2020年、主演映画『スパイの妻〈劇場版〉』が第77回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され[26]、黒沢清監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞した[27]。2021年、『スパイの妻』で第15回アジア・フィルム・アワード主演女優賞を受賞。
後述の出産に伴う産休を経て、2023年後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で女優業復帰、蒼井にとっては連続テレビ小説初出演となる[28]。 2019年6月3日に南海キャンディーズの山里亮太と結婚[4]。同月5日に結婚を発表し、都内のホテルで山里の相方で蒼井の親友でもある山崎静代と三人で報告会見を開いた[42]。
人物
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムの「箱推し」を公言するほどのファンであり、テレビ番組で共演した際のミニライブでは感動のあまり泣き出してしまった。また、メンバーであった笠原桃奈の卒業記念フォトブック『Dear sister』と、竹内朱莉の卒業記念写真集『roundabout』では、編集長を務めている[29][30]。
映画『花とアリス』で共演したことをきっかけに鈴木杏とは無二の親友となる[31]。映画『フラガール』で共演した山崎静代(夫の山里亮太の南海キャンディーズでの相方)とは定期的に食事や乗馬をしに行ったり[32]、高畑充希とはプライベートで海外旅行に行ったりする仲[33]。舞台『楽屋?流れ去るものはやがてなつかしき?』やドラマ『贖罪』(WOWOW)で共演した小泉今日子ともプライベートで親交がある[34]。趣味が手芸で、舞台を観に行ったときに、たまたま隣の席に座っていたデザイナーでもある篠原ともえに初対面でいきなり「ミシンは何がいいですか」と聞いたのをきっかけに仲良くなり、篠原とは手芸仲間になる[35]。
チョコレートフォンデュとゆで卵が苦手であり、苦手な食べ物を食べるとすぐに顔や態度に表れてしまう。かつて出演した番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の「新・食わず嫌い王決定戦」では、そのあまりの分かりやすさから、同じく同コーナーを苦手としている大竹しのぶに次ぐ「新・最弱王」「第2の大竹しのぶ」と呼ばれるに至っていた[36]。石橋貴明からは「大竹さん以上に酷かった」と言われた。
大相撲の本場所を観戦するほどの好角家である[37]。贔屓力士は琴奨菊[37]。
菊池亜希子に勧められたのをきっかけに「ハロー!プロジェクト」、とりわけ「アンジュルム」の熱狂的ファンになる[35][38]。2018年のテレビドラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京)では、ナビゲーターをつとめた蒼井の希望でオープニングテーマがアンジュルムの「タデ食う虫もLike it!」に決定した[39]。またももいろクローバーZのファンであった時期もあり、早見あかりのラストライブのDVDを繰り返し観ては号泣していることを、早見と番組で共演した際に明かした[40]。
第30回東京国際映画祭のオープニングセレモニー企画「Japan Now 銀幕のミューズたち」において蒼井を含めた1985年組の女優同士(他は満島ひかり、宮崎あおい、安藤サクラ)で集まった際に蒼井は「30代になってから特に、同世代の役者さんがいることを心強いと感じていた。この4人を使って監督をしようという方がいらっしゃればいいなと思います」と同世代の4人で同じ映画祭のステージに立てた喜びを語った[41]。
私生活