『別冊少女コミック』(小学館)1994年10月号に掲載された「その話おことわりします」でデビューした[2][3]。
2005年、「砂時計」で第50回(平成16年度)小学館漫画賞少女向け部門を受賞[5]、単行本発行部数が累計700万部を超えた。2007年には、同作品がTBS系「愛の劇場」枠でテレビドラマ化され、2008年4月26日には、キャストを一新させて東宝系で映画が公開された。
2012年10月、日本テレビにて中山優馬主演で「Piece」がテレビドラマ化された。
2013年、「Piece」で2度目となる小学館漫画賞を受賞する[2]。同作の連載終了後、『Cocohana』(集英社)2013年11月号より「Bread & Butter」の連載を開始[6]。
2023年10月、日本テレビにて木南晴夏主演で『セクシー田中さん』がテレビドラマ化[7]。この際、9話・10話の脚本を自ら担当した[注 1]。2024年1月26日には、自身のブログとXで[注 2]ドラマ『セクシー田中さん』について原作から大きく改変されるなど制作陣と意見対立があり9話・10話の脚本を自ら担当した経緯を、小学館と文章内容を確認した上で明かしていたが[8]、28日にその投稿を削除して謝罪のコメントを残していた[8][9][10]。
一連の投稿を削除した同日から行方不明となり、29日に栃木県日光市内で死亡しているのが発見された。50歳没。遺書のようなものも発見されており、現場の状況などから、自殺とみられている[1][4][9]。小学館は、2月6日に社員向けの説明会を開催し、その中で「芦原の急死に関する経緯などを社外発信する予定はない」としている[11]。「セクシー田中さん#脚本を巡って」も参照
作品リスト[ソースを編集]
特記する作品以外全て小学館から刊行されている。
Girls Lesson(全3巻)
Homemade Home
家に帰ろう
星降る部屋で
夏にごようじん
犬になった私。
天使のキス(別冊少女コミック、全4巻)
プリンセス・ライン
Derby Queen(1999年 - 2000年、別冊少女コミック、全3巻)
Miss(別冊少女コミック、全2巻)
天然ビターチョコレート(全3巻)
ユビキリ(2002年、Betsucomi)
SOS
砂時計(2003年 - 2006年、Betsucomi、全10巻)
蝶々雲(2002年、Betsucomi)
月と湖(2007年、Betsucomi)
Piece(全10巻)
Bread & Butter(集英社、2013年 - 2020年、マーガレットコミックス、全10巻)
セクシー田中さん(2017年 - 2023年[注 3]、『姉系プチコミック』連載[13]、既刊7巻)
その他の出版物[ソースを編集]
砂時計イラスト集
脚注[ソースを編集][脚注の使い方]
注釈[ソースを編集]^ 8話までは相沢友子が脚本担当としてクレジットされていた。
^ ブログは以前から存在したものだが、Xアカウントは一連のコメントを行うために新たに開設したばかりのもの。
^ 作者の死去にともない未完で終了[12]。