茨城県民の歌
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現在は主に茨城県芸術祭の開会式を始めとする県主催の式典・イベントで演奏されている[2]。県の公式サイトでは「県民に広く愛され親しまれ、歌い続けられています」と紹介されているが、実態としては必ずしも県民に浸透しているとは言い難く、県庁職員や県内で長年教員を務めた人物でさえも存在を知らなかったという[3]
3番の歌詞

作詞当時の世相を反映し、3番の歌詞では当時県内への立地が進んでいた原子力鹿島開発が含まれているが[4]、歌詞の意味する東海原子力発電所で起きた事故や、2011年平成23年)の福島第一原子力発電所事故以来「歌う気になれない」「時代に合わない3番は廃止するべき」と批判する声が出始めている[5]
応援への使用
サッカー

Jリーグ水戸ホーリーホックのサポーターは、鹿島アントラーズと対戦する「茨城ダービー」に際して、試合前に1番を歌うのが慣例となっている。ただし、鹿島アントラーズのサポーターが歌うことはない。
バスケットボール

Bリーグ茨城ロボッツのサポーターは、試合前や勝利の後に歌うのが慣例となっている。
メディアでの放送

LuckyFM茨城放送では、2020年(令和2年)3月30日より、朝の放送開始時に2番まで放送している。歌唱は声楽家の石津憲一で、音源は1974年(昭和49年)の茨城国体に合わせて制作されたレコード「みんなで楽しくスポーツを」に収録されている。なお、1963年(昭和38年)4月1日の開局時にも、水戸市立第二中学校生徒の歌唱で放送された[6]。当時の録音は現存しており、2013年(平成25年)4月6日の開局50周年記念特別番組「土曜王国?サタデイキングダム?スペシャル 開局記念特別番組<ありがとう50年>」でも放送された。
脚注^ 岡村(2011)、27ページ。
^ a b 中山(2012)、106ページ。
^ 岡村(2011)、25 - 29ページ
^ シンボルと公式制度、162ページ。
^“茨城県民の歌「歌えない」 原子力礼賛の3番に疑問”. 東京新聞 TOKYO Web (中日新聞社). (2013年2月18日). ⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013021802100009.html 2013年10月24日閲覧。 
^ “県民の願いみのる 郷土色豊かに放送”. いはらき (茨城新聞社). (1963年4月1日) 

参考文献

国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、
1968年

岡村青『茨城の逆襲 ブランド力など気にせず「しあわせ」を追究する本』(言視社、2011年)、 ISBN 978-4-905369-12-7

中山裕一郎 監修『 ⇒全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版2012年ISBN 978-4-490-20803-0

関連項目

茨城県民体操

茨城スポーツの歌

外部リンク

茨城県民の歌/茨城県


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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