自然治癒力
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^ 米山公啓の『自然治癒力のミステリー』が書かれたのは1998年のことであり、この当時、この書物に書かれていたとおりのことが、実際に日本の医療現場では横行していた。日本では、抗生物質の過剰処方を自身が行ってしまっていることに気付いていない医師が多かった。その後、幾名もの善意の勇気ある医師によって抗生物質の過剰処方に関する厳しい指摘が続いた。そうした指摘が続いたおかげで、ようやく、日本の医師会もそうした不適切な行為が横行している状態について反省せざるを得なくなり、放置できなくなった。(ようやく、遅まきながらのことであるが)その後、かぜ症候群と鑑別されて抗生物質が安易に投与されることは減少しており、投与される薬は高熱の場合の対症療法としての解熱鎮痛剤が大半である、と日本呼吸器学会はサイトで主張し。[6](自分が属する集団について反省を行い、厳しい指摘をした米山公啓らとは異なり、呼吸器学会は、過去の自分たちの過ちについてはっきり記述せず、都合の良い記述だけを書く、という医療界にありがちなパターンの記述でお茶を濁した。)
^ 『自然治癒力のミステリー』p.11
^ 最近」と言っても、出典が書かれた時期から見れば一応は「最近」という意味であり、具体的には1980年代なかばのこと。
^ 高橋伯夫, 松沢誠, 池垣岩夫, 西村眞人, 増井一郎, 山田親久, 乾修然, 吉村学「血圧調節因子としての内因性ジギタリス様物質に関する臨床的検討」『日本腎臓学会誌』第32巻第1号、日本腎臓学会、1990年、53-64頁、CRID 1390282679834363776、doi:10.14842/jpnjnephrol1959.32.53、ISSN 0385-2385、PMID 2348574。 
^ 榊原和征, 内田亜希「P-8 内因性ジギタリス様物質(Inagami-Tamura's EDLF)の候補物質の合成と生物活性(ポスター発表の部)」『天然有機化合物討論会講演要旨集』第36巻、天然有機化合物討論会実行委員会、1994年、439-444頁、CRID 1390001206077424384、doi:10.24496/tennenyuki.36.0_439、ISSN 2433-1856。 
^ 内因性ジギタリス様物質
^ 『自然治癒力のミステリー』p.186-188
^ 『自然治癒力の不思議』, p. 31.
^ 『自然治癒力の不思議』, p. 31-32.
^ 『自然治癒力の不思議』, p. 32.
^ 『自然治癒力の不思議』, p. 202.
^ a b c d e f g h 『自然治癒力の不思議』, p. 95.
^ 昔から壊血病の人は、負傷した際に未治癒になってしまう人が多いこと、また壊血病はビタミンC欠乏が原因であることが知られていた。これらの因果関係については1926年にウォルバックによって証明された(『自然治癒力の不思議』, p. 98)

参考文献

米山公啓『自然治癒力のミステリー』法研、1998、 ISBN 4-87954-188-5

米山公啓『自然治癒力のミステリー』法研、1997年。ISBN 4879541885全国書誌番号:98031506。 

中川美典『自然治癒力の不思議 : あなたは120歳まで生きられるだろうか?』メディア総合研究所、2002年。ISBN 4944124171全国書誌番号:20383547。 

関連文献

マックス・ノイブルガー『自然治癒力学説史』 1926年

スティーブン・ロック『内なる治癒力  こころと免疫をめぐる新しい医学』創元社、1990、
ISBN 4-422-11137-X(著者のスティーブン・ロックは医学博士。
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