年齢・学年などは初登場時の物。単行本の3巻で学年が1つ上がっている。
花田家
花田 一路(はなだ いちろ)
声 - くまいもとこ本作の主人公。中山田小学校に通う小学3年生。近所でも有名な腕白坊主。勉強は苦手ながら、駆け足・喧嘩・早食いは一番。運動神経は抜群であり、後の高校時代には1年生でありながら野球の先発投手を任されている。初登場時からずっとカラーテレビを欲しがっている。暴れん坊で怖い物なしだが、オバケが大の苦手。交通事故で頭を負傷し、9針も縫う大怪我をした。その手術のために頭髪を剃ってツルツル頭となるが、なぜかそれ以降頭髪が生えてこなくなる。交通事故での臨死体験を境に、オバケが見え、会話が出来るようになってしまった。オバケ達から様々な無理難題を押し付けられるようになる。憎まれ口を叩きながらも、オバケや人間を問わず困っている者を放って置けない優しさを持ち、彼らの想いや優しさを感じ取り、人間として少しずつ成長していく。最終回では家業を継いで大工になり、桂と結婚して千路と百子という2人の子供の父となっている。オバケたちに対する記憶は無くなっていたが、頭髪は生えている。
花田 大路郎(はなだ だいじろう)
声 - 矢尾一樹一路の父。しがない大工をしており、近所では「大工の大ちゃん」で通っている。いつも酒を飲んでは、ご機嫌になっているチャランポラン親父(一路曰く「話が分かるようでひとつも分からない」)。釣りが趣味らしい。子育てには比較的放任主義で説教する事もほとんどなく、一路が学校をさぼっていても大して咎めもしないが、叱る時には強制力があり、言う事を聞かない場合は体罰を与えることもある。一路と同様に幼少時に頭がツルツルの時があった。最終回では孫の百子を溺愛するおじいちゃんとなっている。
花田 寿枝(はなだ ひさえ)
声 - 田中真弓一路の母。専業主婦。割烹着を身に着けた「日本のお母ちゃん」。中年太りで美人とは程遠く、織田学曰く「100点中3点」。いつも一路のいたずらにいつも手を焼いており、普段から厳しく接している。その反面、子供思いで涙脆い一面もある。最終回では、一路に変わり孫の千路のいたずらに手を焼いている。