落語家
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^ 辞書に掲載されている形では二つ目だが、最近では二ツ目と表記されていることが多い。この表記については特に決まりが無く、人によっては二っ目や二ッ目と仮名を小さく書く場合もある。
^ ただし、2012年2月26日放送のフジテレビ大日本アカン警察」で、六代目三遊亭円楽がゲスト出演した際に円楽一門による地方公演の密着取材VTRがあったが、円楽の弟子三遊亭楽大が当時二つ目でありながら鞄持ちなど付き人の仕事をしており、ケースバイケースになっている。
^ ただし、落語家時代の伊集院光(当時は三遊亭楽大)、現役の落語家では橘家蔵之助三遊亭とむ春風亭昇太桂竹丸古今亭菊丸三遊亭好青年などが前座の身分でありながらテレビ・ラジオに出演している。また、ミスiD2016ファイナリストに選出された林家つる子は、2015年夏の応募時は前座であった。
^ 例外として、落語三遊協会所属であった六代目三遊亭圓生が死去した際の二ツ目であった三遊亭旭生(後の三遊亭圓龍)、三遊亭梅生(後の七代目三遊亭圓好)などの例が挙げられる。圓生直門の前座・二ツ目の弟子は圓生の死去を受けて落語協会に復帰する事となったが、同時期に落語協会に復帰した圓生門下の真打(彼らの兄弟子となる圓彌生之助圓窓圓丈)の門下に直る事は許されず、師匠がいない落語協会預かりの身分として置かれる異例の状態となった。「圓生一門の事実上解体」とも言え「落語協会分裂騒動」を引き起こした圓生一門への制裁との見方がある(詳細)。
^ 基本的に自身の師匠以外では、入門時点で真打だった兄弟子は〇〇師匠、入門時点で二ツ目以下だった兄弟子の場合はその兄弟子が真打昇進後も〇〇兄さんもしくは〇〇さんと呼ばれる場合が多い。また、同じ師匠を持つ兄弟弟子でも上の方の兄弟子と下の方の弟弟子が大幅に年齢や経験年数が離れていると、弟弟子はその兄弟子に〇〇師匠と呼ぶのが通例である。女流の場合は入門時点で二ツ目以下だった姉弟子の場合は〇〇お姉さんや〇〇姉さんと呼ばれる場合が多い。
^ 例外として、初代林家三平が当時二つ目の身分であったにもかかわらず、林家珍平(三平の真打昇進と同時期に廃業し、俳優へ転向している)や林家こん平などを弟子にしている(林家こん平#来歴・人物も参照)。初代三平夫人の海老名香葉子によれば、こん平は既に「五番弟子」であったという[5]
^ 地上波の笑点で真打昇進披露口上が収録・放送されていないのは、落語協会は2020年3月から2023年3月昇進者までの計21人、落語芸術協会は2020年2月から2022年5月昇進者までの計11人(柳亭小痴楽を除く成金(落語家ユニット) メンバー全員+春風亭昇吉)、円楽一門会は2020年4月と2022年6月昇進者の計3人(三遊亭一太郎除)、落語立川流は2020年4月と2021年9月昇進の2名。なお、2019年9月に真打に昇進した柳亭小痴楽(3代目)は、披露口上収録当日に仕事のため欠席で録画コメントのみ、落語協会の真打のみの口上となっている。
^ なお、一太郎と同時に昇進した三遊亭好一郎三遊亭好楽門下)は、パーティー・披露興行などは通常と同じように開催されたが、笑点での紹介・口上は行われていない。
^ 例外として不祥事などのペナルティにより、香盤を下げられた実例がある。落語協会分裂騒動で旗揚げした落語三遊協会でトップであった三遊亭圓生が死去したことで事実上崩壊し、円楽一門を除いて落語協会に帰参する事となったが、このうち圓生、圓楽と共に三遊協会の中核を担っていたとされる六代目三遊亭圓窓だけが香盤を1枚下げられた例がある。
^ 当初は七代目橘家圓蔵五代目月の家圓鏡(後の八代目橘家圓蔵)一門、古今亭志ん朝一門も追従して離脱したが、関係者などの説得を受けて、三遊協会の旗揚げ前に脱退して落語協会に復帰した。
^ 例として、笑福亭鶴光(初めての弟子は笑福亭學光)は入門8年、笑福亭鶴瓶(初めての弟子は笑福亭笑瓶)は入門9年、三代目笑福亭仁鶴(初めての弟子は笑福亭仁智)・二代目桂春蝶(初めての弟子は桂昇蝶)・二代目桂枝雀(初めての弟子は桂音也および三代目桂南光)はそれぞれ入門10年で、初めての弟子を採っている。
^ 例として、1994年に当時の協会執行部(露の五郎ら)と対立した二代目桂枝雀一門が協会を脱退したが、その収拾策を話し合っていた席上で一人の理事の発言がきっかけとなり、兄弟子の枝雀を慕っていた二代目桂ざこばが激怒して枝雀に追従する形で協会を脱退する事態も起きている(本人記事参照。10年後の2004年に協会に復帰)。
^ ただし、雷門獅篭(現:登龍亭獅篭)門下に2018年に入門した雷門獅鉄(現:登龍亭獅鉄)、2021年に入門した登龍亭篭二、2023年に入門した登龍亭篭登(休業中)、獅篭の弟弟子である登龍亭幸福に2022年に入門した登龍亭幸吉はそれぞれ「前座」となっているので、落語家の身分制度の完全な否定ではない。なお、獅鉄については3年の修業の後に2021年11月に「年季明け」となってその披露興行も行われており、江戸落語と上方落語の双方の身分制度をミックスさせていると言える。
^ ただし、都の入門以前に林家パー子(初代林家三平門下、林家ペーの妻)も「落語家」の肩書で活動していた時期があり、厳密にいえば「女性初」ではなかったものの、本格的な女性プロ落語家という観点では都が初と言える。
^ 歌る多、菊千代のほか、林家きく姫川柳つくし林家ぼたん柳亭こみち古今亭駒子弁財亭和泉三遊亭律歌蝶花楼桃花林家つる子(香盤順)。
^ 桂右團治橘ノ杏奈春風亭鹿の子(2023年廃業)、三遊亭藍馬(香盤順)。落語芸術協会客員となった東方落語(東北弁落語)真打の六華亭遊花(落語芸術協会仙台事務所所属、芸協としては三代目三遊亭遊三門下)も含めると5名になるが、落語芸術協会としては遊花は「客員」扱いとなっている。
^ 落語協会との関係が深い講談協会所属女性講談師の一龍斎貞寿五代目宝井琴鶴一龍斎貞鏡が交互で出演した。
^ 故人となった惣領弟子の露の雅(2017年1月死去)以外、2023年現在で門下の現役の女性噺家は露の眞露の紫、露の瑞(元桂雀々門下)、露の棗、露の陽照、露の庚(一門プロフィールには未掲載)がいる[17]
^ このほか、文生の弟子の桂きん治(当時:二ツ目、現:桂扇生)が師に従い移籍した。
^ 芸協入会時点で当時の香盤は真打の最下位に列された。
^ このほか、談幸の弟子の立川吉幸立川幸之進(どちらも当時:二ツ目)が師に従い移籍したが、吉幸・幸之進は一定期間の前座修業を課されている。
^ 入会から2年間は準会員、その後2017年1月に正会員となるも香盤は別枠とされたが、2019年6月より通常の香盤に組み入れられた。
^ 風間杜夫森末慎二(金メダル亭慎二)、山田隆夫(鈴々舎鈴丸)、にしゃんた友近テリー伊藤(林家テリ平)、生島勇輝田代沙織(父は桂歌春)、荻野アンナダイアン吉日などのほか、かつて立川流Bコースとして名を連ねていた高田文夫(立川藤志楼)、ビートたけし(立川錦之助/立川梅春)、ミッキー・カーチス(ミッキー亭カーチス)など。
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