英語
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英国が世界各地に植民地を建設した関係上、英語を起源とするピジン言語・クレオール言語は非常に数が多く、全世界のピジン・クレオール言語の約40%は英語を起源とすると考えられている[11]
方言

イギリス英語

容認発音(RP、BBC英語、クイーンズイングリッシュ[米国で使うことの多い呼び名])

コックニー(ロンドン下町英語)

河口域英語

スコットランド英語

スカウス(リヴァプール英語 / マージーサイド英語)

ジョーディー(ニューカッスル周辺地域の方言)

ヨークシャーアクセント

ウェストカントリー(英語版)

グロスターシャー、ドーセット、サマセット、デボン、コーンウォール地域とその周辺で主に話され、ゲルマン語に由来したアングロサクソンの古英語に最も近い英語。


ブラミー(バーミンガム周辺地域の方言)

エセックス英語


アイルランド英語

ウェールズ英語

オーストラリア英語

Cultivated カルティヴェイテッド(上層)

General ジェネラル(中級層)

Broad ブロード(下層)


ニュージーランド英語

カナダ英語

アメリカ英語(米語)

アメリカ中西部アクセント(標準アメリカ英語、GA、CNN英語)

テキサンアクセント

ニューイングランドアクセント

ボストンアクセント


ニューヨークアクセント

フィラデルフィアアクセント(英語版)

フロリダアクセント

北カロライナアクセント

南カロライナアクセント

アメリカ中北部英語

アメリカ西部英語

カリフォルニアンアクセント

カリフォルニアンアクセントとは別だが、カリフォルニア発祥の方言としてValley girl accent(日本で言うところのギャル語、もしくはオネエ言葉に相当する)も存在する。現在ではカリフォルニアの女子の若年層以外にも世界中の英語圏の国々に広まっている。


南部アメリカ英語

間大西洋アクセント

第二次世界大戦後あたりまでアメリカ上流層で流行っていた人工方言。主に政治家や俳優など人前で話すときに使われた。第一次世界大戦前あたりから使用され、ラジオを通したBBC英語にとても影響されていると思われる。


フィリピン英語


ジャマイカ英語

インド英語

南アフリカ英語

コングリッシュ

シングリッシュ

香港英語

職業変種

航空英語

軍人米語

民族変種

黒人英語

その他の変種

ベーシック英語

スペシャル・イングリッシュ

グロービッシュ

プレインイングリッシュ

アングリッシュ

ピッグ・ラテン

英語系クレオール言語

クリオ語

ジャマイカ・クレオール語

スパングリッシュ

トク・ピシン

ナイジェリア・ピジン

ノーフォーク語

ハワイ・クレオール英語

ピジン語

ビスラマ語

ピトケアン語

混合言語

シェルタ語

歴史

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出典検索?: "英語" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年1月)
詳細は「英語史」を参照西暦400年代のユトランド半島からブリテン諸島への移住。
Jutes: ジュート人
Angles:アングル人
Saxons: サクソン人

もともとイギリス諸島の先住民はケルト人系であり、ケルト語系の言語が使用されていた。やがて1世紀からローマ人がブリテン島に駐留するようになったが、そのローマ人が西暦410年に本国に引き上げると、5世紀半ばから6世紀にかけて、ジュート人アングル人サクソン人といったゲルマン系の人々が大陸からブリテン島に渡来して、先住のケルト人を支配するようになり、イギリス諸島においてゲルマン系の言語が定着した。ここから英語の歴史が始まる。彼らの話していた言語はゲルマン語派のうちの西ゲルマン語群に属しており、ドイツ語オランダ語と近い関係を持っていた。なかでもオランダのフリースラント州で話されていたフリジア語とは極めて近い関係にあり、アングロ・フリジア語群として同一語群の中に含まれている[12]

以後の英語の歴史はふつう、450年から1100年頃にかけての古英語、1100年頃から1500年頃にかけての中英語、それ以降の近代英語の3期に大別される。中英語と近代英語の間は初期近代英語と分類でき、また20世紀以降の近代英語は現代英語と分類される[13]

古英語は渡来者たちの方言差を引き継ぐ形で方言を持っていたが、10世紀前半に陸地王国が統一されると徐々に標準語の需要が高まっていき、10世紀末にはウェストサクソン方言が標準書記言語としての地位を確立した[14]。しかし11世紀のノルマン・コンクエストによってフランスから来た貴族階級が話していたロマンス諸語オイル語系のノルマン語が公用語として14世紀まで使われ、英語は公的部門で使用されなくなり、確立した標準語も消失した。このことにより、中英語ではロマンス諸語、特にフランス語からの借用語の増大と、庶民の間での英語の簡素化がすすみ、形態変化の単純化、名詞の性別の消失などを引き起こした[15]。ただし中英語の変化のどこまでが言語接触の影響によるものかは議論がある。その後、1362年には公的な場面で英語が使用されるようになり、15世紀初頭には公文書にも使用されるようになった。これに伴い、公文書体に準拠した書き言葉の整備が進んだ[16]。一方、15世紀初頭には大母音推移と呼ばれる発音の変化がはじまり、近代英語初期である17世紀初頭まで続いたことで、英語の発音は以前と比べ大きく変化したものの、書き言葉の綴りは伝統的な発音に基づいて整備されることが多く、さらに活版印刷の普及などによってこの綴りが固定化したため、単語の発音と綴りの間にずれが生じるようになった[17]
現況ブラジ・カチュルによる英語使用状況モデル。


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