毎日新聞によると、文法英語を教えるよりも、日常会話英語を教える方がいいそうである。 ちなみに、DeepLやGoogleなどの自動翻訳は便利なので、英語教育に多額のお金をかけるのが正しいのか疑問に思う要因になる[3]。 韓国では1981年から小学4年生以上の「特別活動」の授業で各学校の裁量で英語教育が実施された[4]。1994年にWTOに加盟したことを契機に、1995年に校長の裁量で選択教科として英語を開設できるようになった[4]。1997年には小学3年生以上に対して必修教科として英語を段階的に導入した[4]。 台湾では1945年には中等教育で英語が必修科目とされていた[4]。2001年には小学5年生以上での英語教育が必修化され、さらに2005年には小学3年生から英語教育が必修化された[4]。 1949年の中華人民共和国の建国当初の教育制度はソ連をモデルとしていたため外国語教育はロシア語が主流で、英語は選択的に学習する外国語にすぎなかった[4]。その後、中国とソ連が距離を置くようになると1963年の「全日制中学英語教学大綱(草案)」や1964年の「外国語教育7年計画綱要」で外国語教育における第1外国語は英語とされロシア語の授業は縮減された[4]。しかし、1966年からの文化大革命により学校教育の英語課程もほぼ停止状態となり7年計画も頓挫した[4]。 外国語教育は1978年の改革開放政策により再開し、1978年に「全日制十年制中小学教学計画(試行草案)」が発布された[4]。 デンマークでは教育費が無料だが、大学ではデンマーク語ではなく、英語の授業ばかりになっている。デンマーク国内でさえデンマーク語の重要性の低下していること、デンマーク国民の税金で無償教育した子供達が国外へどんどん出ていってデンマーク国内に残らないことが問題になっている。2018年にデンマーク教育担当相は、「他の国のために国民へ教育を行うことはできない」と大学側に英語での授業を減らすように求めた。8つの内6つは要求を受け入れた[5]。 日本においては、中学校・高等学校の6年間、さらに、大学・短期大学・専門学校などにおいても英語の授業が課されることが多いため、一義的にはこうした公教育機関における英語の教授を指す。しかし、この他に、小学校やそれ以前の段階における早期教育としての英語(児童英語)、高校受験・大学受験などを対象とする受験英語、英検・TOEIC・TOEFLなどの英語検定対策、さらには年代を問わず趣味から各種専門分野にまで及ぶ英会話、など関連する分野は多彩であり、日本国内において広範なマーケットを形成している。 英語教育に関する研究分野は「英語教育学」と呼ばれ、教育学(教科教育学)の一分野として位置づけられる。また、多言語の外国語教育とまとめて「外国語教育学」と呼ばれることもある。 大阪の適塾[注 7]で確立されたオランダ語教授法は、その後の英語学習教育のメソッドとして継承されたという指摘もある[6]<ref佐藤義隆「日本の外国語学習及び教育の歴史を振り返る:日本の英語学習及び教育目的論再考 開国に伴い、学者の研究対象も「蘭学」から、英学などを含む幅広い「洋学」へシフトして行った。江戸幕府の洋学教育研究機関として「洋書調所」、その後継となる「開成所」が設置され、後述の森有礼らが学んだ。 アメリカ人のラナルド・マクドナルド(1824年 - 1894年)は、日本初の母語話者の英語教師といわれる。
各国の学校教育
韓国の学校教育
台湾の学校教育
中国の学校教育
デンマークの学校教育
日本の学校教育
歴史が望まれています。