藤井太洋
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誕生
1971年
日本鹿児島県大島郡瀬戸内町大字古仁屋
職業小説家SF作家
言語日本語
国籍 日本
最終学歴国際基督教大学中退
鹿児島県立錦江湾高等学校卒業
活動期間2012年 -
ジャンルSF
主な受賞歴第35回日本SF大賞(2015年)
第40回吉川英治文学新人賞(2019年)
デビュー作『Gene Mapper -core-』(2012年)
公式サイトTaiyo Fujii, writing
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藤井 太洋(ふじい たいよう、1971年[1] -)は、日本小説家SF作家日本SF作家クラブ会員・第18代会長。
経歴

鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋奄美大島南部)出身[2][3]瀬戸内町立古仁屋中学校鹿児島県立錦江湾高等学校卒業[2][3]

志望の東京藝術大学芸術学部に不合格で、国際基督教大学教育学科に入学。青年団に舞台美術スタッフとして携わり、大学を中退。印刷会社のDTP制作、フリーランスのデザイナー・イラストレーターなどを経て、ソフトウェア開発会社イーフロンティアに入社。勤務の傍ら、2011年秋より小説の執筆を開始[4][5][6][7]

2012年7月26日電子書籍によるセルフ・パブリッシングで『Gene Mapper -core-』を発表する。同作は7000部を売り上げ[8]Amazon.co.jpの「2012年Kindle本・年間ランキング小説・文芸部門」で1位を獲得[4]

2013年4月24日、『Gene Mapper -core-』を増補改稿した『Gene Mapper -full build-』が早川書房から出版され単行本デビュー。同作は『SFが読みたい! 2014年版』で発表された「ベストSF2013[国内篇]」の第4位に選ばれる。同年春には8年勤めたイーフロンティアを退社し、作家業に専念[5]

2015年、『オービタル・クラウド』が『SFが読みたい! 2015年版』で発表された「ベストSF2014[国内篇]」の第1位に選ばれる。同年、『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞を受賞[2](同時受賞に長谷敏司『My Humanity』)、第46回星雲賞(日本部門)を受賞。同年、第18代日本SF作家クラブ会長に就任、2018年まで務める[9]

2019年、『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞[3][10]
エピソード

元エンジニアであるが、自身の職歴としては開発よりもプロモーションの比重が高かったとし、「文系理系で言えば文系」と称する[11]。イーフロンティアではShadeの開発指揮を執った[11]

当初は会社員との兼業だったため、執筆は通勤中にiPhoneで行っていた[6]。デビューから2021年4月までScrivener(英語版)、その後Visual Studio Codeで執筆し、原稿のバージョンはGitで管理している[12]。また、Visual Studio Codeを小説執筆向けにカスタマイズする拡張機能「novel-writer」を自ら開発、公開している[12]
作品リスト
単行本/文庫本

Gene Mapper -full build- (2013年4月24日
ハヤカワ文庫

オービタル・クラウド (2014年2月21日 早川書房 / 2016年5月10日 ハヤカワ文庫(上下巻))

アンダーグラウンド・マーケット (2015年3月20日 朝日新聞出版 / 2016年7月7日 朝日文庫


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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