落語家
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立川談幸[注釈 22](落語協会→落語立川流→落語芸術協会、2015年[注釈 23]

このほか、三笑亭笑三のように、日本芸術協会→落語協会→日本芸術協会(現在の落語芸術協会)と一度は別団体に移籍したものの、再び元の団体に出戻るケースもわずかながら見られる。
諸派・無所属の落語家

一部を除き、上記5団体に属さないプロ落語家を以下に挙げる。いわゆる天狗連でなく、プロとしての修業を積んだ経験のある者、かつ存命の人物に限定する。ただし、既に名を成した芸能人などが副業、余興として落語もやる場合[注釈 24]は除く。

以下、◎印がついている者は「東西寄席演芸家年鑑2」(2021年、東京かわら版刊)に、◯がついている者は「東都寄席演芸家年鑑2」(2023年、東京かわら版刊)[19]に名前・顔写真・プロフィールの掲載がある者である。
上方落語協会を離脱している落語家

詳細は上方落語協会・各個人の項を参照。主な者のみ。

旧2代目桂枝雀一門 ※雀三郎一門・雀松九雀む雀はその後、上方落語協会に復帰。

三代目桂南光

二代目桂南天

◎桂天吾



桂雀々 - 活動拠点を東京に移しており、お江戸上野広小路亭の「しのばず寄席」などにも出演している。

桂優々


四代目桂文我

桂まん我

◎桂笑我


桂紅雀

その他

桂文鹿 - 弟子の桂白鹿・桂雪鹿は上方落語協会に引き続き所属している。

名古屋の落語家

大須演芸場(2014年閉場→2015年9月再開)を定席とし、東海地区を中心に活動している。

雷門小福(2012年死去)(登龍亭、なごや雷門)一門[20](もとは東京落語・雷門福助の系譜)、 以下は小福門下である。なお、獅篭・幸福は最初に入門したのは東京の立川談志門下である。小福の没後、2020年4月に亭号を「雷門」から「登龍亭」に改名した。小福の孫弟子にあたる獅鉄、幸吉、篭登、ゆり篭(「登龍亭」改名後初の女性)の入門で名古屋の落語家は昭和初期以降で最多の人数となった[21]

登龍亭獅篭

登龍亭獅鉄(獅篭門下)

◯登龍亭篭登(獅篭門下、前座)

登龍亭ゆり篭(獅篭門下、前座)


登龍亭幸福

◯登龍亭幸吉(幸福門下、前座)


登龍亭福三


立川わんだ:落語立川流所属の真打だが、2022年10月から拠点を実家のある名古屋に移して活動している。大須演芸場には不定期で出演している。

仙台の落語家

落語芸術協会仙台事務所所属。2019年1月より落語芸術協会客員。東方落語真打。

六華亭遊花 ※「東北弁落語」として落語芸術協会に所属。東西寄席演芸家年鑑2には「客員」として名前のみ掲載有。

団体から独立してプロ活動を続ける者
東京

二代目春風亭華柳1991年に落語芸術協会を退会してフリーランスで活動していたが、2023年3月、落語家引退を表明)

二代目快楽亭ブラック(落語協会を師・談志とともに離脱、その後落語立川流からも除名(自主退会)[注釈 25]。除名後、孤立した活動となってから弟子を新たに複数採用しているが、いずれも廃業している。

らぶ平(2005年落語協会を退会してフリーランス)、らむ音・らぶ丸(弟子)

古今亭駿菊(2015年落語協会を退会してフリーランス)

八代目三升家小勝(2016年落語協会を退会してフリーランス)、弟子の桂右女助(4代目)は引き続き落語協会に所属。

三遊亭はらしょう(2011年2月に落語協会を退会していったん廃業、同年7月に色物弟子として三遊亭圓丈門下に復帰後、東京演芸協会に「ドキュメンタリー落語家」として所属[22]

林家きなこ(2017年5月、林家しん平に入門。落語協会未入会であるが一門として活動。2020年5月「しん平門下 二ツ目」昇進)[23][24]

立川幸弥(2017年立川談幸に入門「立川幸七」、2020年落語芸術協会退会。2022年談幸門下のフリーランス「立川幸弥」として活動再開。2023年10月二つ目昇進[25]) 。

金原亭志ん喜(2021年2月、金原亭世之介に入門。落語協会未入会であるが一門として活動[26]。)

上記の中で、三遊亭はらしょう[27]神田連雀亭(プロの二ツ目の演芸家のための定席)に落語家として、落語立川流広小路寄席に色物として出演している。
上方

てんご堂我楽

桂福若

名古屋

三遊亭笑くぼ三代目三遊亭歌笑門下)

鳥取

六代目桂文吾 (鳥取県米子市。元・6代目桂小文吾。上方落語から身を引いてヘルスセンターに就職。社員として勤務していたが、舞台に自ら上がるなど、何かしら芸はしていた。定年退職後、フルタイムのプロ落語家に復帰[20]。2022年、6代目桂文吾襲名。

七代目桂小文吾(元・立川幸平、立川談幸門下から移籍)


岡山

雷門喜助初代雷門福助門下[注釈 26]

沖縄

北山亭メンソーレ(2010年落語立川流(立川志の輔門下)を脱会してフリーランス)

北海道

三遊亭羊之助(1984年12月、5代目春風亭柳昇門下「春風亭昇吉」のちに廃業。その後セミプロとして愛知や北海道で活動。2017年四代目三遊亭歌笑門下「三遊亭あきる」、2020年「三遊亭羊之助」)

故人

団体脱退後、亡くなるまで業界団体には所属せずに活動した者。

柳家金語楼日本藝術協会吉本興業から脱退(昭和20年代))

三代目三遊亭金馬落語協会東宝

二代目笑福亭松之助上方落語協会を脱退、ただし実子の明石家のんきは2012年上方落語協会に所属)

二代目桂枝雀(1994年上方落語協会を脱退、1999年死去)※弟子は上記参照。

桂小米 (11代目)(上方落語協会を脱退、2021年死去) ※米朝本人や、上記の枝雀一門の一部を除く他の弟子は協会所属。桂宗助(2021年、二代目桂八十八[注釈 27]襲名)・桂千朝はのちに上方落語協会に復帰。

おきらく亭はち好(真打昇進後に落語芸術協会を脱退後、沖縄に移住・活動。2021年死去)

東家夢助(落語協会→北海道で活動、2018年死去)

事実上のレッスン・プロ

パーポ明石(京都ほか。落語家からバレエダンサーに転向するが、所属劇団にて落語講師も行う。)

首都圏・中京・関西圏以外に拠点を移した落語家


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