福井県嶺南地方では、関西電力の原子力発電所立地の影響で、発電所立地自治体(敦賀市・美浜町・大飯町(現おおい町)・高浜町)と非立地自治体の間で財政に格差があり、立地自治体は市町村合併に対して積極的な動きを見せていない。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}立地自治体の腰の重さに業を煮やしたように、お互いに立地していない両町が郡、地域(二州と若狭)を超えた合併へと動き出した。[独自研究?]
上中町内では生活・経済の面でもつながりが強い小浜市と合併すべきという声もあったが、小浜市と合併した場合に上中町は小浜市の一地域に過ぎず、「上中が主導権を握れない」と考える町民が多く、住民投票でも小浜市との合併は反対派が多数を占めた。[要出典]
「若狭町」の誕生は、その当事者でさえも「『嶺南一市』への一段階」と発言するなど暫定的な要素が色濃く、また基本的につながり合いが薄かった町同士の合併だけに、その行く末は注目されている。[独自研究?]若狭の中心ではないこの地域が「若狭町」を称することについて小浜市から大反対があった。[要出典] 若狭町から選出される福井県議会議員の定数は(小浜市・三方郡と合わせ)3議席である。現任期の満了日は、2021年(令和3年)6月30日である。 若狭町は、敦賀市、小浜市、越前市、鯖江市、今立郡、南条郡・南越前町、丹生郡・越前町、三方郡・美浜町、大飯郡・高浜町、おおい町とで構成される福井県第2区が選挙区となる。なお、当選挙区の衆議院選挙比例代表区選出議員については、比例北陸信越ブロックを参照のこと。 若狭町は北陸信越ブロックに属し、福井県選挙区は参議院一人区の1つ。また、現行制度(2001年、第19回参議院議員通常選挙より)の比例区は「参議院比例区」を参照のこと。 合併に伴い、一部で校名変更を実施している。
合併に伴う影響
警察・消防・保健所は従来どおり旧町別のまま。特に町村内で保健所管掌区域が分かれる例は全国唯一となっている。
電話に関しても旧町相互では市外局番なしに電話はかからない。ただし有線放送電話は市外局番なしにつながる。
ケーブルテレビも旧三方町は三方郡で美方ケーブルネットワークを設立したが、旧上中町は町営のケーブルネットワークかみなかとして小浜市のケーブルテレビ若狭小浜を中心とする若狭5市町村のCATVネットワークに参加したためそれぞれ別になっており、行政情報もそれぞれの局で放送している。
ごみ処理
※ 旧上中町では小浜市にごみを持ち込んでいたが、旧三方町は合併直前に美浜町と共同でエコクル美方(ガス化溶融施設・リサイクルプラザ)を稼動したため、それぞれで処理場が別になり、そのために三方と上中で分別方法が違うという事態となっている。
生活圏では三方では敦賀市へ属し、上中では小浜市に属している。
集落名では、三方町黒田が若狭町東黒田に、上中町黒田が若狭町上黒田にそれぞれ変更された。
斎場は2009年4月までは上中地区は小浜市の若狭霊場を使っていたが、三方地区は旧三方町斎場を使っていた。しかし今回新たに若狭町北前川に若狭町斎場を設置した。2009年4月からは両地区もそちらを使うようになる。しかし宮型霊柩車にて北前川地区への進入ができないため、宮型霊柩車を所持・使用するセレモニーホール上中若狭斎場(若狭斎場)で葬儀を行う場合に限り若狭霊場へ運ぶ。
議会
町議会
若狭町議会:定数14人(任期満了2021年4月30日[1])
県議会
2019年福井県議会議員選挙
国会
衆議院
参議院
教育福井県立美方高等学校
小学校
若狭町立みそみ小学校
若狭町立明倫小学校
若狭町立三方小学校
若狭町立気山小学校(気山)
若狭町立梅の里小学校(旧三方第二小学校、田井) - 2016年3月に休校した若狭町立岬小学校を統合[2]。
若狭町立鳥羽小学校(三田)
若狭町立瓜生小学校(脇袋)
若狭町立熊川小学校(熊川)
若狭町立三宅小学校(井ノ口)
若狭町立野木小学校(武生)
中学校
若狭町立三方中学校(北前川) - 2016年3月に休校した岬分校を統合[2]。
若狭町立上中中学校(井ノ口)
高等学校
福井県立美方高等学校(気山)