虎バン
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タイトルロゴは直筆の書ではなくCGで作られたものに変更され、オープニング映像は前年度からのイメージを継承しつつ、放送内容を簡単に紹介するタイプに変更された。また、阪神での現役選手時代から当番組に登場していた矢野燿大金本知憲下柳剛が交互にコメンテーターを務める場合には、コメンテーターによる特集コーナーに「虎(トラ)イアングル」というサブタイトルを付けるようになった。

放送期間によっては、Joshin(阪神のヘルメットスポンサー)などの企業が1社だけで全編のスポンサーに付くことがある。日本コカ・コーラが「GEORGIA」名義でスポンサーに付いている2012年度から2014年度までのレギュラー放送では、番組中のCMにとどまらず、本編後半のインフォメーションコーナーでも「ジョージア魂」賞への投票を呼び掛けていた。

放送開始10周年を迎える2014年には、阪神での現役選手時代から当番組に登場していた桧山進次郎もコメンテーターに起用。10周年記念の特別企画として、矢野・金本・下柳・桧山が一堂に会する当番組初の「ファンミーティング」を、3月24日に朝日放送本社内のスタジオで開催した。このミーティングでは、公式サイトからの視聴者投票による「10年間の名場面・名プレー」(1位は桧山が前年のクライマックスシリーズ・ファーストステージ最終戦に代打で放った「現役最終打席での本塁打」)を発表。レギュラー放送の第1回(同月29日)には、桧山を初めてスタジオに迎えたほか、ミーティングのダイジェストを放送した。

2014年の最終放送で、清水と角野が当番組を卒業(事実上の降板)。2015年のレギュラー放送(3月7日開始)では、清水の後輩に当たるスポーツアナウンサーの高野純一をナビゲーター、折原あやの海野ナルを「虎バンマネジャー(虎マネ)」という肩書でアシスタントに起用した[7]。折原・海野は、隔週交代でスタジオに出演。取材やスタジオでの報告・進行に加えて、チームとタイガースファンをつなぐ役割(Facebook上の番組公式アカウントに新設された「 ⇒虎マネブログ」の執筆など)も担った[8]。さらに、幼少期からの阪神ファンである佐藤隆太が、「スペシャルナビゲーター」という肩書で随時出演[9]。オープニングロゴなどは2013年以降のスタイルを踏襲する一方で、オープニング映像やスタジオセットのリニューアルを敢行した(詳細後述)。

2016年のレギュラー放送では、山本彩木下春奈薮下柊川上千尋(いずれもNMB48のメンバー)が、折原・海野から「虎マネ」を継承[10]。オープニング映像を2013年度のように放送内容をダイジェストで紹介するタイプに戻しながら、金本の一軍監督就任に合わせて、チームスローガンである「超変革」ロゴとユニフォーム姿の金本の画像をダイジェストの前に映していた(詳細後述)。

2017年のレギュラー放送開始時点では、前年10月に木下がNMB48を卒業したことから、山本・薮下・川上が「虎マネ」を続けていた。前年12月にNMB48からの卒業・芸能界からの引退を発表していた薮下も、3回目の放送(4月15日)で「虎マネ」から退いたが、5月27日放送分から谷川愛梨が「虎マネ」に加わっていた。2018年からは、高野の後輩アナウンサー・津田理帆をアシスタントへ起用する一方で、山本のみ引き続き「虎マネ」として随時出演していた。

なお、星野は北京オリンピック野球日本代表の監督を務めた2008年から当番組を離れていたが、東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍監督へ就任した2011年からオフシーズンの「虎バンスペシャル」を中心に出演を再開。同球団のシニアアドバイザーへ就任した2015年以降も随時出演していたが、取締役副会長在任中の2018年1月4日に70歳で逝去した。このため、朝日放送テレビでは1月8日月曜日成人の日)の16:00 - 16:58[11]に、高野と後輩アナウンサー・川添佳穂の進行で『虎バン追悼特別番組 ありがとう!星野仙一さん』を急遽放送した。

番組開始からプロ野球シーズン中のレギュラー放送を続けてきたが、2018年シーズンでいったん終了。2019年には、特別番組として不定期で編成することが予定されていた[2]が、実際にはレギュラーシーズン開幕前の2月と閉幕後の11月に2回放送されただけにとどまった。

2020年には、前年に続いて、テレビ版を開幕前の3月と閉幕後の12月に1回ずつ放送。3月放送分では、「祖父の代から家族ぐるみで阪神ファン」という歌手の河野万里奈が、津田に代わってアシスタントを務めた。ラジオ(ABCラジオ)では、日本国内で年頭から新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、3月20日春分の日)に予定されていたプロ野球レギュラーシーズンの開幕が6月19日(いずれも金曜日)まで延期されたことに伴って、2010年2014年セ・パ交流戦予備日に特別番組として1回ずつ放送されていた『ラジオで虎バン!』を6年振りに復活。4月14日から開幕直前の6月18日(木曜日)まで、毎週火曜日 - 金曜日の18:00 - 19:00にレギュラーで放送した。さらに、5月26日には、朝日放送テレビのYouTube公式チャンネル内に『虎バン 阪神タイガース応援チャンネル』(『虎バンチャンネル』)を開設。過去にテレビで放送済みの企画を改めて編集した動画や、YouTube向けのオリジナル動画を配信している。『ラジオで虎バン!』については、レギュラーシーズン最終盤の11月6日(金曜日)から、オフシーズン限定のレギュラー番組として上記の曜日・時間帯で放送を再開。生放送と同時に、YouTubeの公式チャンネルでライブ配信を実施している。

2021年には、開幕後の4月第1週から、『虎バン 阪神タイガース応援チャンネル』で毎週月曜日の夜に「週刊虎バンチャンネル」を配信。テレビの関西ローカル向け阪神戦中継では、水曜日のナイトゲームを中心に、中継と連動した『虎バンチャンネル』からのライブ配信を随時実施している。また、「全国のタイガースファンとタイガースへの愛と興奮を分かち合いたい!」というキャッチフレーズの下に、朝日放送テレビ制作番組へのレギュラー出演者で「虎バン優勝いただき隊」(応援ユニット)を新たに結成。5月までは一切放送されていなかったテレビ版についても、同局アナウンサーの岩本計介(「虎バン優勝いただき隊」の隊長で2014年度まではスポーツアナウンサーとして活動)をMCに迎えて、6月20日(日曜日)の10:55 - 11:50に『虎バンスペシャル#あかん阪神優勝してまう』というタイトルで甲子園球場の内野スタンドから生放送を実施した[12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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