公になったときの発言の中で、袁術は皇帝になろうとしたが、曹操の存在を警戒して一時的に思いとどまったとされている
^ 「文帝紀」に引く『献帝伝』によると、のちに曹丕に献帝からの禅譲を勧めた勧進文では、当塗高はであるという解釈が行われている。魏には「高い」という意味もあるからである。同様の説は、後漢末期から益州周舒が唱えており、蜀漢でも?周らによって密かに言い伝えられていた。
^ このとき、曹操と敵対した楊奉韓暹が袁術を頼ってきている。
^ 袁術を皇帝とする国家の国号は「成」とされることがある。『後漢書』は「建安二年、因河内張炯符命、遂果僭號、自稱仲家(建安2年、袁術は張炯の符命により、ついに僭号(皇帝号を僭称)し、自ら「仲家」と号した)」とし、その注釈書である沈濤の『後漢書集解』は「『仲』が袁術の国号である。これに『家』がついているのは、漢室を『漢家』というのと同じであり、『家』は、国号の一部ではない。公孫述が『成家』と号したと『後漢書』にあるが、袁術のケースと同じで、国号は『成』である」と述べている。袁術の国号を「成」とするのは、この沈濤の文の「国号は『成』である」というところを袁術の国のことと誤解したものであると考えられている。別史料では袁術の国号を「沖」としているが、これは「仲」を誤ったものであると考えられている。
^ 柿沼陽平『劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』』(文藝春秋、2018年5月、90頁)
^ 謝承『後漢書』によると、袁術は部曲将の張?という者を派遣し、兵糧を集めさせた。張?は酒の席で、駱俊を暗殺した。
^ 劉寵が殺害されると、袁術によってその娘は呂布の武将秦宜禄と結婚させられた。
^ 袁術が袁紹に送ったという手紙の内容が残っている(『魏書』)。
^ 『後漢書』「献帝紀」
^ 『三国志』呉志にある「術死 長史楊弘 大將張勳等」という記述がある。『三国志演義』では、「弘」という字は見落とされたため、「長史楊大將 張勳等」となっている。

参考資料

三国志

後漢書










陳寿撰 『三国志』 に立伝されている人物および四夷

(魏書)

巻1 武帝紀

太祖武皇帝曹操

巻2 文帝紀

文皇帝曹丕

巻3 明帝紀

明皇帝曹叡

巻4 三少帝紀

斉王曹芳

高貴郷公曹髦

陳留王曹奐

巻5 后妃伝

武宣卞皇后

文昭甄皇后

文徳郭皇后

明悼毛皇后

明元郭皇后

巻6 董二袁劉伝

董卓

李?




袁紹

袁譚

袁尚


袁術

劉表

巻7 呂布臧洪伝

呂布

張?

陳登


臧洪

陳容


巻8 二公孫陶四張伝

公孫?

公孫度

公孫康

公孫恭

公孫淵


陶謙

張楊

張燕

張?

張魯

巻9 諸夏侯曹伝

夏侯惇

韓浩

史渙


夏侯淵

曹仁

曹純


曹洪

曹休

曹肇


曹真

曹爽

曹羲

曹訓

何晏

ケ?

丁謐

畢軌

李勝

桓範


夏侯尚

夏侯玄


巻10 荀ケ荀攸賈?伝

荀ケ

荀ツ

荀?(中国語版)

荀?(中国語版)


荀攸

賈?

巻11 袁張涼国田王?管伝

袁渙

張範

張承


涼茂

国淵

田疇

王修

?原

管寧

王烈

張?(中国語版)

胡昭


巻12 崔毛徐何?鮑司馬伝

崔?

毛?

徐奕

何?

??



司馬芝

司馬岐(中国語版)


巻13 鍾?華?王朗伝

鍾?

鍾毓


華?

王朗

王粛

孫叔然


巻14 程郭董劉?劉伝

程c

程暁


郭嘉

董昭

劉曄

?済

劉放

孫資


巻15 劉司馬梁張温賈伝

劉馥

司馬朗

梁習

張既

温恢

賈逵

巻16 任蘇杜鄭倉伝

任峻

蘇則

杜畿

杜恕


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