花より男子
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学校は、F4の親から多額の寄付を受けていたため、生徒たちはもちろん教師たちですら彼らに逆らうことが出来なかった。つくしは、それに違和感を持ちながらも平凡な高校生活を送ろうとしていた。

ところがある日、つくしはF4に花瓶の水をかけたことが原因でF4に赤札を貼られ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまう。しかし、正義感の強いつくしは彼らの性根を叩き直さんとばかりに立ち向かって行く。

そんな中、F4のリーダーである道明寺はつくしのことを好きになってしまう。いじめられ騙され続けたつくしの人生が、このF4によって変わり始めた。次第に2人の思いは通じ合っていくが、様々な事情(司の母、楓が中心)が彼らの恋路を阻むようになる。
英徳学園について

英徳学園は幼稚舎から大学までの一貫校で、その大部分が幼稚舎から入学するようになっている。よって、そこから高額の学費を払える家庭のみが入学を許され、多くがお金持ちの子弟を占める。

ちなみに牧野つくしのセリフから、この学園ではつくしのような高校からの外部生入学は「極めて異例」であるとのこと。なお、「異例」とは「貧しい」という意味でもある。
登場人物詳細は「花より男子の登場人物」を参照

ここでは、主要人物のみ紹介する。
牧野 つくし(まきの つくし)
本作品の主人公。一般中流家庭の娘。母親の見栄で、学園に入学した。富裕層の子女たちの中で地味に過ごしていたが、学園を牛耳るF4とのトラブルに巻き込まれ友人を庇った。そのことから赤札を貼られてしまい、学園中からいじめの対象になってしまう。だが、真っ直ぐな正義感と雑草のような根性からいじめに屈することはなかった。初めは、同じF4でありながらいつも助けてくれた類に恋をするが次第にF4のリーダー、司の真っ直ぐさに惹かれていく。
道明寺 司(どうみょうじ つかさ)
F4のリーダーで、英徳学園の「独裁者」。世界に名だたる道明寺財閥の長男で、跡取り息子。わがままで、喧嘩っ早い典型的な「俺様」タイプ。信念を貫こうとする真っ直ぐさも持つ。「金で買えないものなんかない」と思っていたが、初めて自分の思い通りにならなかった存在、つくしと出会い、つくしに恋心を抱くようになり、本来の純粋さと、優しく穏やかな部分が垣間見えるようになる。たまに、言い間違いや支離滅裂な発言が出てきたりする。
花沢 類(はなざわ るい)
F4のメンバー。人付き合いが苦手。性格は、実直かつクールでマイペース。あまり感情を表に出さない。昼寝が好きで、常にぼーっとしているが見るべきところは見ている。また、感性が豊かで鋭い芸術センスを持つ。幼稚舎のころから、静に淡い恋心を抱き続けていたが、家を出て静を追ってフランスに行ったことで、それが憧れだったと気づく。その後、最初は鬱陶しいだけだったつくしへの恋を自覚するが、親友(=司)を裏切ることはできないからと最終的には身を引く。
西門 総二郎(にしかど そうじろう)
F4のメンバー。家は茶道表千家)の家元。次男ではあるが、長男が医者として独立したため後継者となる。女ったらしの遊人で、本気の恋はしない主義。あきらとともにF4のムードメーカーで要領が良く、口は軽い。中学の時に初恋を経験している。相手は幼馴染の日向更で両想いだったが、総二郎がある約束を破ったことで実らなかった。
美作 あきら(みまさか あきら)
F4のメンバー。父は総合商社・美作商事のオーナー社長。あきら本人も(高校生ながら)副社長を務め、いずれは跡を継ぐと目されている。神経質で、潔癖症。F4の中で唯一の常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っている。だが、他の3人と比べると地味な存在。また、F4の中でまとめ役のような存在でもある。総二郎とともにF4のムードメーカー。恋愛対象としているのは、10歳以上年上のマダム限定。本気で恋をするなら、つくしのようなタイプだろうと思っている。
書誌情報
単行本

神尾葉子 『花より男子』 集英社〈マーガレットコミックス〉、全37巻
1992年10月28日発行(10月23日発売
[6])、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-08-848028-7

1993年1月30日発行(1月25日発売[7])、ISBN 4-08-848055-4

1993年6月30日発行(6月25日発売[8])、ISBN 4-08-848103-8

1993年8月30日発行(8月25日発売[9])、ISBN 4-08-848123-2

1993年11月30日発行(11月25日発売[10])、ISBN 4-08-848153-4

1994年3月30日発行(3月25日発売[11])、ISBN 4-08-848193-3

1994年6月29日発行(6月24日発売[12])、ISBN 4-08-848223-9

1994年9月27日発行(9月22日発売[13])、ISBN 4-08-848253-0

1995年1月30日発行(1月25日発売[14])、ISBN 4-08-848295-6

1995年5月30日発行(5月25日発売[15])、ISBN 4-08-848343-X

1995年8月30日発行(8月25日発売[16])、ISBN 4-08-848383-9

1995年11月29日発行(11月24日発売[17])、ISBN 4-08-848423-1

1996年3月30日発行(3月25日発売[18])、ISBN 4-08-848475-4

1996年9月30日発行(9月25日発売[19])、ISBN 4-08-848549-1

1996年11月30日発行(11月25日発売[20])、ISBN 4-08-848572-6

1997年3月2日発行(2月25日発売[21])、ISBN 4-08-848611-0

1997年7月30日発行(7月25日発売[22])、ISBN 4-08-848677-3

1997年10月29日発行(10月24日発売[23])、ISBN 4-08-848716-8

1998年3月2日発行(2月25日発売[24])、ISBN 4-08-848766-4

1998年5月30日発行(5月25日発売[25])、ISBN 4-08-848805-9

1998年10月28日発行(10月23日発売[26])、ISBN 4-08-848870-9

1999年3月2日発行(2月25日発売[27])、ISBN 4-08-847023-0

1999年6月30日発行(6月25日発売[28])、ISBN 4-08-847074-5

1999年10月30日発行(10月25日発売[29])、ISBN 4-08-847126-1

2000年3月1日発行(2月25日発売[30])、ISBN 4-08-847178-4

2000年6月28日発行(6月23日発売[31])、ISBN 4-08-847232-2


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