落語家
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雷門喜助初代雷門福助門下[注釈 26]

沖縄

北山亭メンソーレ(2010年落語立川流(立川志の輔門下)を脱会してフリーランス)

北海道

三遊亭羊之助(1984年12月、5代目春風亭柳昇門下「春風亭昇吉」のちに廃業。その後セミプロとして愛知や北海道で活動。2017年四代目三遊亭歌笑門下「三遊亭あきる」、2020年「三遊亭羊之助」)

故人

団体脱退後、亡くなるまで業界団体には所属せずに活動した者。

柳家金語楼日本藝術協会吉本興業から脱退(昭和20年代))

三代目三遊亭金馬落語協会東宝

二代目笑福亭松之助上方落語協会を脱退、ただし実子の明石家のんきは2012年上方落語協会に所属)

二代目桂枝雀(1994年上方落語協会を脱退、1999年死去)※弟子は上記参照。

桂小米 (11代目)(上方落語協会を脱退、2021年死去) ※米朝本人や、上記の枝雀一門の一部を除く他の弟子は協会所属。桂宗助(2021年、二代目桂八十八[注釈 27]襲名)・桂千朝はのちに上方落語協会に復帰。

おきらく亭はち好(真打昇進後に落語芸術協会を脱退後、沖縄に移住・活動。2021年死去)

東家夢助(落語協会→北海道で活動、2018年死去)

事実上のレッスン・プロ

パーポ明石(京都ほか。落語家からバレエダンサーに転向するが、所属劇団にて落語講師も行う。)

首都圏・中京・関西圏以外に拠点を移した落語家

上記の者は除く。また、吉本の「住みます芸人」として地方に赴任中であるだけの者は除く。

桂七福徳島県

桂米蔵山梨県

二代目桂枝光(北海道。著書『お笑い屯田兵ただ今奮闘中』。前名桂小つぶ)

三遊亭大楽青森県

桂三段(北海道札幌市、2015年?)

林家とんでん平(北海道札幌市。元札幌市議会議員)

桂米裕(落語修業中に住職になった。岡山県矢掛町の住職)

六代目柳亭左楽(広島県竹原市、2019年?)

柳家東三楼(2019年にO-1 visa取得後渡米、ニューヨーク州を拠点に全米で活動中)

桂三輝(外国人、アメリカニューヨーク州

月亭太遊(大分県)

橘家文太(福岡県北九州市八幡西区、2020年7月?)[28]

立川こしら長崎県対馬市、2021年9月?)

笑福亭笑子オーストラリアメルボルン在住(2012年、2014年?現在)。シンガポールでアナウンサーをしていたところ笑福亭鶴笑の高座を見て感動し弟子入り、鶴笑がロンドンに拠点を移した時は夫・子供を連れてロンドンへ移住。2013年は東京在住)

故人

三遊亭洋楽北海道函館市北斗市、2006年?)2017年死去。

落語家の叙位・叙勲・人間国宝

落語家として長期にわたり顕著な活動をみせた者に対して、日本国政府より叙勲や褒章が授与されたり、また近年では文化財保護の観点から、古典芸能を継承する落語家に対し、文部科学省より「重要無形文化財の各個認定の保持者」(いわゆる「人間国宝」)に指定される落語家の例がある。また、顕著な実績を残した落語家が死没した時には日本国政府より位階に叙されることもある。

文化勲章は、2009年に上方落語の三代目桂米朝が受章しており、落語家では唯一の受章例となっている。

旭日章は、長年活動し著名な実績を残した落語家(概ね70歳以上で協会役職経験者が目安)が、春または秋の叙勲時に旭日小綬章(2003年4月以前は勲四等旭日小綬章)を受章するケースが殆どである。後述の紫綬褒章の後に受章したケースのほか、旭日小綬章のみ受章したケースもみられる[注釈 28]。また、勲四等瑞宝章の受章者もみられる[注釈 29]

紫綬褒章は、1961年に八代目桂文楽が落語家として初めて受章して以降、江戸・上方から2022年までの時点で21人が受章している。前述の三代目桂米朝は文化勲章よりも先となる1987年の受章である。比較的若年となる60歳代での受賞者も多い[注釈 30]
詳細は「紫綬褒章の受章者一覧#落語家」を参照

「人間国宝」は、1995年に五代目柳家小さんが落語家初の指定となり、以降は三代目桂米朝(1996年)、十代目柳家小三治(2014年)、六代目五街道雲助(2023年)の4人が指定された。なお「人間国宝」は死没とともに指定が解除されるため、2023年の時点で指定されている落語家は六代目五街道雲助のみである。

叙位は、従三位に三代目桂米朝、従五位に林家彦六、五代目柳家小さん、桂歌丸、十代目柳家小三治がそれぞれ死没日付をもって叙されている。

政治家になった落語家

2021年の時点で現役の落語家かつ現職の議員としては以下の人物がいる。

三遊亭窓里(埼玉県川越市議会議員、元市議会議長、8期)

三遊亭らん丈(東京都町田市議会議員、5期)

桂三発(三重県津市議会議員、旧安濃町議会議員、4期)

このほか、林家とんでん平札幌市議会議員(豊平区選挙区選出)を2003年から2015年まで3期務めた。三遊亭洋楽(2017年12月死去)も生前函館市議会議員を務めたことがあり、道議会議員と北斗市議会議員選挙に立候補したがそれぞれ落選した。また、柳家三寿(2020年6月死去)は2007年足立区議会議員選挙に、四代目桂右女助(筆名の「梅田うめすけ」名義)は2023年浦安市議会議員選挙に、入門前の笑福亭呂好[注釈 31]は2007年兵庫県議会議員選挙(宝塚市選挙区)にそれぞれ立候補したが落選した。

窓里(師:六代目圓窓)、らん丈(師:圓丈)、洋楽(師:五代目圓楽)は奇しくも六代目圓生の孫弟子であり、年代とキャリアも同世代。桂三発は町議会議員も務めた(市町村合併に伴い失職→市議会議員として当選)。

また、いなせ家半七(2023年5月死去)は、2003年4月の山口県議会議員選挙熊毛郡区に本名・無所属での立候補を予定していたが公示日前日に体調不良を訴え入院、出馬を断念している。なお、議員に立候補経験のある落語家のうちとんでん平・窓里・らん丈・半七(立候補断念)の4人は、1996年3月に同時に真打に昇進している。

国政では、立川談志1971年(昭和46年)の第9回参議院議員通常選挙全国区無所属で立候補し当選(1969年(昭和44年)にも衆議院選挙旧・東京都第8区に無所属で立候補し落選)。


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