表記体系
[Wikipedia|▼Menu]
満洲 16世紀

シベ 20世紀


トド 17世紀

ワキンダラー 20世紀




ギリシア 前9世紀

エトルリア 前8世紀

ラテン 前7世紀

ルーン 2世紀

オガム 4世紀

ゴート 4世紀



コプト 300年

グルジア 4世紀

アルメニア 405年

グラゴル 862年

キリル 10世紀



イベリア 前6世紀


南アラビア 前9世紀

ゲエズ 前5–6世紀


メロエ 前3世紀
カナダ先住民 1840年
注音 1913年

ブラーフミー系文字
ブラーフミー 前6世紀-前3世紀-
北インド系

グプタ 4世紀

シッダマートリカー(梵字) 6世紀

初期ナーガリー

デーヴァナーガリー

カイティー 16世紀

グジャラーティー

モーディー


原ベンガル

ベンガルアッサム 11世紀

マイティリー

オリヤー 11世紀

メイテイ


シロティナグリ


ネパール(英語版) 9世紀

プラチャリット(英語版)

ブジモール(英語版)

ランジャナー(ランツァ) 11世紀

ソヨンボ 17世紀



シャーラダー 10世紀

ランダー 10世紀

グルムキー 16世紀


タークリー

ドーグリー



チベット 7世紀

パスパ 13世紀

ハングル? 15世紀


レプチャ 18世紀

リンブ 18世紀




トカラ 6世紀

南インド系

カリンガ

カダンバ 5世紀

カンナダ 14世紀

テルグ 14世紀


グランタパッラヴァ) 5世紀

タミル 8世紀

ヴァッテルットゥ文字

マラヤーラム 11世紀

トゥル(英語版) 15世紀


シンハラ 8世紀

ディヴェ(英語版) 12世紀


モン文字 6世紀

ビルマ 11世紀

アーホム 13世紀

チャクマ(英語版)

ラーンナー 14世紀

タイ・ロ


クメール 7世紀

タイ 13世紀

ラーオ 14世紀


チャム 8世紀

カウィ(英語版) 8世紀

ジャワ 9世紀

バリ 10世紀

スンダ 14世紀


バタク 14世紀

ルジャン

ブギス 17世紀

バイバイン 14世紀

ブヒッド文字 14世紀

ハヌノオ 14世紀

タグバヌワ 14世紀












文字(もじ、もんじ、: writing system)とは、言語を点や線の組合せで単位ごとに記号化するもの[1]。文字と書いて基本的には「もじ」とよむが、「もんじ」ともよむ[1]
概説[ソースを編集]

文字というのは、言語を、の組合せで、単位(ひとまとまり)ごとに記号化するものである。言葉言語を伝達し記録するためにを使って形作られた記号のこと。言葉・言語を、視覚的に記録したり伝達したりするために、目に見える直線曲線)や点を使って形作られた記号のことである。

世界にはさまざまな文字があり、またさまざまな分類法がある。基本的な分類として、「音」だけを示している「表音文字」と、基本的に「意味」を示している「表意文字」がある。世界全体を見ると、主に表音文字ばかりが使われている地域と、主に表意文字ばかりが使われている地域と、基本的に両者を混合して使っている地域がある。

たとえばヨーロッパの英語ドイツ語フランス語アルファベット表音文字であり(さらに詳しくいうと音素文字であり)、一文字一文字は音素(音の要素。音の一部分。特定の、の動き・の動き・の形などで生じる音)を表しており、アルファベットが2?3文字(やや例外的な場合も含むなら 1?6文字ほどが)まとまることで音節(発音の小単位)を示している。表音文字の一文字一文字は、あくまで音を表すためのものであり、原則(※)として、意味が全く無い。たとえば英語の「proceed」という言葉に含まれる「p」の一文字だけでは全く意味を持たない。p,r,oと並べることで「pro」という音節になり、「pro」という組み合せになってようやく「前方へ」という意味を持つ。c,e,e,dの4文字の組み合わせで「ceed シード」という音節を示し「進む」という意味を示し、「proceed」7文字全体で、「前に進める。続行する」という意味になる。それに対して中国で使われるようになった漢字表意文字であり、表意文字はひとつひとつの文字だけでも何らかの意味を表していることが多い。たとえば「明暗」という語は、2つの漢字「明」と「暗」からなるが、「明」一字だけでも意味がある。また「暗」一字だけでも意味がある。そして二文字を組み合わせて「明暗」という一語になっている。中国では主に漢字ばかりが使われる。一方、日本語で使われる文字は、漢字から形を独自に変形させたひらがなカタカナがあり、漢字のほうは中国語同様に原則的に表意文字であるが、ひらがなやカタカナのほうは「表音文字」(詳しくいうと音節文字)であり、つまり現代日本語のありふれた文書に使われる文字は、表音文字と表意文字の両方を並行して使っている。たとえば現代日本語の「太陽、まぶしいね。」という一文に含まれる「太陽」は表意文字を2文字並べており(「太」および「陽」。二文字で一語(ひと単語)になっている)、「まぶしいね」は表音文字(音節文字)を5文字並べている(「ま」「ぶ」「し」「い」「ね」)。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:148 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef