下記はいずれも総合テレビでの放送日程。なお、第一部から第三部は第四部の放送に合わせて再放送された。各45分。BSプレミアムでも放送。
放送回放送日放送時間サブタイトル本編回 本作のオープニング映像は季節ごとに変更が行われる。第1回 - 第11回までが「冬」(梅、菜の花)、第12回 - 第27回までが「春」(萩、夏みかん)、第28回 - 第35回までが「夏」(ひまわり)、第36回以降が「秋」(菊)をイメージした映像となっている[40]。 オープニング音楽では混声合唱が使用されているが、その歌詞は吉田松陰の『留魂録』のうちの一首、 愚かなる 吾れをも友と めづ人は わがとも友と めでよ人々 (大意)愚かなこの私めを友として愛してくださいますなら、私の友たち(松下村塾門下生)も私同様に愛してくださいませ。皆さま。 を基に作成されている。 本作をPRするために考案されたキャラクター。2014年9月26日に公式サイト上において他の3体キャラクター(すずりじい、みかんくん、ビッグラッキー)と共にデザインが発表された。この時点では名称は未定とされ、名称の募集が告知されていた。10月23日に視聴者からの応募を元に「もゆるん」と命名された。12月15日にはもゆるんの声を声優の戸松遥が担当することが発表された。 作品の広報活動でPR動画、番組や各種イベントに登場し、その活動は番組公式サイト内の「もゆるん写真館」ページや公式Facebookで公開されていた。 大河ドラマでの公式キャラクターの設定は初で、サンリオがデザインを担当している[53](そのため、公式キャラについての著作権表示はNHKとサンリオの連名になっている)。 公式ツイッターアカウントも存在しているが、2016年2月1日で更新を停止している。
第一部前編04月29日08:15 - 09:00人むすぶ妹第01回 - 第10回
後編09:05 - 09:50松下村塾を守れ!第11回 - 第17回
第二部07月11日17:00 - 17:45妻のたたかい第18回 - 第27回
第三部09月23日08:15 - 09:00女たちの園第27回 - 第36回
第四部前編12月26日16:10 - 16:55いざ、群馬へ第37回 - 最終回
後編16:55 - 17:40二人の再婚
オープニング映像
オープニング音楽の歌詞
ドラマ舞台地の反応
萩市
ドラマの舞台となる山口県の萩市では、本作の放映決定を受けて2014年1月に本作を活用した地域振興の取り組みを行う大河ドラマ推進室[41]を設置、3月には官民一体となって萩市の幕末・維新ゆかりの地などの魅力ある観光資源を情報発信する萩市大河ドラマ「花燃ゆ」プロジェクト推進協議会が設立した。同年6月には、ゆかりの地などの情報を発信する大河ドラマ館「文と萩物語」ウェブサイトを公開[42]。2015年1月11日から2016年1月10日までの1年間、旧藩校明倫館跡に文と萩物語「花燃ゆ」大河ドラマ館が開館し、ドラマで使用された衣装や小道具などの展示、メイキング映像の上映などが行われた[43]。大河ドラマ館の閉館後、跡地には2016年1月30日より2017年2月12日まで「萩・世界遺産ビジターセンター 学び舎(まなびーや)」が開館している。
防府市
ドラマの放映決定を受け、晩年を過ごした市内に楫取素彦・美和子夫妻の墓があることで防府市では2014年4月に「おもてなし観光課花燃ゆ推進室」を発足。さらに萩市や主人公の楫取美和子の夫(再婚相手)・楫取素彦が初代県令(現在の県知事)を務めた群馬県の前橋市と連携し、ドラマ特需を見込んだ観光振興策や集客体制の整備に着手した[44][45]。同年8月には、ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館「文の防府日和。」ウェブサイトを公開[46]。2015年1月11日から2016年1月11日までの1年間、ルルサス防府で文と萩物語「花燃ゆ」大河ドラマ館が開館していた[47]。作中で現在は防府市の一部となっている三田尻(長州藩内では重要な港湾だった)が第23回の七卿落ちの場面など何度か登場したものの、物語は1884年(明治17年)に楫取が群馬県令を辞して前橋を去ったところで完結したため、その後の楫取夫妻の防府での生活は描かれず、萩や前橋のように主要な舞台となることはなかった。最終回終了後、番組内の紀行コーナーで防府市内のゆかりの地が紹介されるにとどまった。大河ドラマ館の入館者数は目標の30万人を大きく下回る[16]、約6万人[48]。
前橋市
主人公の夫楫取素彦が初代県令を務めた群馬県では、2014年6月に群馬県ならびに ⇒前橋市をはじめとする群馬県下の自治体、経済・観光団体、報道機関を構成メンバーとする『ぐんま「花燃ゆ」プロジェクト推進協議会』が設立され、[49]ドラマ制作への協力、大河ドラマ館の設置・運営、誘客宣伝活動、民間との連携による関連商品の企画・開発などの取り組みを始めた。同年7月に公式ホームページを開設[50]同年11月には、ホテル椿山荘東京にて前橋、萩、防府の3市長、楫取家第5代当主、「花燃ゆ」製作統括の参加するパネルディスカッションなどのイベントを開催、2015年1月10日から2016年1月31日まで群馬県庁昭和庁舎2階に「初代県令・素彦と文ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」を開館していた[51]。同館の入場者数は約14万6000人で目標の半数以下にとどまったものの、前橋市への2015年の観光客数は前年比で9.6%増の約669万人となっており、前橋市ではドラマをきっかけとした観光誘客に一定の成果があったとしている[52]。
公式PRキャラクター「もゆるん」
関連商品
書籍
オフィシャルブック
NHK大河ドラマ・ストーリー 花燃ゆ 前編 ISBN 978-4149233680(2014年12月19日発売、NHK出版)
NHK大河ドラマ・ストーリー 花燃ゆ 後編 ISBN 978-4149233697(2015年5月29日発売、NHK出版)
NHK大河ドラマ・ストーリー 花燃ゆ 完結編 ISBN 978-4149233703(2015年9月30日発売、NHK出版)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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