藤原 啓治(ふじわら けいじ、1964年〈昭和39年〉10月5日[8][9] - 2020年〈令和2年〉4月12日[10])は、日本の声優、俳優、音響監督[3]。AIR AGENCY代表取締役、日本芸術専門学校講師も務めた。東京都出身[2][3][4]、岩手県北上市育ち[5]。
主な出演作に、アニメでは『クレヨンしんちゃん』(野原ひろし)、『鋼の錬金術師』(マース・ヒューズ)、『交響詩篇エウレカセブン』(ホランド・ノヴァク)などがあり、吹き替えでは『チャーリーとチョコレート工場』(ウィリー・ウォンカ)、ロバート・ダウニー・Jr(『マーベル・シネマティック・ユニバース』(トニー・スターク / アイアンマン)、『シャーロック・ホームズ』(シャーロック・ホームズなど)、ゲームでは『ファイナルファンタジーVII』(レノ)などがある[4][8][11][12]。 出生地は東京都だが、育ちは岩手県であり、藤原本人も「ほぼ岩手人」と発言していた[13][出典無効]。 子供の頃は人見知りで引っ込み思案であり、1人で遊ぶことが多かったという[14]。野球の試合を1人でしており、一番バッターから九番バッター、相手チームまで選手のキャラクターをそれぞれ変えて自分でしていたという[14]。中学時代は野球部に所属、高校時代は硬式テニス同好会を自ら結成[14]。 役者を志そうと思ったきっかけは「自分の名前ではできないことを、役名を与えられることによってできるから」と語っていた[15]。17,18歳の時に、漠然と「舞台をやってみたい」と思い、中学、高校の頃に学校でしていた演劇鑑賞会を観て、芝居に興味が湧いたという[16]。
生涯