茨城県
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

冬季の気温は関東平野部では最も低い部類に入り、1月の最低気温平年値は、つくばで-2.8°C[15]鉾田で-3.0°C[16]、最南部の龍ケ崎でさえ-2.3°C[17]などと低くなっており、過去にはつくばで-17.0°C(1952年2月5日)[18]、龍ケ崎で-15.5°C(1984年1月20日)[19]を記録した。このように、平野部でも-10°C以下まで下がることがあり、21世紀に入ってからも下妻筑西、鉾田では-10°C以下を観測している。しかし、霞ケ浦の影響を受ける地域では冷え込みが弱い。一方、夏季も北東気流の影響を受けやすいために、熱帯夜は少ない。水戸周辺などの東部地域では北東風により時に、突発的なゲリラ降雪をもたらす。また、晩春から初秋にかけて、まれに竜巻が発生する。

茨城県内各地の平年値(統計期間:1991年 - 2020年、出典:気象庁・気象統計情報)平年値
(月単位)北部沿岸部北部内陸部中部西部南部南東部
北茨城日立大子常陸大宮市
小瀬水戸笠間下妻古河つくば土浦龍ケ崎鉾田鹿嶋
平均
気温
°C)最暖月23.8
(8月)25.0
(8月)24.9
(8月)24.7
(8月)25.6
(8月)25.6
(8月)25.8
(8月)26.8
(8月)25.9
(8月)26.2
(8月)25.8
(8月)25.3
(8月)25.6
(8月)
最寒月3.6
(1月)4.6
(1月)0.6
(1月)1.6
(1月)3.3
(1月)2.4
(1月)3.0
(1月)3.6
(1月)3.1
(1月)4.0
(1月)3.3
(1月)2.8
(1月)4.7
(1月)
降水量
mm)最多月189.5
(10月)188.5
(10月)203.6
(7月)187.0
(9月)186.3
(9月)190.0
(9月)176.0
(10月)181.4
(9月)193.5
(10月)177.7
(10月)212.8
(10月)230.7
(10月)273.7
(10月)
最少月45.9
(2月)49.8
(12月)38.9
(1月)40.3
(1月)49.6
(12月)45.3
(12月)39.1
(1月)35.1
(2月)47.1
(2月)47.4
(12月)52.9
(2月)58.3
(12月)66.6
(12月)

自然公園奥久慈男体山(奥久慈県立自然公園)愛宕山(吾国・愛宕県立自然公園)
国定公園


水郷筑波国定公園

県立自然公園


奥久慈県立自然公園

花園花貫県立自然公園

高鈴県立自然公園

太田県立自然公園

御前山県立自然公園

大洗県立自然公園

笠間県立自然公園

吾国・愛宕県立自然公園

水戸県立自然公園

ジオパーク


筑波山地域ジオパーク

地域区分

地域区分と2024年5月1日推計人口内陸側太平洋側
栃木県県北
(0325,742人)(太平洋
県央
(0690,602人)
県西
(523,306人)県南
(1,014,920人)鹿行
(259,567人)
茨城県 地域区分図

県域は、自然的条件から、広義では県北、県央、鹿行(ろっこう)、県南に四分される。さらに社会・経済的特性とくに都市化を条件に加えると広義の県南は県南、県西(けんせい)に二分される[20]
県庁が定める地域区分

県内には32市7郡10町2村がある(町は全て「まち」、村は「むら」と読む)。それらは、県庁によって以下の5つの地域に区分されている[21]。以下、地域内人口と、都市圏などを記載する(地域内人口は2005年国勢調査の値、都市圏の人口は2010年国勢調査に基づく都市雇用圏の値)。
県北地域

人口325,742人。地域内から県央地域にかけて日立都市圏(312,390人)が存在する。

日立市(164,432人)

常陸太田市(45,070人)

高萩市(25,815人)

北茨城市(39,427人)

常陸大宮市(36,875人)

久慈郡(14,123人)

大子町(14,123人)


県央地域

人口690,602人。地域内から県北地域にかけて水戸都市圏(642,796人)が存在する。

水戸市(267,233人) - 県庁所在地中核市

ひたちなか市(153,466人)

笠間市(70,961人)

那珂市(52,333人)

小美玉市(47,035人)

東茨城郡(61,928人)

茨城町(30,092人)

大洗町(14,816人)

城里町(17,020人)


那珂郡(37,646人)

東海村(37,646人)


鹿行地域

人口259,567人。かつての鹿島郡(現・鉾田、鹿嶋、神栖の3市)と行方郡(現・行方、潮来の2市)から1字ずつとった名称である。学校の部活動の地区名など「県東(けんとう)」と呼ばれることもある。神栖都市圏(251,049人)は千葉県の一部にも広がりがある。

鹿嶋市(64,879人)

潮来市(26,255人)

神栖市(93,850人)

鉾田市(44,445人)

行方市(30,138人)

県南地域

人口1,014,920人。地域内は東京都市圏の一部(322,389人)に含まれるほか、県内を中心とする都市圏では最大規模であるつくば都市圏(854,498人)を有する。

つくば市(257,756人) - 業務核都市特例市

土浦市(142,263人) - 業務核都市

取手市(103,764人)

牛久市(83,745人) - 業務核都市

龍ケ崎市(75,097人)

石岡市(69,602人)

守谷市(69,822人)

稲敷市(36,466人)

かすみがうら市(38,916人)

つくばみらい市(51,299人)

稲敷郡(71,296人)

阿見町(50,052人)

河内町(7,513人)

美浦村(13,731人)


北相馬郡(14,894人)

利根町(14,894人)


県西地域

人口523,306人。地域内は小山都市圏の一部(49,054人)、東京都市圏の一部(7,706人)に含まれるほか、古河都市圏(205,700人)、筑西都市圏(133,782人)を有する。

古河市(137,217人)

筑西市(97,427人)

常総市(58,982人)

坂東市(50,820人)

結城市(49,054人)

桜川市(36,355人)

下妻市(41,596人)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:308 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef