2009年には、「日曜洋画劇場」で放送される『007 カジノ・ロワイヤル』の吹替オーディションに参加し、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの吹替に抜擢される[6]。以後、クレイグを専属(フィックス)で吹き替えており[7][8]、2022年に『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』で担当した際には「ダニエル・クレイグ声優」「誰よりも彼(クレイグ)の演技を知る藤」と評されるほどに定着している[9][10]。
2023年、「PLUTO」のゲジヒト役でアニメ初主役[11]。 藤はクレイグの魅力について「ひとつひとつ表情や仕草は抑えた演技なのに、感情をしっかり伝えることができること。見つめられると、どんな女性も落ちそうなブルーの瞳も魅力的です」と語っている[12]。また初担当となった前述の『007 カジノ・ロワイヤル』(テレビ朝日版)の演出を手がけた鍛治谷功は「オーディションに来ていただいた中で最も経験の少ない藤さんの、多少荒削りで予測のつかない部分が、却って新生ボンドのイメージにマッチしている」と考えたことが抜擢の決め手になったと述べており、藤自身についても「艶のある美声は天賦のもので、まさしくジェームズ・ボンドを演じるために生まれてきた方だと思います」と評している[13]ほか、『007/慰めの報酬』(BSテレ東版)のプロデューサーを務めた久保一郎は吹替版の製作時に「ダニエル・クレイグのボンドは藤真秀さんがベストだと確信した」と語っている[14]。 趣味は野球[2]。 太字はメインキャラクター。
人物
出演
テレビドラマ
NHK大河ドラマ
八代将軍吉宗(1995年) - 成瀬隼人正(青年期)
教習所物語(2000年)
火曜サスペンス劇場
弁護士・高林鮎子15「飛騨高山の女」(1994年11月15日)
だます女だまされる女2(2001年)
女検事・霞夕子18(2001年) - 小林刑事
森村誠一サスペンスシリーズ7「時」(2008年)
隠蔽捜査2?果断?(2008年) - 鑑識班員
特撮
ウルトラマンコスモス(2001年、研究員)
仮面ライダーリバイス (2022年、狩崎真澄〈声〉)
映画
ごくせん THE MOVIE(2009年、SATの隊長)
舞台
カッコーの巣の上を
天国から来たチャンピオン
同期の桜
ハムレット
るつぼ
大江戸ロケット(2001年) - 傘貼の藤
愛と不安の夏(2007年)
テレビアニメ
2007年
ルパン三世 霧のエリューシヴ
2009年
蒼天航路(韓当)
2010年
COBRA THE ANIMATION(キング)
GIANT KILLING(緑川宏)
2011年
C(中年の男)
べるぜバブ(東条が憧れた男 / 早乙女禅十郎)
2012年
超速変形ジャイロゼッター(マカベ、山尻)
2014年
ガンダム Gのレコンギスタ(ゲル・トリメデストス・ナグ)
2015年
ルパン三世 PART IV(パーシバル・ギボンズ)
2016年
ルパン三世 イタリアン・ゲーム(パーシバル・ギボンズ[15])
2017年
GRANBLUE FANTASY The Animation(エージェント)
2018年
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(2018年 - 2019年、リゾット・ネエロ[16][17])