英連邦王国
[Wikipedia|▼Menu]
イギリスの海外領土

 アンギラ

 バミューダ諸島

イギリス領南極地域

 イギリス領インド洋地域

 イギリス領ヴァージン諸島

 ケイマン諸島

 フォークランド諸島

 ジブラルタル

 モントセラト

 ピトケアン、ヘンダーソン、デュシー、エオエノ諸島

ピトケアン諸島

ヘンダーソン島

デュシー島

オエノ島


 セントヘレナ

 セントヘレナ

 アセンション島

 トリスタン・ダ・クーニャ

ゴフ島



 サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島

サウスジョージア島

サウスサンドウィッチ諸島


 アクロティリおよびデケリア

デケリア駐屯地

エピスコピ駐屯地


 タークス・カイコス諸島

 英連邦王国 (イギリスの君主)

コモンウェルス・レルム(: Commonwealth realm)は、コモンウェルス首長を兼ねるイギリスの君主法人としての国王も参照)を自国の君主として戴く、個々の独立した主権国家を指す。2022年の時点でいずれもコモンウェルス・オブ・ネイションズ (イギリス連邦)の加盟国の15か国がこれに当たる。

日本では、「英連邦王国(えいれんぽうおうこく)」などと称される。
概要
各国の地位・関係

コモンウェルス・レルムのうちイギリス以外は、かつてイギリスの植民地だったが、現在では、イギリスと対等な独立・主権国家であり、イギリスを含む各国は、人的同君連合(同一人が複数の国の君主を兼ねている・共通の中央政府を有さない・法人としての国家も別々)の関係にあたり、君主の地位(王位)も各々が独立している。

例えばチャールズ3世は、バハマで「バハマ国王」として、カナダで「カナダ国王」として、ツバルで「ツバル国王」として、それぞれ君臨する(君臨すれども統治せず)のであり、いずれも決して「イギリス国王」としてではなく、それぞれの独立国家の君主として君臨する。

20世紀の半ば(第二次世界大戦終結)までは「自治領(ドミニオン、: dominion)」と呼ばれていたものの、1926年の帝国会議で主権的地位がイギリスから承認され、1931年のウェストミンスター憲章の採択によって実質的に独立国となった。

このウェストミンスター憲章の時点では、まだ法人としてのイギリス国王への忠誠が自治領の条件として残っていたが、それも1949年のロンドン宣言によって不要となり、この頃から「自治領」の呼称も使用されなくなったことで、「Commonwealth realm(コモンウェルス・レルム)」と呼ばれるようになった。
王位の関係・継承

現在の君主チャールズ3世であり、その王位の法定推定相続人ウィリアム皇太子である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:52 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef