薔薇族
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

[9]
誌名

日本で男性同性愛者を指す隠語として「薔薇」が使われることがある。薔薇族が元になったといわれたが、実際には薔薇族の前に1963年発行の三島由紀夫の裸体写真集「薔薇刑」や、1964年創刊の会員制ゲイ雑誌「薔薇」、1968年創刊の「血と薔薇」、1969年公開のピーター主演の映画『薔薇の葬列』があり、男性同性愛を象徴する言葉として薔薇を使ったのは薔薇族が最初ではない。外国作品では1944年のジャン・ジュネの小説『薔薇の奇蹟』などが日本でも有名で、『薔薇の葬列』にも「ジュネ」というゲイバアが登場する。
ゲイ雑誌以外の事業

伊藤文學も参照
談話室祭り

1976年、喫茶店「談話室祭り」を開業し、ハッテン場とは異なる同性愛者同士の出会いの場を設けようとしたこともあった。
ゲイビデオの制作

1981年に日本初のゲイビデオ『青春体験シリーズ 少年・純の夏』を発売した。
ゲイ・ピンク映画への関わり

1982年には伊藤の呼びかけで、日本初のゲイポルノ映画が制作され上映された。
関連項目

LGBTポータル
プロジェクト LGBT


同性愛

ゲイ雑誌

百合 (ジャンル) 女性の同性愛のこと。本誌の文通欄に「百合族の部屋」が設けられていた。

山川純一

内藤ルネ

en:bara (genre)

en:Sub_rosa

脚注[脚注の使い方]^ 薔薇族の前に会員制のゲイ雑誌「アドニス」(1952年9月?62年63号まで)、「同好」(1959年10月頃大阪で創刊。後に「清心」に改名)、「薔薇」(1964年7月創刊.4年程続く)、「羅信」、「MAN」、「「楽園」の6誌が創刊されている。
^ ニコニコニュース「いま気にかかっているのは少年愛のこと -ゲイ雑誌『薔薇族』の初代編集長-」2011年10月30日。
^ 「『薔薇族』編集長」25-28頁
^藤田竜君が本当の編集長だった!(『薔薇族』編集長 伊藤文學の談話室「祭」、2011年11月5日)
^33年間の歴史に幕、「薔薇族」が廃刊
^「薔薇族」が4月に復刊、初回発行部数は3万部
^なんとか頂上(通巻400号)が見えてきた!(『薔薇族』編集長 伊藤文學の談話室「祭」、2008年12月11日)
^竜超2代目『薔薇族』編集長の創刊号が!!(『薔薇族』編集長 伊藤文學の談話室「祭」、2011年7月19日)
^ 伊藤文學氏Twitter(2020年8月17日)
^ 但し1960年創刊の商業SM雑誌「風俗奇譚」にはゲイ専用ページがあり、同誌が商業ゲイ雑誌のモデルの一つになったといわれている。

外部リンク

薔薇族Official Website
 (barazoku) - note

月刊 『薔薇族』 編集長伊藤文學の談話室 「祭」

「伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る」 - YouTubeプレイリスト










日本LGBT
権利

日本におけるLGBTの権利

東京都におけるLGBTの権利


同性結婚

性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律

渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例

「結婚の自由をすべての人に」訴訟

性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律

政治

LGBTと政治

LGBTの政治家一覧

歴史

日本における同性愛

稚児

衆道

若衆

小姓


女形

陰間

陰間茶屋


差別

東京都青年の家事件

一橋大学アウティング事件

LGBT差別冊子配布問題


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef