萌えソング
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^ 小池雅也は当時ライブアイドルであった桃井はるこに聞かされたアイドル歌謡曲を「もっとアーティストっぽいアレンジにできる」と発想し、「かわいい声に汚れた音を乗せると、ギャップで萌えが引き立つはずだ」との思いで最初に作ったのが1997年の『GURA GURA』[注 3]で、「萌えソングのルーツ」だと語っている。[6]
^ 井手口[2006] 117頁
^ a b 冨田明宏『アニソンマガジン 00年代「萌える音楽」総決算!』[2009] 16頁
^ 桃井はるこ「アイドル・イベントでお客さんが入れる合いの手と、アニソンだと『ラムネ&40』に入っているような歌手のバックに入る合いの手」?略?「そういうのを組み合わせて、発散できる音楽が「萌えソング」」[9]
^ 桃井はるこは、当時既に萌えが商業化して安直な記号と化していたのに対し、「そこに女の子としての本物の感情をエッセンスとして入れられたら、本当の「萌えソング」ができると思った」と語っている。[9]
^ 「萌えソングはこの「萌え」る記号=「萌え要素」を反復強化している」「ゲームに興味を持たず楽曲を独立に愛好しているより多くのリスナーにとって、それはノベルティソング以上の何かとして受け止められているのではないか」(※井手口は"ノベルティソング"を滑稽な歌でなく宣伝楽曲の意で用いている)井手口[2006] 120頁
^ 「萌えソングにおいては、そのような差異を生む求心点としてのタレントがそもそも不在であるか、あったとしてもほとんど意識されていない。関心の焦点はそれが「萌えられるのか否か」であって、誰が歌っているのか、それが他の萌えソングとどう違うのか、といった問題はさほど重要ではない」井手口[2006] 122頁
^ 井手口[2006] 124頁
^ 井手口[2006] 130頁
^ 通常単なる滑稽歌に萌えはなく、宣伝曲であれば主体として商品が前面に出る。ただし、それらも萌えソングには成り得る。それを決めるのは萌える受け手の側である。
^ 井手口[2006] 129頁
^ 井手口[2006]の定義では、「過剰に誇張された声色、非常識であったり時には意味不明であったりする歌詞、意図的に外された音程、珍奇なサウンドイフェクトなどによって、一度聞くと頭からなかなか離れなくなってしまうような、いわゆる「ヘンな歌」」
^ 桃井[2007]の定義では「一度聞いたら頭から離れない、電波を受けて書いているような曲」『アキハバLOVE』134頁
^ 冨田明宏は、既存の作曲における技術や規則を無視し「快感をもたらす音を徹底的に詰め込むことによって、尋常ならざる破壊的音楽性を獲得している」「高速のリズム、メロディを崩壊させる痙攣的な反復、そして甘い声とゲーム的な電子音」とその特徴を挙げる。『同人音楽を聴こう!』 37頁
^ a b c d 『同人音楽を聴こう!』 173-174頁
^ 「歌詞にメッセージ性でなくネタ」[21]
^ 「電波ソングとは「萌えるダメな歌でノリが命の」曲を指す。」[21]
^ 井手口[2006] 115頁
^ 初期の萌えソングの代表作を多く作り出したI'veはそれらを収録したアルバム『SHORT CIRCUIT』の売り文句として「革命音戦士参上!またしてもI'veが革命を起こす!チュッチュでアチチでヒャッホウなミラクルキュートソングを全13曲収録!さぁ、このサウンドに電波(デジ)れ!」と電波という字を使用しているものの、読みは"デジ"で動詞であり、『SHORT CIRCUIT II』の売り文句でも"電波(デジ)革命音戦士 第II章!"と同様である。また、2003年末の言及では「今でこそ、ファンの皆さまからご好評いただいているI'veの「ソレ系」ソングですが、『恋愛CHU!』が最初の電波系なんですよね。」と受け手から呼ばれることを臭わせ、一旦迂遠な言い方で濁している。美少女ゲームの音楽事情:第4回キュンキュンの発信源を北の大地に探れ! 人気音楽集団・I've
^ 桃井はるこ「あまりそう呼ばれるのは好きでなかったが、今は特に感想はない」『アキハバLOVE』134頁。 ⇒【不定期連載コラム】『おたっきぃ佐々木の草生やしていこうwwwwwwwww』第2回(ゲスト:桃井はるこ) - 声優ニュース|こえぽたでは「電波ソング」と言われたのを「萌えソング」に言い直している。桃井が電波ソングと呼ばれることに対して肯定に転じ始めたのは2013年からで、「聴いている人には脊髄反射的にすんなり入ってきてほしい」「自分の頭で考えていたものが、頭じゃなく身体でちゃんと聴いてくれている」といったことを評価するようになってから。『Cloud_G Vol.3』(2013年) - 「上坂すみれ x 桃井はるこ 対談『げんし、女子は、たいようだった。』」39頁
^ MOSAIC.WAVはAKIBA-POPで統一。
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