若狭湾
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1662年6月16日 - 寛文近江・若狭地震、三方五湖で隆起[18]

1963年3月27日 - 湾内を震央とする越前岬沖地震Mjma 6.9)の地震が発生。

その他

気象庁による海洋気象の海域区分として、「山陰沖東部および若狭湾付近」というものがある[19]。この範囲は福井県京都府鳥取県の沖、及び兵庫県の日本海沖、島根県隠岐諸島周辺となっている。

1876年(明治9年)から1881年(明治14年)にかけての4年半は、現在の福井県嶺南地方が滋賀県に編入されており、短い期間ながら滋賀県が日本海・若狭湾に面していた。

日露戦争当時、日本海軍ロシア海軍が本土に上陸する地点は若狭湾であると想定し、京都への侵攻を防ぐため舞鶴に鎮守府を、舞鶴から高浜町にかけての海岸沿いには砲台を備えた要塞を設置した。

2015年1月19日、太陽系の天体の地名に関する国際天文学連合のワーキンググループによって、土星の第6衛星タイタンの入り江 (Sinus) の一つが、若狭湾に因んで「ワカサ入江[注釈 8]」と命名された[20]

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 敦賀湾世久見湾小浜湾矢代湾内浦湾舞鶴湾宮津湾など。
^ 若狭湾国定公園における由良川以西の部分が分離独立し、大江山なども加えられた。
^ いわゆる「鯖街道」。
^ 「若狭ふぐ」
^ 主にハンドウイルカカマイルカが大部分であり、他にはミンククジラなども時折見られる。近年は、海水温の上昇に伴ってミナミハンドウイルカが外部から移住し定着した可能性も示唆されている。
^ 主にアオウミガメアカウミガメ。丹後地方は「浦島太郎」伝説でも知られる。
^ セミクジラザトウクジラナガスクジラミンククジラが捕獲されてきた他にも、コククジラも回遊していた可能性が高い。
^ 「Wakasa Sinus」

出典^ “福井県認定「若狭ふぐ」の宿”. 福井県農林水産部水産課. 2023年12月4日閲覧。
^ “にっこり優しい、海の珍客 若狭町 希少エビスザメ捕獲 県海浜自然センターで展示”. 若狭湾観光連盟 (2023年3月13日). 2023年12月4日閲覧。
^ a b c 松村俊幸 (2005年12月20日). “三方五湖は語る”. 福井県自然保護センター, 福井県海浜自然センター, 福井県. ナチュラリスト第46号. pp. 10-11. 2023年12月4日閲覧。
^ “JP118 冠島・沓島”. 日本野鳥の会. 2023年12月4日閲覧。
^ 熊木豊 (2007年12月12日). “丹後の海の生き物(ミンククジラ)”. 京都府農林水産技術センター 海洋センター, 京都府. 京都新聞. 2023年12月4日閲覧。
^ “イルカ、京都「定住」の可能性 日本海では珍しい種類、宮津湾や伊根湾に”. 京都新聞 (2020年8月27日). 2023年12月4日閲覧。
^ 広報わかさ
^ “特集:ウミガメ”. 福井県自然保護センター, 福井県海浜自然センター, 福井県. ナチュラリスト第58号 (2010年1月20日). 2023年12月4日閲覧。
^ 熊木豊 (2006年12月6日). “丹後の海の生き物(ウミガメ)”. 京都府農林水産技術センター 海洋センター, 京都府. 京都新聞. 2023年12月4日閲覧。
^ 石川創, 2019年, 『日本の小型捕鯨業の歴史と現状』, 岸上伸啓編『世界の捕鯨文化―現状・歴史・地域性』, 国立民族学博物館調査報告第149号, 129-152頁, 国立民族学博物館
^ 東幸代, 2017年, 『近世の鯨と幕藩領主 : 丹後伊根浦の捕鯨を手がかりとして』, 史林, 100 (1), 74-105頁, 京都大学大学院

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