アメリカではアーティスト名等が商標としての識別力(英語版)が問題で拒絶されることはほとんどないが、単に人物を指すのではなくシリーズ作品の出所表示として使用した実績があることを証明しなければならず、他人が出願した場合は拒絶となる[6]。 原則として、芸名に著作権等の知的財産権は発生しない[2]。 移籍した後も芸名の利用が行えないという契約が事務所と交わされる場合があるが、公正取引委員会は契約終了後にまで不当に芸能活動を制限することは独占禁止法違反にあたるとの見解を示した[7]。また、芸名については加勢大周[8]、愛内里菜、ロックバンドグループFEST VAINQUEUR等が、それぞれ元事務所と裁判の上で「社会的相当性を欠き、公序良俗に反するもので無効」との判断で継続利用となっている[9][10]。
芸名の権利関係
脚注[脚注の使い方]^ 「芸名」- 広辞苑第六版
^ a b “広瀬香美 独立騒動で芸名使用に待った! そもそも芸名って誰のもの?|FNNプライムオンライン
^ 商標審査基準(PDF) - 特許庁
^ ⇒歌手名等からなる商標の審査の運用実態に関する調査研究報告書 平成 26 年 2 月 日本国際知的財産保護協会 8-16
^ ⇒歌手名等からなる商標の審査の運用実態に関する調査研究報告書 平成 26 年 2 月 日本国際知的財産保護協会 46-48
^ ⇒歌手名等からなる商標の審査の運用実態に関する調査研究報告書 平成 26 年 2 月 日本国際知的財産保護協会 17-24
^ “芸能人の移籍制限は「独禁法違反」 公取委”. 日本経済新聞 (2019年11月27日). 2022年12月8日閲覧。
^ “独立後に芸名戦争…加勢大周は長いトラブルでイメージ悪化|実録 芸能人はこうして干される”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2022年12月8日閲覧。
^ 共同通信 (2022年12月8日). “愛内里菜さん、芸名使用可能 事務所の差し止め請求棄却 | 共同通信”. 共同通信. 2022年12月8日閲覧。
^ “V系バンドが全面勝訴 活動妨害で元事務所に知財高裁が賠償命令:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年12月26日). 2022年12月28日閲覧。
関連項目
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俳号
マイクネーム
リングネーム
源氏名
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登録名
屋号
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通名
変名
匿名
改名
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